ねとらぼ
2025/05/20 11:00(公開)

「40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!」 スタイリストが勧める“3選”で春・夏のコーディネートが捗る

スタイリングした人や視聴者の周囲から評判が良かった服のポイントを3つに厳選。

 ファッションに関する動画はたくさんあるけれど、40代・50代の男性にとって参考になる動画がない――そんな人に向けた、スタイリストが今年の春・夏の服選びの3つのポイントを紹介するYouTube動画が「分かりやすい」と評判です。

動画では登場した服のブランド名なども公開
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「40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選」をレクチャー

 大人世代専門の個人向けスタイリスト、もりすんさんは、YouTubeチャンネル「もりすん | 時短メンズ服」で、「好印象ファッションで彩り豊かな心を」をテーマにメンズの服選びや着こなしなどについて発信。

 個人向けスタイリングでは40代・50代のお客さんが多いそうで、今回はスタイリングした人や視聴者が周囲からの評判が良かったという服のポイントを3つに厳選し、40代・50代が「何も考えずにすぐに着れる」ボトムズ、トップス、羽織りの選び方、着こなし方などを紹介しています。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

3つだけでいいの!?

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その1 脚の形にあったボトムスで大人の雰囲気

 ボトムスの選び方について、もりすんさんが挙げるポイントは「あなたの脚と相性が良いボトムスを選ぶ」です。ここでの“相性が良い”というのは、“脚の形に合う”こと。少し前に流行ったスキニーパンツなど脚のラインが見える細身のパンツは時代に合わない、逆にゆるくダボダボのシルエットのものも幼く見えるという理由でオススメしないそうです。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

スキニーは厳密に言うとトレンド予測されているが、大人世代の街着としてはまだなじみづらいのが現状とのこと。上級者向けだと思っておいた方が良さそうですね

 もりすんさんは、脚の太さよりも少しゆるくて、膝やふくらはぎの筋肉が見えないくらいの余裕があるものを“脚の形に合う”としています。脚の形にあうボトムスをはくと上から下にかけて縦のキレイなシルエットが見せられ、スタイリッシュな大人の雰囲気が出せるとのこと。視聴者からは「ガニ股・O脚・X脚は何を穿けばいいの?」との質問が多く届くそうですが、脚の形のコンプレックスもゆとりのあるシルエットでカバーできるといいます。

 とにかく、まずは難しいことを考えずに、黒パンツが好きな人は黒パンツで、デニムが好きな人はデニムで、好みのボトムスでゆとりのあるシルエットのものを選ぶことから始めるようアドバイスしています。

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次に丈、余裕があればディテール

 その上で、気を付けなければならないこととして挙げているのが“丈”。お気に入りの靴の履き口に裾がちょっとかかるくらいの「ハーフクッション」に調整する必要があるといいます。ちょうど良い丈だと足首にムダなたわみを作らず、きれいなシルエットができます。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

ローカットのローファーの場合は長めの丈ですが、ボリュームスニーカーならもう少し短めの丈に調整する必要があります

 自分の脚の形にあったシルエット、ちょうど良い丈のボトムスを選べるようになった人には、例えばピンタックがあればゆとりのあるシルエットでもスタイリッシュに見え、スラックスの場合は素材には年相応の雰囲気に見せられるウールを選ぶといった、素材やディテールにもこだわってみることを勧めています。

その2 白トップスと黒トップスはマスト。ハリ感と袖丈にも注目

 もりすんさんは白トップスか黒トップスを必ず持っていてほしいアイテムとして挙げました。これからの春・夏の季節には白のシャツが、落ち着いた雰囲気を出したいなら黒トップスがオススメとのこと。

 そして、特に白のトップスの場合はハリ感のある生地を選ぶのがポイント。白のTシャツといえばコットン、春夏では吸湿速乾の化学繊維などさまざまな素材がありますが、どんな素材でも「ハリのある生地」を選ぶことを意識するといいそうです。40代・50代になると目立ってくるお腹周りのでっぱりやたるみも、体のラインに沿い過ぎない生地ならカバーすることができるからです。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

特にハリとツヤのあるしっかりとした生地である「ポンチ生地」がオススメ

 同様の理由で袖丈は短過ぎない方が良く、二の腕のシワやたるみによる出る「老け感」をカバーできるよう、肘よりちょっと上くらいの丈感が理想とのことです。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

トップスで上手に「老け感」カバー

その3 2つのポイントさえ押さえれば、羽織モノは自由

 「トップスとボトムスを揃えたので、あとはあなたの好みに合わせた、あるいはTPOに合わせた羽織モノを一着羽織ってください」と、もりすんさん。

 カジュアルな雰囲気にしたいときはデニムジャケットやデニムカバーオールなどとも合わせられます。ゆったりとしたシルエットで、個性が強いアウター(羽織)でもボトムスとトップスのポイントを押さえていればスッキリまとまるとのこと。好みやシーンによって、シンプルでシルエットが落ち着いたシャツジャケットや、大人っぽさを演出できるノーカラーのジャケットという組み合わせも。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

「ラフ感」と「大人っぽさ」のイイトコ取りができるというノーカラー。袖まくりで時計などの小物を見せる着崩しもおしゃれ

 さらに、春・夏のジャケットは冬物とちがい裏地がないものが多いので、気温やそのときの気分で袖まくりをして「ラフさ」を演出することもできるそうです。「自分の脚と相性の良いボトムスと、白か黒のトップスがあれば、どんなアウターでもキマる! シーンに合わせてアウターで調整するのが最も簡単ではあります」と、もりすんさん。基本を押さえると、難しく考えなくても自分らしいおしゃれが楽しめそうです。

40代・50代の服はコレ持っときゃ間違いない!3選

ライトアウターだけでなくシャツも使える羽織アイテム。特にこれからの季節は爽やかなブルーは素敵な大人のコーディネートを演出することも

 もりすんさんは、これからの季節のコーディネートについて「肌の露出が増える春夏は着こなしによってはだらしなく見えたり、幼く見えたりするので『上品さ』がより重要」としているので、特に良い印象を得たい外出の際には参考にすると良さそうです。

わかりやすさとシンプルさで気軽におしゃれ

 投稿には「40と50代に絞ってもらえて分かりやすいです! いつもの提案と違って抑えめのシルエットだったり参考になりました」「1(ボトムス)2(トップス)を押さえれば、どんなアウターもキマる めっちゃ実感してます♪ このもりすんメソッドで、ホントにラクになりました 土台ができて、アウターを楽しむってめっちゃラクだし、鏡を見るのが楽しい(笑)」「着回し力が高いアイテムばかりなのでミニマリスト向けでもありますね。白と黒をうまく着こなす人はお洒落だと思います!」などの声が寄せられていました。

 もりすんさんは30代、40代、50代のメンズ服についての情報をYouTubeで発信するのに加えて、ブランド「JiTan(ジタン)」を立ち上げウール服や革小物などのネット通販を行っています。

動画提供:もりすんさんのYouTubeチャンネル「もりすん | 時短メンズ服

(谷町邦子 FacebookX(旧Twitter)

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