ねとらぼ
2025/09/25 12:15(公開)

美大の展覧会→地面に置かれたダンボールをよーく見ると……「いいこと聞いた」 まさかの“ライフハック”に「これマジ有能」

 ある展覧会の会場で目撃された“ダンボール箱を長持ちさせるライフハック”が、X(Twitter)で約2万8000件の“いいね”を獲得し、190万回以上表示されています。イベントの設営作業をしたことがある人は共感できるかも……?

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何度も開け閉めする段ボール箱にひと工夫

 投稿者は、“ギリギリ役に立つ発明”シリーズを手掛けている発明家のカズヤシバタ(@seevua)さん。これまでにも、「着ているTシャツを下からパタパタしてくれる装置」や「タンスの角から足の小指を守ってくれる装置」といったユニークな発明品が反響を呼びました。

 今回注目を集めているのは、「これ作った人とは仲良く出来そう」と添えて投稿した“ダンボール箱”の写真です。ダンボール箱自体はごく普通のありふれたものですが、天面をよく見ると透明のOPPテープをH型に貼った“貼りしろ”が作ってあるもよう。その上にはがしやすい養生テープで封がしてあり、箱には「何回も開け閉めするダンボール箱はOPPテープで貼りしろを作っておくと長もちします」と解説が書いてあります。これは目からウロコ……!

これは便利
これは便利

 カズヤさんは多摩美術大学で6月から7月にかけて開催された展覧会「仮設と検証 -展覧会設営の為の展覧会-」を訪れ、この展示を見つけたとのこと。展覧会設営の際の搬入・搬出や作品設置の方法についてまとめた同展覧会では、さまざまな養生材やテープ類、作品固定のテクニックなどが展示されていました。創作活動を行う人にとっては、とても興味深い展示ですね。

 展覧会で作品を展示する際には、作品やキャプション、工具などを段ボール箱に収納して運ぶことが多いもの。ガムテープを直接貼って何度も開け閉めすると段ボールが傷んでしまうため、貼りしろを作っておくというテクニックは覚えておきたいですね。

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制作者本人からの補足も到着

 カズヤさんの投稿に、“ダンボール箱のライフハック”の展示を作ったミヤジ(@_miyaji)さんも反応。「それを造ったのは私です。仲良くして下さい」と笑顔の顔文字を添えてコメントしました。また、別の投稿では輸送中に開いてしまう可能性があるため発送に使う段ボール箱は養生テープのみで閉じないよう注意喚起しています。ミヤジさんは養生テープで閉じた段ボール箱を発送したい場合、上から緩衝材を巻いて梱包用のラップでぐるぐる巻きにしてから送っているとのことです。

 まねしたくなる便利な裏技に、Xでは「賢い」「いいこと聞いた」「これマジ有能やで」「めっちゃいいライフハック知れて嬉しい」といった反響が。「同じことめっちゃやるわ~」「イベント経験者ならよく知ってるやつw」「季節家電の外箱はこうやってます!」など、共感の声も多数寄せられています。

画像提供:カズヤシバタ(@seevua)さん

協力:ミヤジ(@_miyaji)さん

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