車中泊をより快適に楽しめるようにラゲッジボード(テーブル)を設置するDIY動画が、YouTubeで「最高すぎます!!」「これは旅がしたくなるわ〜」などの反響を呼んでいます。

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愛車のN-BOXを車中泊仕様に

 投稿者は、主にソロキャンプや車中泊をテーマに活動しているYouTubeチャンネル「Genya Films Outdoor」(@GenyaFilms)のGenyaさん。愛車のホンダ・N-BOXを車中泊仕様にカスタムしていく様子を公開しています。

車中泊仕様にカスタムしたN-BOXにテーブルを設置

 N-BOXは、2011年に登場したホンダの軽自動車。箱(ボックス)のような見た目が特徴で、そのシルエットは3代目となる現行モデルにも引き継がれています。

 今回は、これまでの動画で披露してきたN-BOXをあらためて紹介。DIYしたフルフラット化フレームを収納した移動可能な状態から、車中泊状態に切り替える様子を披露します。

 積まれたフレームを一度下ろして、シートを倒してセッティング。キャンプ用のマットやポータブル電源、テーブル代わりにしていた収納コンテナなどを設置したら完成です。シンプルながらも過ごしやすそうな空間ができあがりました。

車中泊仕様にセッティング
あっという間に完成!

 このままでも十分に車中泊が楽しめそうなN-BOXですが、今回はより快適な空間にするべく、車体後方に設置できるテーブルを作ったといいます。

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ホムセンで作った木製テーブル

 テーブルは木材を組み合わせた横長のシンプルなデザイン。格安で購入した端材をホームセンターでレンタルした機材でカットし、支えとなる板材を取り付けたもので、切り出しから組み立てまでは3〜4時間ほどかかったそうです。

ホムセンで買った木材で作ったテーブル

 支えとなる端材には、車体後部にある金具にテーブルを乗せて固定する乗せるために、彫刻刀で溝が彫り込まれています。金具に乗せて、板状の金具で挟み込むようにして固定すると、ガタツキもなくしっかりと安定していますね。少し体重をかけたくらいではビクともしません。

溝が金具にフィット

 木材の横幅は105センチで、N-BOXに取り付けてみると車体後方の幅とピッタリと合っていますが、同車種でもモデル毎にサイズが微妙に違うため、微調整が必要になるとのこと。

 設置したときに高さ35センチの空間ができるように設計しており、ポータブル電源をテーブル下に収納できるようになりました。テーブルの奥行きは30センチあるので、軽食やドリンクを並べたり、ノートPCを開いて作業をすることもできそうです。

ちょうどいいテーブルが完成
ポータブル電源が収まるように設計

 車内のゆるやかなカーブによってテーブルサイドに空間ができてしまっていますが、曲面に合うように作ることもできたものの、今回は「めんどくさい笑」「簡単でいいよ」と妥協したそうです。そういう手抜きも大事ですよね。

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魅力的なひとときに「最高すぎます!!」

 ランチタイムには新しいテーブルを活用して、小型のIHヒーターでお湯を沸かし、インスタントのお味噌汁を用意。食後にはコーヒーを淹れて一服……これはテーブルがあるからこそ得られる魅力的なひとときですね。

ランチタイムの様子
食後のコーヒーは格別

 これまで以上に車中泊が楽しくなりそうなカスタムに、YouTubeのコメント欄には「最高すぎます!!」「これは旅がしたくなるわ〜」「最小限の部材でシンプルに最高の使いやすさを実現するあたりは、さすが」「参考になりすぎました」などの反響が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「Genya Films Outdoor」(@GenyaFilms)では、ほかにも初心者におすすめなキャンプ飯、買って良かったと思うキャンプ道具なども紹介しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「Genya Films Outdoor」(@GenyaFilms

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