ねとらぼ
コンパクトアンブレラ
2025/06/08 11:00(公開)

【ユニクロ】SNSで「争奪戦になる」と話題、新作日傘とUVカットフェイスカバーの実力は? 実際に試してみた

 ユニクロが6月9日から夏の日差し対策アイテムを販売します。同社の公式アカウントが X(旧Twitter)で発表以降、SNS上では「興奮している!!」「これは争奪戦になる予感」「期待大」と早くも話題に! 気になる新商品の実力とは……「ユニクロ有明人工気象室」でひと足早く試してきました!

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ユニクロの日差し対策アイテムが新登場

 今回紹介する商品は、「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」(3990円)と「UVカットフェイスカバー」(1500円)です。

UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱
UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱 カラーはナチュラルとブラックの2種

 「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」は、東レとの共同開発で誕生したアイテム。UVカット99%(UPF50+)、遮光99.9%、遮熱45%、耐水圧10,000mmといった機能を備えた晴雨兼用の傘です。

コンパクトアンブレラ/遮熱 畳んだところ
コンパクトで携帯性バッチリ

 折りたたみ時は約27センチ、重量はなんとりんご1個分の約300グラム! 普段子どもと出かけるときに使用するショルダーバッグにも、余裕で入るサイズでした。使用頻度が高いアイテムこそ、携帯・収納しやすいものだと便利ですよね。収納袋には取っ手がついているので、荷物の中からさっと取り出しやすいです。

コンパクトアンブレラ/遮熱 さしているところ
軽いながらもすっぽりと覆われている安心感

 実際に持ってみると、とにかく軽い! 持ち物が軽いだけで、外出時の負担がぐっと減ります。コンパクトながらも直径は99センチあり、体がすっぽりと覆われている感覚に。雨水や日差しから全身を守ってくれるような安心感があります。

 黒くなっている傘の内側は、遮熱効果や照り返しを防止する機能が備わっているのだとか。撮影時は気温が25度ありましたが、傘の下では日差しの暑さやまぶしさを感じず快適でした。

ナチュラル
ブラック どちらも内側は黒

 「UVカットフェイスカバー」は、UPF50+で、接触冷感機能を持ち、通気性のある「エアリズム」の素材を使用しています。さらさらとした触り心地で伸縮性があり、ひんやりとした肌触りが気持ち良いです!

UVカットフェイスカバー
UVカットフェイスカバー カラーはライトグレー、ブラック、ブルーの3種

 口元は呼吸がしやすいよう穴が開いています。実際に着用してみたところ、息苦しさは感じませんでした。ランニングなど、外でアクティブに運動する人も快適に着用できると思います。ちなみに、飲み物を飲むときも全く問題なし!

UVカットフェイスカバー 口元は呼吸がしやすい
口元は呼吸がしやすい

 紐を耳にひっかけることで、目の下ギリギリラインから首全体までしっかりカバー。さらに後ろについたマジックテープでサイズの調整が可能なため、顔全体をしっかり覆えます。塗る日焼け止めにプラスして、装着するだけで簡単に紫外線対策ができるのがうれしいポイントです。

UVカットフェイスカバー マジックテープでサイズの調整が可能
マジックテープでサイズの調整が可能
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遮熱やUVカットの実力は? 「人工気象室」へ潜入!

 さて、それぞれの機能や使用感が分かったところで、UVカットや遮熱効果は期待できるのだろうか……!? というのが気になるところ。

 今回訪れた「有明人工気象室」では、さまざまな気候条件を再現できるとのことで、早速それぞれのアイテムを検証していきます!

有明人工気象室
有明人工気象室
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「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」

 まずは、UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」の検証からスタート! 頭上のライトが照射されると、室内はじわじわと温度が上昇。あっという間に気温30度、湿度60%の空間に変化し、むわっとした空気が体にまとわりつきます。あ……あついっ……!

気温30度、湿度60%
気温30度、湿度60% あつい!

 照りつける日差しによって頭に熱がこもり、額にじんわりと汗をかいてきたところで、「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」の登場です。

日傘を差したところ
傘をさすと……全然違う!

 傘を広げてスッと頭上を覆うと、「え……!? なんだこれ……全然違うんですけど!?」と、思わず声が漏れました。まるで屋根の下に入ったかのように日差しの熱が遮られ、2~3度体温が下がったように感じたのです。

 そのままじっとしていると、熱がこもっていた頭がクールダウンしていくような感覚になりました。これは、すごい……!

 ユニクロが傘の使用による温度変化を撮影した画像を見ると、傘全体が真っ赤になり、熱が集中していることが分かります。

傘を差す前
傘をさす前は頭が赤くなっているけれど……
傘に熱が集中
傘に熱が集中して頭が黄色に

 一方、傘の使用前に高温状態になっていた頭部は、傘の使用後に黄色へと変化! 傘の下は赤色の高温箇所がなく、遮熱効果がばっちり機能していることが見て取れます。

傘が熱を遮っているのが分かる
傘が熱を遮っているのが分かる

 ちなみに傘の遮熱効果を比較するため、遮熱なしの日傘を持参してみました。試したところ、遮ることができたのは日差しのまぶしさのみ。気温30度となる太陽の下では、遮熱なしの日傘をさしても、涼しさは全く感じられませんでした。

 これからの季節、遮熱可能な傘があれば気温が高い日も快適に過ごせそうです。

「UVカットフェイスカバー」

 お次は、「UVカットフェイスカバー」。紫外線に反応すると、紫色に変色する薬剤を塗布したマネキンにフェイスカバーを装着し、紫外線カット効果を検証します。

マネキンで効果を検証
マネキンで効果を検証

 まずは、目の下付近にあたるフェイスカバーの上部に、紫外線を照射! すると……?

紫外線を照射
紫外線を照射

 露出している箇所は、紫外線に当たった反応で紫色に変化しました。一方、覆われた部分は色の変化が見られず、フェイスカバーの箇所によってくっきり色の分かれ目ができました。とても薄くて軽い素材なのに、なんと頼もしいのでしょう!

露出箇所は色が変化
露出箇所は色が変化
ファイルカバーで覆われていた箇所と色がくっきり違う
ファイルカバーで覆われていた箇所と色がくっきり違う

 うっかり日焼け止めを塗り忘れて、首の後ろが真っ黒になっちゃった~(泣)となりがちな首元も、フェイスカバーがあれば心配ご無用。カバーで覆ったところとそうでない箇所では、明確に差が出ていることが分かります。紫外線カットの効果はバツグンです。

ユニクロのUVカットアイテムで、きたる暑い季節に備えよう!

 今回、検証を行った新商品の2品は、今後さらに注目を集めること間違いなし。手軽に暑さや紫外線対策ができるアイテムがあれば、夏のレジャーやお出かけも快適に過ごせそうです。

ユニクロのUVカットアイテム

 「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」は3990円、「UVカットフェイスカバー」は1500円と、手に取りやすい価格も魅力。さらに、老若男女問わないシンプルなデザインとカラー展開なので、これまで手に取ったことがない人も試してみやすいと思います。本格的な夏本番の前に備えておきたい2品、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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