ねとらぼ
2025/09/09 20:15(公開)

引っ越し6回の転勤族がたどり着いた“最適解”の住まいとは…… 3LDK→ワンルームの大胆リノベ住宅に「理想的な間取り」「素敵なお部屋」

 3LDKをワンルームに大改造した、二人暮らしのお部屋のルームツアー動画が「開放感があってステキ」「憧れる!」と話題です。Instagramで100万回以上再生されています。

 動画を投稿したのは、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」。これまでリノベーションを手掛けたお部屋のルームツアー、中古マンションやリノベーションの役立つ情報など、「住まい選び」や「住まいづくり」に役立つさまざまな情報を発信しています。

 そんなリノベる。が今回紹介するのは、開放感のあるぜいたくな大人のワンルームです。転勤族として、6回も引っ越しを経験したというご夫婦がたどり着いたお部屋とは……。早速見ていきましょう!

暮らしが豊かになったお部屋
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3LDKをワンルームに!

 このお住まいは築29年、広さ74平方メートルの3LDKだった間取りをワンルームにリノベーション。壁とドアは必要最低限に抑えられており、回遊性があるお部屋です。家主さんによると、光と風通しがいい部屋を考え、「ワンルーム」という選択になったといいます。また、それまで2LDKなどの部屋に住むことが多かったものの、2人暮らしだと部屋数はあまり使わず、物置になってしまう部屋が出てきて残念だったことから、土間や収納を別に作って、それ以外は開放的にしたいという希望もあったそうです。

ご夫婦2人の暮らしやすさが詰まったお部屋

 ドアを開けると玄関が広く、土間のスペースもあります。靴の脱ぎ履きも楽々な広さで、靴やスーツケースなどをしまえる収納スペースもたっぷり。照明などもアンティークショップで購入したという、こだわりの空間になっています。

玄関の土間はゆったり

 玄関を入ってすぐの右手は、壁ではなく採光に優れた全面ガラス扉になっており、ここでも開放感を感じられます。

玄関を入ってすぐのところは壁ではなくガラス戸
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広々とした開放感のあるリビング

 ガラスの扉の向こう側は広いリビングルーム。通常、壁を作ることで家具などの配置がだいたい決まってしまうことも多いですが、ワンルームにしたことで自由度が高くなり、どこにどの家具を置くかを楽しめるようになったといいます。間取りにとらわれることなく、区画としてスペース作りをしているそうです。

広々としたリビング

 さらに、リノベーション前よりも天井を30センチほど高くすることで、ここでも開放感が生まれています。

身長が高い夫でも頭が付かない天井高

 寝室はあえて個室にせず、ワンルームの一角にカーテンで仕切れる形で存在しています。

寝室はカーテンで閉められるようになっています
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仕事も団らんも全部ここで!

 在宅ワークのお二人が1日の中でも長い時間を過ごすワークスペースは2人並んでも余裕のある広さがあります。棚には雑貨がセンス良く配置されており、落ち着いた空間はリモートワークも快適。将来は趣味のためにも使えるデスクを、と作ってもらったそうです。

ワークスペースは2人でもゆったり使えます

 ワークスペースの後ろは余白を残したスペース。飾り棚を置き、ドライフラワーを飾ることで華やかに。絵を飾ることもでき、汎用性のある空間になっています。アンティークのインテリアが落ち着いた雰囲気を作り出しています。

余白のあるスペースにはドライフラワーが飾られています

 広いリビングには大き目のソファを置き、夫婦でくつろげる場所に。窓辺にはインナーテラスを作り、植物を置いています。水やりや霧吹きをするため、床には塩ビシートが敷かれています。これなら水やりの後、水分をさっとふき取るだけで便利。これだけたくさんの植物があると穏やかな気持ちになりそうですね。

ご夫婦が多くの時間を過ごすソファ

デザイン性と機能性を両立したキッチン

 キッチンスペースはアイランドキッチンで、通路も広々としており、ストレスフリー。デザイン性と機能性を両立した使い勝手のいい空間です。

通路も広々としたアイランドキッチン

 キッチンスペースの前に細長いカウンターを置いて、ダイニングスペースにしていることで、作ってすぐに熱々のお料理を出せるそうです。

お気に入りのカウンター

水回りと回遊性のある部屋

 キッチンを進むと、落ち着いた色のアクセントクロスが印象的な水回りスペースに続きます。脱衣スペースにもなるため、見えないようにロールスクリーンを下ろせるようになっています。お風呂場は高身長の夫が足を伸ばして入れるように大きなサイズの浴槽が設置されています。

広めの洗面所とお風呂

 さらに進むとウォークインクローゼットになっており、お風呂から出てすぐに服が着られるようにと、動線にもこだわりが見られます。反対に外から帰ってきた際にもコートなどを脱いで、洗面所で手を洗い、リビングまで進んでいくことができます。

キッチンの横はウォークインクローゼット。回遊性があります。

「理想間取り」「センスいい!」の反響

 あえて壁を多く作らず、ぐるっと1周できる広々としたワンルーム。無駄のない動き、そして使いやすい動きが考えられており、インテリアの一つひとつにもこだわりが見え、余白と開放感があります。おしゃれでありながらも使い勝手も抜群。観葉植物などのグリーンもたくさんあり、落ち着いて、穏やかに暮らすことができそうなお部屋でした。憧れます!

レイアウトフリーなところが気に入っているそうです

 転勤がなくなったのをきっかけにお家を購入したという家主さんご夫婦。それまでの賃貸暮らしでは、間取りに合わせて生活しており我慢していたこともありましたが、今は「日々の暮らしが豊かになった」と感じているそうです。

 動画を見た人からは「開放感があってステキ」「理想の間取り」「センスいい!」などのコメントが寄せられています。

動画提供:リノベる。

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