ねとらぼ
初心者が描いたパンダのイメージ
2025/05/31 08:00(公開)

初心者「パンダは黒で目描いとけば完成でしょ!」→絵の先生がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ

 “絵の先生”が本気でパンダを描いたら……? 初心者が「白と黒で描けばそれっぽくなる」と思いがちな先入観を覆す、プロによる絵画制作動画がTikTokで話題です。動画は記事執筆現在までに21万回以上再生されています。

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「キットパス」公式アカウントが紹介

 この動画を投稿したのは、水拭きで簡単に消せる画材「キットパス」の公式TikTok(@kitpasjapan)。販売元である日本理化学工業株式会社が運営しています。

 過去には初心者の絵と対比させ、“絵の先生”が同社で販売中の「キットパス ミディアム 24色」を使用して本気で炎を描いていく動画が話題になりました(関連記事)。

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初心者は「パンダは黒で目描いとけば完成でしょ!」→絵の先生は……?

 動画ではまず、“はじめてさん”である初心者が「パンダは黒で目描いとけば完成でしょ!」と描いたラフなパンダのイラストが登場。これはこれでかわいく味もありますが、リアリティーを追求していく場合は色のチョイスから違ってくるようです。

“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
初心者が描いたパンダ

 “絵の先生”はまず、薄紫で下書きを描いていきました。

“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
下書きは薄紫で

 白い毛の影の部分は黄土色で描き、紺を使って耳や足、腕などのパーツをざっくりと塗っていきます。

“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
黄土色で影を描く
“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
黒の部分は紺でざっくり
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ようやく黒が登場!

 次に、鼻と口の位置を決めてからパンダに笹をくわえさせます。全体の影には焦げ茶を使い、さらに白を重ねることで柔らかくリアルな毛並みを表現しました。

“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
鼻と口を決めてから笹へ

 そして、いよいよ黒が登場。影の濃い部分や耳、目、鼻などを黒で引き締めます。口の部分にピンクを塗ったら完成です。黒を使ったのはわずかであるのに、ちゃんとパンダが出来上がりました!

 動画の最後には、「パンダの体は白と黒ではなく 薄紫で描くとリアルな質感になる!」という先生の格言で締められています。

“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
黒は濃い部分にだけ
“絵の先生”がちゃんとパンダを描いたら……?
完成!!

超リアルなパンダに反響

 完成したパンダを構成しているのはほぼ別の色。光の加減で変わる見え方を考慮した配色のチョイスに驚く人も多かったようで、「黒と白じゃないんだ」「すごい…参考にします」という声や「毎回見ちゃう」という声が寄せられていました。

 なお、同社はTikTokの他にも、Instagramで商品やイベント情報などを発信中です。

動画提供:キットパス(@kitpasjapan

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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