玄関収納の戸を開けるたびに……。日常のちょっとしたイライラを解決するべく、コスパ最強木材を使ってリメイクするDIY動画が、YouTubeで「我が家にも欲しい」「最&高」などの反響を呼んでいます。

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コスパ最強と推す木材とは

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「オトーライ☆OTOHRAi」(@OTOHRAi)。DIY好きな夫がさまざまなモノ作りに挑戦する様子を発信しています。今回は玄関にある収納スペースを撤去して、新しい収納棚を構築していきます。

 これまで使っていた収納スペースは両開きの戸を開け閉めするタイプ。収納量に不満はないようですが、戸を開けると玄関に置いてある靴などにぶつかって、スムーズに開け閉めができず、日常の中でちょっとしたストレスを発生させていました。

「靴が邪魔やねん!」という玄関あるある

 そんなちいさなイライラを取り除くべく、妻は「棚そのものを30センチほど浮かせてほしい」と、もっとスムーズに使えるように、玄関収納を作り変えてほしいといいます。

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カフェ板をくっつけて1枚の板に

 棚の材料として用意したのは、カインズで購入したカフェ板と呼ばれる木材。30ミリという安心感のある厚さ、表面が処理されている使い勝手がとても良いそうです。

コスパ最強木材と推すカフェ板

 カフェ板は棚側面の枠として使うため、1550ミリの長さに揃えた4枚の板を2枚ずつに分けて接合していきます。クランプで固定した板に、薄い鉄板を波状にしたような「波釘」を横から打ち込み、裏側に200ミリ間隔で棚受けとなるパーツをビス止めすることで、1枚の板として使えるように固定していきます。

カフェ板を合体させて棚の側面に

 板がしっかりと固定できたところで、次は棚を底上げするための準備に取り掛かります。用意したのは、アイワ金属「スタンドバー4」という製品。2つのパーツを組み合わせて使う仕様で、木材側に取り付けるパーツはネジでしっかりと固定。壁側に取り付けるパーツは石膏ピンで設置することにしました。

アイワ金属「スタンドバー4」を使います

 収納棚を作る玄関横のスペースに移動して、妻の要望である「30センチの底上げ」に合わせて、側面の板を壁に仮置き。スタンドバーのパーツにある突起を壁に押し当ててアタリをつけてから、壁側に取り付けるパーツを石膏ピンで固定します。

 両サイドの壁にパーツを取り付けて、スタンドバーのパーツ同士がしっかりと噛み合うようにカフェ板を設置したら、幅960ミリに合わせてカットした棚板や天板を取り付けていくと、新しい収納棚が出来上がりました。

旧収納棚の板を再利用します

 しかし、棚作りはこれで終わりではありません。最後に「絶対に隠してほしい」という妻の追加要望に応えて、カインズで購入したロールスクリーンを設置します。天板の手前側にロールスクリーンを固定するパーツを設置。カチッとハメ込めば完成……のはずでしたが、うっかり片方のパーツを真逆に取り付けてしまっていました。

ロールスクリーンを取り付け
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完成したシン・玄関収納

 サッと向きを直して、ロールスクリーンをつけたら今度こそ完成! 玄関横のスペースに新しく作られた収納棚は、旧収納棚と同じようにスニーカーやブーツなど多様な靴をたっぷりと収納できます。

完成したシン・収納棚に妻も満足

 少し浮かせた位置に設置したことで、床上に物が置かれていても苦労せず靴が取り出せますね。収納棚を隠すために設置したロールスクリーンも操作が簡単で、仕上がりに妻も大満足のようです。

すっきりと片付きました

 YouTubeのコメント欄には「浮いてる靴箱我が家にも欲しい」「前の靴箱も良かったのですが、今回の靴箱も良いですね」「いや〜〜、最&高!!」「臨機応変に変えていけるDIYのいいところ出てますよね」といった反響が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「オトーライ☆OTOHRAi」では、キッチン収納や大きなソファ、一枚板の大きなテーブルなど、自宅を舞台にさまざまなDIYに挑戦しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「オトーライ☆OTOHRAi」(@OTOHRAi

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