ねとらぼ
2025/09/13 20:15(公開)

「完璧やん!」 ごちゃごちゃのクローゼットをプロが整理すると…… 専門家直伝の“収納テクニック”がためになる

 「クローゼットがパンパンで使いにくい」「着たい服がなかなか見つからない」――そんな“クローゼット収納の悩み”をプロが解決してくれるアドバイス動画が、YouTubeで「たすかる」と絶賛の声を集めています。

 動画を投稿したのは、ホームセンター「DCMグループ」の公式YouTubeチャンネル(@DCM01)。暮らしに役立つアイデアや、ホームセンターならではのマニアックな商品知識をわかりやすく発信しています。

 今回の動画のテーマは「クローゼット収納」。収納に悩むDCMの社員YouTuber・のっちさんとゆっぴぃさんが、整理収納アドバイザーの清水幸子さんをゲストに迎え、実際にクローゼットを使ってプロの収納術を学んでいきます。

クローゼットの悩みを解決
クローゼットの悩みを解決
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収納の基本は「ゾーンを分ける」こと

 動画では、父・母・小さな子どもの3人家族を想定したクローゼットを用意。まずはのっちさんとゆっぴぃさんが自力で収納を試みますが、物が多くて全体的にごちゃっとした仕上がりに。とくに丈の長いコートや、形がバラバラなバッグの置き場所には頭を悩ませているようです。

物が多くてごちゃっとしたクローゼット
物が多くてごちゃっとしたクローゼット

 これを見た清水さんは、「クローゼット収納の基本は、どこに何を収納するか具体的に決めること」とアドバイス。さらに、クローゼットを上段・中段・下段の3つに分けるだけで、ぐっと使いやすくなると解説します。

 上段には軽いものや出番の少ないもの、中段には日常的に使うハンガー掛けの服、下段には畳んで収納する衣類を置くのがおすすめとのこと。こうして“物の住所”を決めてあげるだけで見た目もすっきりし、必要なアイテムを探しやすくなるそうです。

クローゼットを上段・中段・下段の3つに分割
クローゼットを上段・中段・下段の3つに分割
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上段収納は“ケース選び”がポイント

 上段にはバッグや季節外の服、思い出の品、ストック品などを入れるのが適しているそうですが、高い位置はどうしても出し入れがしにくいのが悩みどころ。そこで清水さんがすすめるのが、「引手付き収納ボックス」です。持ち手があるので手前に引き出しやすく、フタ付きだから中身の落下やホコリの侵入も防げるのだとか。柔らかい布ケースのように崩れて落ちてくる心配もなく、丈夫な素材で安全性もばっちりだといいます。

上段収納にはフタ付きの収納ケースを活用
上段収納にはフタ付きの収納ケースを活用
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中段は「8割収納」を意識+小物を活用

 ジャケットやワンピースなどを掛ける中段で大事なのは、服を詰め込みすぎないこと。ぎゅうぎゅうに詰まっていると衣類同士が擦れて傷んだり、ダメージが隣の服に影響してしまったりと、トラブルの原因になってしまうといいます。清水さんによると、理想は「8割収納」。少し余裕を持たせることで見た目がすっきり整うだけでなく、服の長持ちにも繋がるんですね。

 さらに家族でクローゼットを共有するときに便利なのが、色チップ付きのハンガー。ストローにマスキングテープを巻いて色分けするだけで、「青はお父さん、ピンクはお母さん」といった具合に、誰の服かがひと目で分かるようになるそうです。

色チップ付きのハンガーで持ち主の判断がラクに
色チップ付きのハンガーで持ち主の判断がラクに

 加えて、PPシートで作ったインデックスプレートを使えば、「ここからはワイシャツ」「ここはジャケット」とカテゴリー分けも可能に。収納場所が分かりやすくなるのはもちろん、持っている量も自然と把握できるので、服の管理が一気にラクになりそうですね。

PPシートで作ったインデックスプレートでカテゴリー分け
PPシートで作ったインデックスプレートでカテゴリー分け

下段は“独立型の収納ケース”ですっきり

 セーターやニットのように、ハンガーに掛けると形が崩れてしまう衣類や、下着・靴下・ハンカチなどの細かいアイテムは下段に収納ケースでまとめるのが吉。動画では、DCMの「頑丈な引き出し収納ケース」を積み重ねて下段収納に活用していました。

独立型の収納ケースは長く使えて便利
独立型の収納ケースは長く使えて便利

 こうした独立型のケースは、収納するものやライフスタイルの変化に合わせて高さを調整できるのがうれしいポイント。引越しや子どもの成長にも柔軟に対応できるので、長く使えて便利なんだそうです。さらに、よく使うものを上段に、あまり使わないものを下段に入れるといった工夫を加えるだけで、使いやすさもアップするそうですよ。

きれいになったクローゼットに「完璧やん!」

 動画の後半では、これまでのアドバイスをクローゼットに反映。収納ケースや色チップ付きのハンガー、インデックスプレートなどを取り入れ、次々と収納を整えていきます。また、「クリーニング後のビニール袋は湿気でカビやすいため、通気性のあるカバーに変える」「ワンピースは2本のハンガーで掛ければ、裾が床につかずシワ防止になる」といった実践的なテクニックも披露。仕上がったクローゼットは見た目もすっきり美しく、のっちさんとゆっぴぃさんも「完璧やん!」と大満足の様子でした。

すっきりと美しいクローゼットに変化
すっきりと美しいクローゼットに変化

 ところが清水さんは「まだ終わりじゃありませんよ」とにっこり。動画の後編では、下段の引き出し収納にスポットを当て、衣類をきれいに畳むコツなどを解説してくれるそうです。

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動画提供:DCMチャネル(@DCM01

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