“座るだけでソファが便利になる家具”を思いついた→DIYで実現したら……　機能的でホテルライクな家具に「素晴らしいアイデアとセンス」「素敵です」

　いつものソファがずっと便利に……！　そんな機能的な家具をDIYした動画が人気を集めています。自分の家にも欲しい！

ソファが便利になる家具を製作

　動画を投稿したのは、YouTubeで活動しているクリエイターのHoi（@HoiDIY）さん。「住みたい部屋を僕たちで作ろう」を掲げ、兄弟で実家や自宅をDIYでリフォームしたり、家具を自作したりする動画を投稿しています。

　今回の動画では、ソファ近くに置く家具を製作。ソファに座っているとリモコンを操作したり、ティッシュを取ったり、スマホを充電したりしづらいけれど、テーブルの上にリモコンなどを置くと見栄えが悪い……そんな問題を解決する、スマートな収納棚を作り上げました。

ソファの後ろに置く収納棚

　収納棚を置くのはソファの裏側。上部の天板を開閉できるようにして、その下に物を入れられるようにします。まずは設計図を描いて、それをもとにホームセンターで各パーツの板をカットしてもらいます。天板はソファの後ろの空間に合わせて、さらに自分でカット。小さな子どもがいるので、ケガをしないように角は丸くします。さらに壁のコンセントを引き続き使えるよう、背面の板に大きめの穴を開けます。

　次は天板以外の板を箱形に組み立ててビスで固定していきます。大きさはソファの横幅に合わせており幅が広すぎるため、真ん中に仕切りを兼ねた補強板を取り付けて変形を防ぎます。ちなみにコストカットのため、ソファで見えなくなる部分の板はラワンランバーコアという安価な合板を使用しているそうです。

利便性を考えた作り

　60センチほどあるソファの高さに合わせて作ったため、このままではかなり深い収納になってしまいます。このため収納を上下2段に分けるための仕切りを作ります。上段にはリモコンやティッシュなどよく使うものを置き、下段には電気毛布やファンヒーターなど季節限定でしか使わないものを収納する想定です。仕切り板には丸い穴も開け、取り外しやすいようにしました。上段は収納したいものに合わせて、左右で深さを変えており、細かなこだわりが光ります。

　収納棚は床に直置きするのではなく、日常の利便性を考えて、ソファと同じ高さの脚を付けます。ルンバが収納棚の下まで潜り込めるようになるので掃除が楽になるし、棚の後ろに物が落ちても取りやすそうです。さらなる便利機能として、ソファに座りながらスマホの充電ができるよう、電源タップをはめ込むための穴を天板に開けます。

完成！

　あとは収納棚を実際にソファの後ろ側に持って行って設置します。きちんと測って作っていても、緊張する瞬間なのだそうですが、ソファの後ろの壁にピッタリ置けました。最後は天板部分にブライワックスで色を付けて、クリアのウレタンで表面を保護し、蝶番で取り付けて完成です。

　天板の穴に電源タップをはめて、コードは収納棚の中を通してコンセントに。棚の中に収まっているので外観はとてもスマートです。ソファの高さに合わせて作ったため、圧迫感もありません。

　棚の中にはリモコン類やゲームのコントローラー、充電器などの小物類を収納しています。ソファから後ろに手を伸ばすだけで取り出せるのは便利ですね。

　天板にちょっとコーヒーカップを置いたり、花瓶を飾ったりといった使い方もできます。棚はソファと一体になって見えるため、部屋が非常にスッキリしているように感じ、まるでホテルの一室のようです。

　YouTubeのコメント欄では「素晴らしいアイデアとセンスに脱帽」「こういう発想とそれを実現出来るアイデアが凄い」「すっきりしてて本当に素敵」といった声が寄せられています。中には「我が家にも主様の様な方がいてくれたらな?と思いましたよ」と言う人もみられました。

動画提供：Hoi（@HoiDIY）さん

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