収納を目隠しする格子のカーテンを作ったら……　すてきなDIYに「すごい」「とても真似できません」

　洗面所の空いたスペースに、DIYで棚と目隠しの格子のパーテーションを作る動画がYouTubeで公開され、「すごい」「とても真似できません」など驚きのコメントが寄せられました。

　投稿したのは、およそ築40年の3LDK中古マンションを購入したDIY LIFE（@diylife109）さん。素人の夫婦ふたりで「なるべくお金をかけずに業者に依頼したようなクオリティ」を目指して自宅をリフォームしています。

　今回紹介する動画「格子のカーテンで収納を目隠しDIY #75」では、洗面所の洗面台の隣のスペースに棚を作り、目隠しとして開閉式の格子のパーテーションを設置しました。

歯ブラシやドライヤーも収納しやすい棚作り

　まずは棚づくりからスタート。棚板を付ける棚柱を壁に固定するため、壁の内部にある柱を針で刺して探します。柱の位置がわかったら、そこに棚柱を固定していきます。棚柱を垂直にするためにレーザー墨出し器を使い、棚柱専用のビスでしっかり壁に固定しました。さらに棚柱に棚板を取り付けるためのブラケットを取り付けます。

　棚板の木材には集成材を採用し、手前に来る角は電動のこぎりで丸く落とします。棚板の1枚には歯ブラシやドライヤーを差す穴を開け、角や表面をトリマーで面取りして滑らかにしました。ビスで棚板をブラケットに固定し、棚部分は完成！

木製の格子でパーテーション作成

　次は格子のパーテーションを作ります。こちらも「反りが少ない」という理由で材料に集成材を選んでいます。ホームセンターで幅3センチに細長くカットしてもらい、サンダーで面を整えました。

　格子はIKEAのカーテンレール「ヴィードガ」で天井に吊るすので、レールランナーをはめ込めるよう、格子の先端近くの側面には穴をあけ、上の面にはランナーの幅と同じ長さの差込み口を開ける加工を施します。それから全部の格子にランナーをはめて固定します。ランナーは付属のものでは足りなかったため、追加購入したものを使うことに。

　格子には塗装も施します。DIY LIFEさんは「ニスを重ね塗りして艶と高級感をプラス」しました。また、ランナーを固定するために使用するボルトも同じような色合いで塗装し、目立たないようにしています。

カーテンレールの固定は、エアコン用のボードアンカーでガッチリと

　最後に天井にカーテンレールを取りつけます。直線のレールはサイズを測って金属用のノコギリでカット。角の部分に設置するカーブしたレールは、ランナーをはめてみると緩くてぐらつくので、傷がつかないようにマスキングテープを巻いたペンチで挟み、幅を狭めました。

　直線のカーテンレールに穴をあけ、天井に設置する時は、強度を出すために付属の金具ではなく、エアコン用のボードアンカーを使ってレールを固定します。それから、ランナーを取りつけた格子を、1本ずつレールに通していきます。

　格子の裏側を固定する際には、一定間隔にするために3センチずつ間を開け、テグスをワッシャーに挟んでボルトを締めました。

　角の部分のカーブしたレールを天井に取り付けたら、最後にダイソーで購入したヤクルト入れを、歯ブラシ用にあけた穴の下に固定して完成です。

　収納棚と開閉式の目隠しを作ったことで、「収納と見た目だけでなく水回りの通気も良くなりました」と、より快適になったようです。

見事な出来映えに驚き！

　動画には「いい!!」「凄い 賃貸でなければ挑戦したいところ」「いろんな大工道具を揃えていらっしゃるんですね。ほとんどプロですね。材料の選び方も、知識を持っていらっしゃるので、とても真似出来ません」と、感動の声が寄せられていました。

　DIY LIFEさんはYouTubeのほか、X（旧Twitter）やInstagramでも、夫婦で挑戦したDIYを発信しています。

動画提供：DIY LIFE（@diylife109）さん

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