刺しゅうでディズニープリンセスの“色が変わるドレス”を再現したら……「うわぁああ」「ほんまにキラキラしてる」　魔法のような仕上がりに反響

　ディズニー映画『眠れる森の美女』のワンシーンを針と糸で再現した、見事な刺しゅう作品がInstagramとX（旧ツイッター）に投稿されました。うっとり見入ってしまう圧巻の仕上がりに、「大好きなシーン」「感動です」と反響が寄せられています。

刺しゅうで『眠れる森の美女』のワンシーンを再現

　投稿者は、趣味で刺しゅうをしているてんぷら（＠tempura.embroidery）さん。今回は映画『眠れる森の美女』に登場するプリンセス「オーロラ姫」のドレスの周りを3人の妖精たちが飛び回る美しい光景を再現した作品を紹介してくれました。

　モチーフにしたのは、劇中でピンクが好きな妖精「フローラ」と青が好きな妖精「メリーウェザー」が魔法を使ってオーロラ姫のドレスをピンクとブルーに変えあうシーン。美しいドレスの色が瞬きの間に変わる様子を、巧みな刺しゅうで見事に表現しています。

オーロラ姫のドレスを刺しゅう

　制作にあたり、まずは下書きした布を刺しゅう枠にはめてからドレスの刺しゅうを施しました。右半分をピンクに、左半分をブルーに刺しゅうして、美しいドレスを仕上げます。色の境目を曲線にすることで、魔法で色が変わっている瞬間を切り取ったような臨場感を感じるデザインになりました。

3人の妖精たちとせりふも刺しゅう

　続いて、ドレスのまわりに3人の妖精たちを刺しゅうします。小さくて大変な作業ですが、それぞれの色合いや特徴を針と糸だけで見事に捉えています。

　最後に、フローラとメリーウェザーのせりふである「make it pink!（ピンクにするんだ！）」「make it blue!（いいえ、青よ！）」の文字を刺しゅうして、ついに作品が完成しました。

　ドレスのまわりを3人の妖精たちが囲み、フローラとメリーウェザーが魔法をかけあう姿は、まさに映画のシーンそのもの。優しい色合いが美しく、てんぷらさんの技術とセンスがお見事です！

　なお、てんぷらさんによるとドレスの部分は2本取り、その他は1本取りで刺しゅうしたそうです。細かな部分にもこだわりが感じられますね。

「せりふも入ってる〜!！」と反響

　投稿には「うわぁああ可愛い」「なんと素敵な…!!!　欲しい…欲しすぎる」「すご！　可愛い！　せりふも入ってる～！」「小さい頃から大好きなシーン　刺繍で再現できるなんてさすがてんぷらさんです」「とっても素敵です　金曜ロードショーを見たばかりで更に感動です」など、国内外から称賛の声が寄せられています。

　てんぷらさんはこの他にも、美しい刺しゅう作品をInstagramアカウント（＠tempura.embroidery）やXアカウント（＠tempura_emb）、YouTubeチャンネル「てんぷらの刺繍部屋」で公開中です。