海岸を散歩中に見つけた“謎の小瓶”を洗ってみると……。驚きの正体を捉えた動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で364万回再生を突破、3万1000件を超える“いいね”を獲得しています。
海岸を散歩中に発見した“謎の小瓶”
投稿者は、ボトルディギング(古いビンの掘り出し)やビーチコーミング(海岸などに打ち上げられた漂着物を収集したり、観察したりすること)などで獲得した骨董品を紹介している、めぇち(@mechi.treasure)さん。以前にも、昭和のお宝を次々と集めていく様子が話題になりました(関連記事)。
今回は「ビーチコーミングしていたら100年前のお宝見つけた」というコメントとともに、海岸で見つけたあるものを紹介しました。それは、岩場で小石にまぎれるように落ちていた小さな透明の小瓶です。コケだらけの小瓶は割れることもなく、そのままの形状で残っています。
早速海水で洗ってみると、小瓶には何かの文字が刻印されているようです。一体何の瓶なのでしょうか?
めぇちさんはその後、小瓶を持ち帰ってさらに丁寧に洗浄しました。
小瓶の正体
すっかりきれいになった小瓶の正体は、「君が代」という名称の昔の商品でした。よく見ると、ガラスの表面に君が代の文字が刻印されているのが分かります。
君が代とは、1910年(明治43年)ごろに発売された白髪染めのこと。製造発売元の山吉商店は1905年(明治38年)創業です。100年以上前に売られていた商品が海岸に流れ着くとは、なんともロマンを感じますね!
なお、めぇちさんはこれまでに見つけた「君が代」の小瓶をたくさんコレクションしています。また、昔のガラス瓶は気泡やゆがみがあり、全く同じ形のものがないといわれているそうです。そのようないびつさを楽しめるのもレトロガラスの魅力ですね。
「時空を超えた出会いですね」と反響
動画には「おお〜ほんとよくぞ割れずに残ってくれた」「時空を超えた出会いですね」「鳥肌たちました」「明治レトロですやん」「ロマンってこうゆう事なんだね」「ドラマチックで感動です!」「100年間海の中で彷徨ってたのか…感慨深い」「お宝の域をはるかに超えてますね」などの声が寄せられています。
なお、ビーチコーミングを楽しむ際は一部禁止区域や生体の持ち帰りに制限があることに留意し、ルールを守りながら行うようにしましょう。
めぇちさんはこの他にもさまざまな場所でトレジャーハンティングをしている様子をInstagramアカウント(@mechi.treasure)やYouTubeチャンネル「めぇちの宝探し」、X(Twitter/@mechi_otakara)アカウントで発信中です。
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