「バテ気味でも作りたい！」80代おばあちゃんの副菜レシピ　詰まった“知恵”に「早速作ってみます」「見習いたい」

　80代の元気なおばあちゃんによる“超簡単副菜レシピ”がYouTubeで紹介されました。夏バテにも効果的な食材で手際よく副菜を作り上げていく様子が反響を呼び、動画は記事執筆時点で6万9000回以上再生されています。

「あと1品欲しい」をかなえる超簡単副菜レシピ

　動画を投稿したのは、1人暮らしのおばあちゃんの料理や日々の暮らしを発信するYouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」。撮影・編集はお孫さんが担当しており、以前には“目からウロコの洗濯術”やキレイを保つ“ヘアケア＆スキンケア方法”を紹介してくれました。

　今回は、そんな元気なおばあちゃんが「健康の秘訣（ひけつ）」ともいえる副菜レシピを3品披露していきます。使う食材（3品分）は、キャベツ、カイワレ、ニンジン、ダイコン、キュウリ、薄揚げ、ちりめんじゃこ、卵、ミックスベジタブル、ちくわ、調味料（塩こしょう、砂糖、みりん、白だし）です。

おばあちゃんの知恵が詰まった下準備

　まずは使う分の野菜を水洗いしていきます。キャベツなどの葉類は水につけながら手で洗い、ダイコンやニンジンなどの根菜、皮ごと食べるキュウリはタワシを使って泥汚れなどをしっかりと洗い落としました。

　水洗い後は根菜の皮をむいてから野菜をカットしていきます。クルクル回ってしまって安定しないニンジンは、転がらないように一度斜めにカットした部分を下に向けて動かないように固定。薄切りにしてからまとめて千切りにします。キャベツはざく切りにし、芯部分は食べやすいように細かく切りました。食材によって洗い方や切り方を分ける知識も参考になりますね。

　ちくわは斜め切り、薄揚げは半分に切って一口大にカット。使用しないもう半分も同じようにカットし、翌日以降のみそ汁用として冷凍保存しました。

おばあちゃんのお気に入り副菜

　フライパンに米油をひき、キャベツの芯、葉の順に入れて弱火の蒸し焼きにします。少しカサが減ったところでちくわも投入し、塩こしょうで味を整えながら炒めていきます。おばあちゃんによると、ちくわを少し厚めの斜め切りにすることでちくわの存在感が楽しめるとのこと。

　仕上げに、少量の白だしを加えたとき卵（4個）でキャベツとちくわをとじたら「キャベツとちくわの卵とじ」の完成です。胃腸を整えて消化を助ける効果のあるキャベツをたくさん摂取できるこの副菜は、おばあちゃんのお気に入りなのだそうです。

お弁当にもぴったりの一品

　2品目は、日焼けによる肌ダメージや老化を抑える栄養素が含まれているニンジンをメインに使った「ニンジンと薄揚げの炒め物」です。まずは弱火でニンジンに火を通していき、柔らかくなったところでミックスベジタブルと薄揚げをフライパンに投入。調味料（砂糖、しょうゆ、みりん）で甘辛のきんぴら風に仕上げました。

ミネラルが豊富な「じゃこの大根サラダ」

　手際よく副菜を作り上げていくおばあちゃんが最後に紹介してくれたのは、カリカリのちりめんじゃこがアクセントとなりミネラルが豊富な「じゃこの大根サラダ」。まずは、ちりめんじゃこ（大さじ3）を炒めていくようです。ちりめんじゃこは強火で炒めるとすぐ焦げてしまうので、弱火でじっくり炒めることがポイントだといいます。

　サラダに使うダイコンとキュウリはスライサーを使って薄くスライスしました。キュウリとダイコンが均等になるように彩りも考えながら混ぜ合わせていき、食べやすいサイズにカットしたカイワレとカリカリに仕上げたじゃこをのせて完成です。

　ドレッシングは青じそ、和風、ごまなど好みのものを選ぶといいとのこと。また、ダイコンは一度水にさらしたり冷蔵庫で冷やしたりしておくと、よりシャキシャキ食感が楽しめるそうです。

　食卓に並んだ3品の副菜はどれも彩り豊かでおいしそうです。栄養素をたくさん含む食材を使っているので、夏バテ対策にも良さそうですね。

「どれもおいしそう」「暑い中の料理にぴったり」と反響

　簡単に作れるおばあちゃんの副菜料理に、コメント欄では「どれもおいしそう」「暑い中の料理にぴったりのメニューですね」「すごく参考になります」「簡単でサッと作れる野菜料理良いですね」「考えも浮かびませんでした」「早速作ってみますね！」「丁寧に料理されている所作が美しいです。見習いたいと思います」といった声が寄せられています。

　毎日元気に楽しく暮らすおばあちゃんの日常は、YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」やX（@80enjoy_days）で発信中です。

「80代元気ばあちゃんの日常」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「80代元気ばあちゃんの日常」