ケニアの子どもたちが動物の塗り絵をしたら……　衝撃の仕上がりに「すご！」「天才しかおらん」

城川まちね

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　ケニアの子どもたちが塗り絵をしたら、想像を超える色彩感覚に圧倒されてしまったという投稿がTikTokで話題です。世界中どこでも、自由な子どもたちの感性は無限大ですね。

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選ばれたら商品化！　3種のアニマル塗り絵

　投稿者はTikTokユーザーの「ケニアの河野家」（@kenya_kawano_family）さん。ケニアを拠点とするアパレルブランド「RAHA KENYA」と現地のストレートチルドレンを支援するNGO「モヨ・チルドレン・センター」が、子どもたちとともに売上の1部が運営費となるチャリティー商品「モヨ・アート・ロングスリーブTシャツ」を制作／販売するプロセスを公開しています。

　ケニア人デザイナーのジラニさんがデザインしたこのTシャツは、キリン、ゾウ、ライオンと3種のアニマル柄。アニマル柄の原画が完成するとそれを塗り絵にし、モヨ・チルドレン・センターが運営する児童養護施設の子どもたちに塗ってもらうという企画を経て完成したものです。

　約30人の子どもたちには、キリン、ゾウ、ライオンの3グループに分かれて塗り絵をしてもらいます。完成したら、各グループのなかから1枚ずつ商品化するデザインを選出。選ばれた場合は500円のお買い物賞がプレゼントされるといううれしい賞品もあり、皆のモチベーションはぐんぐん高まります。

一生懸命塗った作品は……

　塗り絵がスタートすると、子どもたちの表情は真剣そのものに。遊びにきていたOBがアシストしたり、悩み過ぎて頭が痛くなってしまう子どもがいたりと、活気あふれる雰囲気で制作は進んでいきました。

　そして、ついに全ての塗り絵が完成しました。ゾウチーム、キリンチーム、ライオンチームと、それぞれが素晴らしい塗り絵を仕上げ、1つだけに絞るのはとても難しそうです。選考する側も思わず頭を抱えてしまいます。

　塗り絵はどれも、子どもたちそれぞれが持つ感性と色彩感覚の素晴らしさが際立つ作品ばかりです。しかし、皆共通しているのは、「とてもカラフル」だということ。個性を持ちつつ、いずれも何色もの色を塗り分け色とりどりのアニマル塗り絵を完成させました。このうち、たった3枚しか選ばれないなんて、何だかもったいないような気がしますね……。