ねとらぼ
2025/09/17 20:15(公開)

「カフェが好きなので」 自宅を“落ち着いたカフェ風”に くつろげるお部屋に「羨ましいの一言」「憧れます」

 ナチュラルでくつろげるカフェのような家に住みたい――。そんな希望を実現したマンションを紹介するルームツアー動画に、「憧れる」「こんな部屋にしたい」などの声が寄せられています。

ゆっくりコーヒーを飲みに行きたくなるようなお部屋を紹介 動画「【ルームツアー】落ち着いたカフェ風の部屋づくり」
advertisement

3LDKのマンションで「カフェのようなくつろげる空間」を目指す

 動画を投稿したのは、こだわりのインテリアや家電選びや、住空間づくりを発信するYouTubeチャンネル「Roommy ルームツアー」です。

 今回取り上げた家主さんは会社員で、関東で夫婦と子どもの3人暮らしです。部屋のタイプは購入したマンション、間取りは3LDKでリビングは16畳あります。

 カフェ好きの家主さんは、自宅をカフェのようなくつろげる空間を目指していてインテリアにこだわっています。部屋は「木の温かみを感じられるお部屋」をイメージしているとのこと。

advertisement

リビングは色味を抑え、落ち着いた雰囲気に

 リビングのソファー(JORNAL STANDARD FURNITURE)は2人掛けくらいのやや大きなもので、座面や背もたれは薄いベージュの布張り。家主さんによると「座り心地がよく気に入っています。座面を引き出してベッドとして使うこともできます」と使い勝手が良いようです。

 ソファーの上にはグレーのストライプ、グレーがかったベージュ、カーキのクッション。いずれもコットンの柔らかそうな風合いで、ソファーに程よく色味を加えています。

リビング
インテリアにはあたたかみのあるものと、モノトーンや寒色系のものとがバランスよく配置されています

 天井の照明(Astre)は複数の電球を黒い金属製のバーでつないだ、スタイリッシュなデザイン。壁には青を基調にゴールドのラインがアクセントになっている抽象的なアート(La Forma)が飾られ、花がモチーフになっているような幾何学模様のブラウンの掛け時計(Noale)もあります。

 テレビの近くには木製のカウチテーブル、テレビ下にはウッド調のローボード(LOWYA)。テレビスタンド(EQUALS)は白く、壁も白いので目立ちません。テレビの上にも掛け時計(Standard Products)があり、こちらはモノトーンでシンプルなデザイン。テレビの左右にはフェイクグリーンが置かれています。

 色味を抑えつつ、あたたかな色調のインテリアで落ち着いた空間を作り、鮮やかなグリーンやアートのゴールドなどでアクセントをきかせています。

advertisement

木のぬくもりを感じるダイニングで、好きなコーヒーを飲みながら音楽を楽しむ

 ダイニングテーブルは古木材を使用した一点もので、「木目調がとてもかわいくて、お気に入りのデザイン」とのこと。テーブルのサイドにある長椅子(IKIKAGU)も古木材で作られているそうです。ダイニングチェア2脚(HOWARD CHAIR)は、あたたかみのあるPUレザーで、周囲の家具になじんでいます。照明(ART WORK STUDIO)は、傘は黒くマットな質感でソケットは真ちゅう製のレトロなデザインです。

ダイニング
グリーンと「見せる収納」のコーヒーグッズでカフェっぽさを盛り上げます

 カウンターには木製で座面が丸いハイチェア(e-LIVING)が置かれ、こちらもカフェらしい雰囲気。カウンターには「モンステラ」のフェイクグリーンと丸いランプが置かれ、隣には淡いピンクとグレーのアート(LOWYA)が飾られています。

 隣はカフェコーナー。木製のキャビネット(LOWYA)やその上の棚には、ドリッパーやエスプレッソメーカー、コーヒーグラインダー、カップなどコーヒータイムに活躍するアイテム(デロンギやKINTOなど)があります。キャビネットにはマーシャルのスピーカーも置かれていて、「コーヒーを飲みながら、音楽を流して、ゆっくり過ごす休日が好きです」とのこと。

 テーブルや長椅子、キャビネットなど大きな家具が木製なので、ダイニングはリビングよりウッディな雰囲気。大好きなコーヒーグッズが棚に並んでいて「見せる収納」になっています。

家電の色をそろえて、シンプルだけど美意識の感じられるキッチン

 カウンターの向こうはキッチンです。冷蔵庫、炊飯器、ケトル、オーブンなどの家電は黒で統一しています。食器棚(クエス)は黒のスチールと木目調の組み合わせ。シンプルな食器は、扉のない棚に並べて収納されています。

キッチン
物がごちゃごちゃしていないから、きれいで使いやすそうです

 食器棚の上にはラタンのバスケットを置き、ラップなどのストックや調理器具をしまうのに「とても重宝しています」とのこと。壁には棚(無印良品)を設置しカップとタンブラーを収納し、その上にはフェイクグリーンを置いています。キッチン周りには、必要最低限の調味料や調理器具だけが置かれ、スッキリした印象。装飾の少ないキッチンでは、家電や収納の色味をそろえて統一感を出しています。

落ち着いた雰囲気の寝室。衣類は「見せる収納」に

 リビングの隣は寝室。ダブルのベッド(東京インテリア)は濃い茶色で白いシーツが掛けてあり、落ち着いた雰囲気と清潔感が感じられます。奥の窓際には細長いフロアランプ(VIDJA)が置かれています。

