ねとらぼ
2025/08/06 12:00(公開)

“見せる収納”で58平米とは思えない快適さ! 空きスペースを活用したアイデア収納に「ステキです!」「参考になりました」と反響

 58平米とは思えない開放感と暮らしやすさを両立したお部屋のルームツアー動画が、YouTubeで注目を集めています。見せる収納のコツがたっぷり詰まっていて、お部屋づくりの参考になりそう!

 投稿したのは、整理収納コンサルタント・本多さおりさんが運営するYouTubeチャンネル「暮らしがラクになる【本多さおり 公式チャンネル】」。片付けや家事を快適にする工夫や、暮らしが楽しくなるような情報を日々発信しています。

 今回紹介されているのは、編集者・栗谷川瑛さんが家族と暮らす58平米の都内マンション。コンパクトな間取りながらも、収納や動線に工夫を凝らすことで、夫婦と娘さん、そして2匹の猫との暮らしをのびのびと楽しめる空間を実現しているそうです。

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開放的な雰囲気やオープン棚が特徴のリビング・ダイニング

 ルームツアーは、生活の中心となるリビング・ダイニングからスタート。引っ越し前にリノベーションを行い、もともと部屋の中央にあった壁を撤去したとのことで、光がたっぷり差し込む開放的な空間が広がっています。

光がたっぷり差し込む開放的なリビング・ダイニング
光がたっぷり差し込む開放的なリビング・ダイニング

 中でも目を引くのが、ダイニングの壁上部に設置されたオープン棚。ぎっしりと並べられた本の間には、花瓶やオブジェなどのインテリア雑貨がセンス良く配置されていて、空間全体がまるでカフェのような洗練された雰囲気に。ティッシュや使用頻度の高いアイテムは、サッと手に取れる高さの棚にまとめられており、見た目の美しさと動線を両立した工夫が光っています。

ダイニングの壁上部に設置されたオープン棚
ダイニングの壁上部に設置されたオープン棚
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リビングはソファーの収納スペースも上手に活用

 リビングには大きなソファーを設置。以前のソファーは家族全員でぎゅうぎゅうに座る感じになってしまっていたので、「みんなで寝転がれるソファーが欲しい」と買い替えたそうです。動画内で実際に使っている様子は、横になったら起き上がれなくなりそうなくらい気持ち良さそう! 天井にはプロジェクター機能付きの照明もあり、ここで家族みんなで楽しんでいるそうです。

リビングのソファーは人をダメにしそうなくらい快適そう

 また、ソファーの内側は広い収納スペースになっており、クッションやブランケット、季節家電などをまとめて収納。コンパクトながらもゆったりとして使いやすく、収納スペースも付いているソファーは本当に便利と栗谷川さんは語ります。

クッションやブランケット、季節家電などはソファー内に収納
クッションやブランケット、季節家電などはソファー内に収納
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扉をなくしたオープン収納でスッキリした水回り

 続いて紹介されたキッチンで印象的だったのは、「扉をあえて付けない」という工夫。食器棚の収納はすべてオープン仕様にすることで、扉の開閉スペースを気にせず、必要なものをワンアクションでサッと取り出せるようになっています。また棚の下には大きめのゴミ箱が置かれており、空いたスペースを余すところなく有効活用しています。

オープン仕様の食器棚
「狭いから扉を開けるスペースがない」ため、オープン収納にした食器棚

 洗面スペースも洗面台下の収納はすべてオープン仕様。収納アイテムには色味や素材をそろえたカゴやボックスを活用することで、見た目の統一感をアップしています。また、棚の下段に置いた収納ケースには100円ショップで購入したキャスターを取り付けて移動しやすくしたり、フタを外して出し入れのストレスを減らしたりと、日々の使いやすさにもきめ細やかな配慮が感じられました。

洗面台下もオープン仕様に
洗面台下もオープン仕様に

クローゼット代わりに可動棚を採用してスペースを有効活用

 寝室では、クローゼットの代わりに可動棚を採用することで限られたスペースを最大限に活用。ついデッドスペースになりがちな空間も、実用的な収納エリアに生まれ変わっています。


クローゼットの代わりに可動棚を採用
クローゼットの代わりに可動棚を採用

 玄関はリフォームの際に土間を縦に伸ばして可動棚を設置。もともとあった靴箱の上の空間を有効に活用して収納性をアップしつつ、ベビーカーを出し入れできるスペースも確保できる広々とした空間に生まれ変わりました。

 またエコバッグや傘、小物類は収納ボックスにまとめたり、マグネットを使って壁面にスマートに収納したりと、物の存在感を消す工夫も。見せるところと隠すところのメリハリが効いた収納スタイルが、スッキリした空間づくりを支えているんですね。

靴の収納にも可動棚
靴の収納にも可動棚を活用して空いたスペースを有効活用

「見せる収納ステキ!」「参考になりました」と反響

 “見せる収納”を上手に取り入れている栗谷川さん一家ですが、動画のラストでは「扉がない分、どうしても物がごちゃっとある感じには見えてしまう」「汚れが目につきやすい」とリアルなデメリットも語ってくれました。スッキリした空間を保つには、日々のちょっとした整理整頓が欠かせないようです。あらかじめ物の定位置を決めておいたり、物の量をこまめに見直したりと、小さな意識の積み重ねが理想の住まいをつくる近道なのかもしれませんね。

 動画を見た人からは、「マンションて玄関狭いのに廊下がやたら長かったりするので、土間を拡げるのすごくいいですね」「参考になりました」「床はスッキリ、本の背表紙もカラフルで見せる収納ステキです!」といった反応が寄せられていました。

 「暮らしがラクになる【本多さおり 公式チャンネル】」では、このほかにも暮らしに役立つ収納アイデアや家事の工夫を多数発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「暮らしがラクになる【本多さおり 公式チャンネル】」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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