幼少期に描き始めたマンガ→14年後……　大人になって完成させた作品に「感動」「画力の伸びがえぐすぎる」と3000万表示

　子どものころから14年かけて描き続け、ついに完結させた漫画作品がX（Twitter）で話題に。 全215冊という大作に注目が集まり、記事執筆時点で3031万件表示を突破、20万件を超える“いいね”を獲得しています。

215冊で完結した「ブータくん」

　投稿したのは、Xユーザーの不神イェーガー（@fuo_fficial）さん。「クソガキの頃から描き始めた『ブータくん』を14年かけて全215冊（右は最終冊の1個前）で完結させた俺を褒めてくれ…だれか」と添えて、ある作品を公開しました。

　そこにあったのは、2冊の本。向かって左側の表紙には「ブータくん第1かん」の文字と、「にひひ!!」と笑うピンク色のキャラクターが描かれています。鉛筆と色鉛筆を使って仕上げており、なんだかほっこりしますね！

　続いては右側。同じく「ブータくん」の文字がありますが、フの濁点部分はブタの鼻に、文字自体は縁取りされていてオシャレになっていました。それだけではありません。数字部分は「214」に、描いてあるイラストも尋常じゃないほどレベルアップしています。

　中心にはポニーテールの学生がおり、その隣には緑色の髪をしたキャラクターの姿も。陰影の加減が絶妙でリアルな仕上がりです。また青や紫がグラデーションのようになっている背景も幻想的。なおこちらは「ブータくん」の214冊目の表紙。全215冊とのことなので、こちらは最終冊の1個前となります。

キャラクターの集合イラスト

　不神イェーガーさんは他にも、戦闘シーンやキャラクターの集合イラストなども公開。顔立ちや体格、さらにポーズまで丁寧に描き分けており、みんなとても個性的です。筋肉や衣装の立体感もすごい……！

　さらに宿敵・セブンスターとの対戦の話には思い入れがあるようで、その大部分を公開。すでに、各キャラクターを担当する声優さんも脳内で勝手に決めていると明かしていました。ぜひ実現してほしいですね。

圧巻の215冊に反響

　この圧巻の大作には「継続することも完結させることもすごいです」「努力の天才」「完結おめでとうございます」と称賛の声とともに、「左から右への変遷に感動した」「1巻からの絵柄がよく変わるのを見ますがここまで変わってるのは初めて見ました」「劇的ビフォーアフターすごすぎる」「画力の伸びがえぐすぎる､､」と画力の変化にも反響が。

　また「読みたすぎるので、全巻載せてください！」「めっちゃ面白そう」「久しぶりに漫画を真面目に読みたいと思った」「凄すぎやろ、内容気になるわ」「全巻見たすぎるぜ……！」など、読んでみたい人が続出しています。

　なお、不神イェーガーさんはねとらぼ編集部の取材に「最終回をジャンプルーキーに載せたので、もしよかったら読んでみてください！」と話してくれました。「ブータくん」が気になったという人は、ぜひ不神イェーガーさんの投稿ページをチェックしてみてください！

画像提供：不神イェーガー（@fuo_fficial）さん