ねとらぼ
2025/11/11 10:45(公開)

掃除はロボットだけ! “家事ラク”をとことん追求したミニマリスト夫婦の家づくりが参考になる

 ミニマリスト夫婦によるリノベーションで実現した生活感のない家のルームツアー動画が、記事執筆時点で約3万9000回と人気を集めています。

YouTubeチャンネルZERO RENOVATION
YouTubeチャンネルリンクhttps://www.youtube.com/@zerorenovation
運営会社ゼロリノベ(groove agent)
運営会社URLhttps://www.zerorenovation.co.jp/
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シンプルで“家事ラク”な家にリノベーション

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ZERO RENOVATION」(@zerorenovation)。中古物件のワンストップリノベーションを提案する「ゼロリノベ(groove agent)」が運営するチャンネルで、「大人を自由にする住まい」をコンセプトに、さまざまな家のルームツアー動画などを投稿しています。

 今回、紹介するのは、ミニマリスト夫婦が暮らす家のリノベーション。もともと物を持たない生活をしていたため、既存の住宅だと収納が余ったり使わない部屋ができたりする悩みがあったそうです。そこで「自分たちに合った住宅にしたい」と、リノベーションを決意したと言います。

 そうして生まれたシンプルで洗練された家には、家事を減らし、暮らしを快適にする工夫がたくさん詰まっていました。

シンプルな暮らしの家にリノベーション
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無機質ながら温かみのあるリビング・ダイニング

 リビングは「あまり生活感のない空間したかった」という思いから壁も床もグレーで、天井はコンクリートむき出し。目に付くところに棚などの収納はなく、とてもシンプルです。

 床の素材は、子どもが飲み物などをこぼしても汚れる心配がなく、傷も目立ちにくい塩ビタイル。キッチンもステンレスにしたため、冷たい雰囲気にならないか心配だったそうですが、風合いあるタイルのデザインもあって、全く気にならなかったとのこと。

 全体的に無機質な空間ですが、温かみのある木製の扉と、リビングに置かれた木製テーブルと椅子が良いアクセントになっていて、とってもおしゃれ!

全体的に無機質ながらも温かみがあるリビング

 こだわりはデザインだけではありません。部屋は段差や扉のレールがなく、ホコリがたまりにくいフルフラットな設計。そのため、普段の掃除はロボット掃除機のスイッチを押すだけで完了! 共働きで忙しい夫婦が、子どもとの時間をできるだけ作りたいと思い、家事の手間をなくすように工夫したそうです。

段差やドアのレールもなくして、掃除のしやすい家に
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パントリーを作って物を置かないキッチンを実現

 物が少ないリビングで、ひときわ目立つのがピカピカのステンレスキッチン。「キッチンの上に何も置かない、ただステンレスの箱がリビングにあるだけ」という希望から、シンプルでスタイリッシュなデザインに落ち着いたそうです。「料理をした後も片付けようという気になって、いつもキレイに保てる」メリットもあるのだとか。

 さらに冷蔵庫やオーブンなどの家電は、キッチンの後ろに作ったパントリーにすべて収納してリビングからは見えないスタイル。食器はシンクの下、日用品のストックや子どものおもちゃはキッチンの下に収納するなど、スペースを有効活用しています。

シンプルでスタイリッシュなステンレス製のキッチン
冷蔵庫やオーブンなどの家電はキッチン後ろのパントリーへ

動線を考えて玄関の脇にウォークインクローゼット

 玄関の脇には、帰ってきてすぐに靴やコートをしまえるようにと、大きなウォークインクローゼットを設置。家族それぞれのスペースを作り、洋服などを収納しています。

 ウォークインクローゼットからリビングへ続く廊下には洗面台も設置されていて、帰ったらすぐに手を洗えるようにもなっています。すごく暮らしやすい動線が考えられていますね。

玄関の脇にウォークインクローゼットを設置
玄関すぐの所に洗面台。子どもが手を洗う習慣がついたとのこと

広々とした洗面室で洗濯などの家事もラクラク

 洗面室は「広いスペースにしたかった」という希望通り、余裕ある空間となっています。浴室前の洗面台には広々としたカウンターを設置して、鏡も合わせて横に広いものが取りつけられています。

カウンターの広い洗面台は洗濯物を畳むときにも便利

 夫婦2人が並んで使っても余裕のある広さで、乾燥機から出した洗濯物をカウンターに広げてそのまま畳めるほど。おかげで「家事が相当楽になった」そうです。

ワークスペースは子どもの将来も考えた設計に

 以前の家ではリビングの狭いスペースで仕事をしていたそうで、今回のリノベーションでは専用のワークスペースも準備。ゆくゆくは子ども部屋にしたいとのことで、シングルベットを置けるサイズ感で計画するなど、将来設計もバッチリです。

オシャレな専用ワークスペースで仕事

 玄関横に個室の寝室を新設。以前の家ではリビングの横にあったため、光や音が漏れてきて子どもが起きてしまうのが気になっていたそうで、今回はリビングから離した設計に。おかげで「子どもがよく寝るようになりました」と、とっても満足そう!

 夫婦がここまで家事のしやすさを追求したのは、共働きで忙しいなか、子どもと過ごす時間を増やすため。動画の最後では、リノベーションにより家事の時間を短縮できて、子どもと一緒に長く遊べるようになったと、幸せそうに語っていました。コメント欄には「ステキですね! ご夫婦の意見が同じと言うのがいいなぁ~」などの反響が寄せられています。

動画提供:YouTubeチャンネル「ZERO RENOVATION」(@zerorenovation

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