ねとらぼ
2025/09/09 15:15(公開)

山田裕貴、“死期近い父”の手紙に「最近、褒めてくれるようになった」 がん闘病伏せた元プロ野球選手は最期に「戦い抜いているところはすごい」

 俳優の山田裕貴さんが9月8日放送のバラエティー番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。父親で元プロ野球選手の山田和利さんから、愛情がこもった生前のメッセージを受け取る場面がありました。

山田裕貴
山田さん(画像は山田裕貴Instagramから)
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4年間のがん闘病の末に死去

 和利さんは中日ドラゴンズ、広島東洋カープで活躍した元プロ野球選手。8月16日に4年間のがん闘病を伏せたまま亡くなっており、山田さんは8月26日に「私たち家族が今日までやってこられたのは、父がプロ野球の世界で懸命に働き、支えてくれたおかげです」と感謝の思いを添えて父親との訃報を伝えました

 同番組は和利さんが亡くなる前に収録されたようで、ラストには両親からの手紙をMCの上田晋也さんが読み上げる場面がありました。

4年間のがん闘病を伏せたまま亡くなった山田裕貴の父で元プロ野球選手の山田和利
4年間のがん闘病を伏せたまま亡くなった和利さん(画像は山田裕貴Instagramから)
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父親からのメッセージ

 和利さんは、「運も味方にしていたかも。登竜門の戦隊シリーズに出演できた。そこからは人との出会いや作品に出会い、1つ1つ階段を上り、着々と自分の居場所を作り始めたところかもしれませんね」と俳優としてキャリアを積む山田さんにメッセージ。

 「ここからさらなる進化が求められることだとは思いますが、本人もわかっていて戦っている最中でしょうね。あまり褒めたことはありませんが、厳しい世界の中で戦い抜いているところはすごいと思います」と褒め称え、「18歳で東京に行き、どんな苦しい状況であっても諦めずにここまで、今日まで、自分の決めた道を続けてきたことに対して、すごいね」とねぎらいの言葉を送りました。

 山田さんは真剣な表情でメッセージを受け取り、「うれしいですね。あらためて言われると」と喜びを噛みしめるようにコメント。もちろん和利さんの病状に触れることはありませんでしたが、「最近、褒めてくれるようになった」と親子関係に変化があったことを明かしていました。

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