 ベッドの足元には黒と焦げ茶のオープンラック(ニトリ)があり、下2段には服、上段には帽子やサングラスを置いています。オープンラックの隣には突っ張りラック(Lance)を設置し、観葉植物を飾っています。照明はメタルと木目調を組み合わせたデザインのシーリングライト(ART WORK STUDIO)です。

寝室
サングラスや帽子、服の「見せる収納」で部屋にカジュアルさが加わります

 リビング側の壁には小さな棚(無印良品)を取り付け、黄色・白・グレーなどの色彩で描かれたアートを中心に、デジタル一眼レフカメラやスニーカー、ルームディフューザーが置かれています。アートは「子どもが1歳の時にファーストアートで描いた物です。記念に飾っています」と思い出深いものだと語っています。

 寝室も色味を抑えた、落ち着いた雰囲気。オープンラックで「見せる収納」になっている服や帽子と、子どものアートがお部屋に彩りをプラスしています。

休日のバーベキューや子どもと遊ぶ場のルーフバルコニーには、おしゃれで機能的なアイテムが

 リビングのガラス戸から出ると、ルーフバルコニーがあります。中央にはラタン調のソファーやチェア、テーブルなどのガーデン家具(KETER)が設置されています。「樹脂なので錆びの心配もなく、水ハケも良いです」とのことで濡れても問題なさそうです。テーブルの上には、Bluetoothスピーカーが搭載されているランタン(DAIKO)や観葉植物が置かれています。

ルーフバルコニー
ダークな色合いラタン調のガーデン家具とグリーンで、おしゃれなカフェのテラスのようです

 観葉植物は壁ぎわにも置かれ、実を付けたオリーブの木もあります。バルコニーの隅には暗くなると自動点灯するソーラーライトも。丸い石のような、不思議な形のランプ(ディノス)もあります。

 ラタン調のガーテン家具や、ランタン、丸い石のような照明など、おしゃれであると同時に機能的でもあります。「休みの日にバーベキューをしたり、子どもと遊んだりして過ごしています」とのことで、管理しやすく、気軽に使える空間だということがうかがえます。

シンプルな水回りに温かみを添えるドライフラワー

 洗面所の壁は濃淡のあるグレーで、「ホテルライクで気に入っています」と上品な雰囲気。タオルの上にはナチュラルなドライフラワーが飾られています。近所のお花屋さんで購入したそうです。洗面台にはハンドソープのボトルとディスペンサーだけを置いています。

 洗面所の下の収納はブラックで落ち着いた印象。向かい側の棚にはタオルと小物を収納した白いプラスチックケースが並んでいます。

 トイレの前には、矢印と男子トイレ・女子トイレのピクトグラムをあしらったサインボード(SIKAKU)が設置されています。壁はあたたかみのある色合いのタイル調。丸い鏡(TEORI)を設置し、その隣にはドライフラワーをディスプレイしています。

トイレ
ナチュラルで、ほっとできる空間になっています

 壁には木製の棚(無印良品)も付いており、グリーンやアロマディフューザーを置いています。トイレタンクや便座は白、その上の大きな収納も白で清潔感が感じられます。

 洗面所、トイレといった水場はあまりものが置かれておらず、スッキリとしています。ドライフラワーやグリーンが色味やあたたかみを添え、ピクトグラムには遊び心が感じられます。

リーフアートやドライフラワーで飾られた玄関

 最後に紹介するのは玄関の一角。壁にはお気に入りのメタルリーフのアート(LOWYA)が掛けられ、その下の棚にはフレグランス、キャンドルやドライフラワーなどが飾られています。玄関は限られた空間にナチュラルの要素があるアイテムが集まっていて、この先の空間のイメージを印象付けているようです。

昼間とはちがう魅力の、夜の間接照明

 動画では夜の様子も紹介されています。夜は主に間接照明をつけて過ごすリビングでは、テレビの隣の「アレカヤシ」の後に壁に沿わせて置けるフロアライト(Mioti)を設置。その隣に置いたランプ(IKEA)は、表面の凹凸によって壁に何本もの光の筋を放っています。

 テレビの後ろにはLEDのテープライト(ダイソー)を貼っています。隣のフェイクグリーンの後ろにもランプが置いてあり、夜は間接照明にきれいに照らされます。

夜のリビングに間接照明が灯る
間接照明で昼とはちがう雰囲気になったリビングに、「雰囲気がとてもいい感じです」

 ダイニングのカウンターでは、グリーンの隣に丸いライト(IKEA)がともります。コーヒーグッズが優しく照らされて、「間接照明のおかげで昼間とはちがうカフェの雰囲気が出て、気に入っています」と満足している様子。

 バルコニーではテーブルの上でランタンが光り、キャンプのような雰囲気です。ソーラーライトが自動点灯でバルコニーを照らしてくれています。「夜の雰囲気も気に入っています」と家主さん。

夜のバルコニーに照明が灯る
マンションの自宅だけど、キャンプやアウトドアのようです。隅が明るいので安心ですね

国内外からお部屋作りに反響

 動画を見た人からは「さっぱり系 インテリアのおしゃれな部屋 はっきり言って 羨ましいの一言だ」「とにかく素敵 憧れます、ライトの演出もサイコー」「木のぬくもりが感じられてとても落ち着きます」「来年から一人暮らしの予定なのですが、このようなナチュラルテイストな部屋にしたい!」などの声が寄せられています。

 また、「Everything looks so pretty」(全部がすごくかわいい)など、海外の人たちからのコメントもありました。

 「Roommy ルームツアー」はルームルアーやお部屋作りのアイデアをInstagramX(旧Twitter) でも公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「Roommy ルームツアー

「Roommy ルームツアー」の他のルームツアー動画も見る

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.