5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、2024年12月にYouTubeで公開されたガンダムのプラモデル(ガンプラ)を改造する動画です。
使うのはプラモデルとフィギュア
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「ぷらばん Plaban ガンプラ専門番組」。ガンプラの改造・塗装動画を公開しており、以前にはジオングのプラモデルを科学の力で浮かせようとする企画が話題となりました。
今回の題材は、アニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』に登場する「ガンダムEX」のプラモデル。“敵として出会った際の恐ろしさ”を押し出した演出から、映画『ターミネーター』シリーズを想起する人もいたという同機体のキットを、そのターミネーターに仕上げます。
まずは、各パーツをカットして丁寧にヤスリがけします。部品をきれいに仕上げたところで、映画『ターミネーター2』に登場する「T-800」のフル可動フィギュアを用意。内部メカがむき出しとなったエンドスケルトン状態のT-800を、ガンダムのフレームとして改造するプランです。
T-800の顔にはまるよう、ガンダムEXの頭部パーツを削って加工。バックパックを装備させるため背中に穴をあけるなど、必要に応じてT-800側も手を加えていきます。
腕や脚の改造も終えたら、家庭用洗剤を使ってパーツをしっかり洗浄。乾くまでの間に柄が付いたクリップで部品を挟み、塗装の準備を進めます。
ボディーのパーツは全て下地塗料のエヴォブラックで真っ黒に塗装します。この工程を挟むことで、パーツの色合いに統一感が出るとのこと。ガトリングガンの給弾ベルトのように柔らかいパーツは、塗料が剥がれるのを防ぐため先に透明塗料・マルチプライマーを塗って定着性を高めておきます。
下地のエヴォブラックが乾いたら、全身のパーツをクロームシルバーで塗装。3層目として透明な塗料を吹き付けて光沢を出し、“重厚感あるギラギラした雰囲気”に仕上げました。合わせて、給弾ベルトやビームサーベル、シールドなどガンダムEXの装備も塗っていきます。
必要な部品がそろったので、いよいよ組み立てに入ります。瞬間接着剤でガンダムのアゴをT-800の頭部にセット。瞬間硬化スプレーも使って両者の部品を合体させました。
仕上げとしてボディーの各部に“サビやくすみ”を追加し、アクリルガッシュでT-800の目玉を赤く塗装。全てのパーツを組み上げたら「T-78EX」の完成です!
完成した“ガンダム”
131時間かけて作り上げた「T-78EX」は、本物の合金を使っているかのような仕上がり。ガンダムEXのプラモとT-800のフィギュアはサイズがほぼ同じため、投稿者さんが思っていた以上にしっくり来るデザインとなりました。
この動画は、記事執筆時点で12万再生を突破。コメント欄には、「外骨格パーツが剥がれて内部フレームが露出してる感じもあってめちゃくちゃ好きなアレンジ」「作中のジオン兵からはマジでこんな感じに見えていたんだろうな…」「サムズアップしながらレジンの海に沈んでゆく未来を見た!」などの感想が寄せられています。
投稿者さんはYouTubeのサブチャンネルとInstagram(@plaban_gunpla)、X(Twitter/@plaban_gunpla)も運営中。ガンプラを塗装する際のコツを解説する動画などを発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ぷらばん Plaban ガンプラ専門番組 Gunpla Build ch」
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