娘の「部屋をおしゃれにして友達を呼びたい」にパパが応えた結果……　2年半のDIYで作り上げたお部屋に「娘さんが羨ましい」「センスが神すぎる」

Tomo

LINE

hatena

Home

INDEX

　2年半かけてパパが娘の部屋をまるごとDIYする過程をまとめた動画が、「素敵なお父さん」と評判です。

中学生の娘の部屋をDIY

　投稿したのは、インテリア好きのアンソニーさんが建売住宅のDIYの様子を投稿するYouTubeチャンネル「アンソニーハウス」（@AnthonyHouse2020）。

　動画では、中学生の娘さんの「部屋をおしゃれにして友達を呼びたい」という願いに応えてお部屋全体をDIYしてきた過程を総集編としてまとめています。DIY開始当時はコロナ禍で友達と以前のように遊ぶのも難しい状況で、娘さんにとって自室が安心できる場所になるようにとの思いから始まったといいます。

デッドスペースに収納を製作

　DIY前の部屋は、雑然とものが収納され、バッグなどは床に置かれて、月に1回程度しか使わないキーボードがテレビ前の“特等席”に置かれているなど整頓されていない状態。まずは断捨離してクローゼットの中を整理します。

　それでも入りきらないものがあるため、天井の空いたスペースを利用して収納を製作。キッチンの吊り戸棚のようなイメージで、木材で箱型の収納を作って部屋の上部に取り付けます。通気性を考えて扉は格子状に。この収納には使用頻度の低いものなどをしまうそうです。

学習デスクに本棚のような収納も

　次は勉強に集中できる学習デスク作り。置き場に困っていたキーボードも収納できるよう、引き出し付きで作ります。引き出しを手前に出すとそのままキーボードを演奏できる仕様に。演奏時は引き出しの前板が邪魔にならないよう、一部を手前に折れるように工夫を加えています。

　デスクの横にスペースには、引き出し付きの本棚のような収納を作って設置。ベージュの本体に引き出しの取っ手のゴールドが合っていておしゃれです。

部屋を仕切って身支度スペースを

　さらにクローゼットの前の一角を格子状のスラットパーティションで仕切ります。空間を柔らかく仕切れるため部屋に奥行きを感じられる効果があるとのこと。

　さらに仕切った部分を身支度スペースにするべく、扉がミラーになったアクセサリー収納を製作していきます。姿見は場所を取るので、収納と一体化して空間を有効活用。収納内の上段には、アクセサリーを引っかけられるピンを多数取り付けています。

　いつも床に置かれているバッグを収納するキャスター付きのワゴンも作ってミラーの下に置き、スラットパーティションに上着などを掛けるバーやフックも取り付けます。クローゼットから服を取りだして着替えて、アクセサリーを付けて鏡でコーディネートをチェック、バッグを持って出かける、という身支度の流れがこのスペースで完結します。

ベッドにはヘッドボード、壁はグリーンに

　次はベッド周りのDIY。パイプベッドに木材で大きなヘッドボードを作り足し、サイドに小さな引き出しを付けます。ヘッドボードにはスタイリッシュなライトと、間接照明としてLEDテープライトも取り付けます。ヘッドボードの後ろにスラットウォールを設置すると、間接照明で照らされていい感じに。

　ベッドの横には棚と引き出し収納を合わせたキャビネットを作ります。棚板の高さを変えられる設計にして、引き出しはスライドレールで出し入れ可能にします。部屋の中心に置く家具のため印象的なデザインを目指し、枠を石のようなグレーに塗り、扉や引き出しには木目シートを貼っています。

　ベッドとキャビネットの後ろの壁は、部屋で一番広い壁なので壁紙で一気に雰囲気を変えることに。サックスグリーンのような落ち着いた色合いです。壁紙を貼り終えたらウォールシェルフを設置し、こちらにもテープライトを。濃いめの壁紙にしたことで夜は雰囲気が出るそうです。

スラットウォールや内窓を製作

　クローゼットの横の空いた壁にはスラットウォールを作り、テレビを壁付けします。その下にはゲーム機やCDを入れる収納を作って取り付けます。扉に中空ポリカをはめこんでガラス戸の食器棚のようなレトロな雰囲気に。テレビの上にも棚を設けてキャンドルライトやグリーンを飾り、ゴールドに塗装したメッシュパネルも取り付けて、カードなどをディスプレイします。