ねとらぼ
2025/11/14 20:30(公開)

【あのVTuberに花束を】VTuberが自作の新米を売り出す→6.3トンが1週間で完売! 群馬と農業と演劇を愛する「Peaky Hikers」の、とどまるところのない挑戦

 VTuberがいろいろなグッズやコラボ商品などを販売している昨今ですが、あるVTuberが6.3トンもの新米を自作して販売し話題になりました。そして、一週間で完売しました。あまりにもはやすぎる!

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ライター:たまごまご

オタク・サブカル・VTuber系ライター。MoguLive、コンプティーク、PASH!、ねとらぼ、QJwebなどで書いています。女の子が殴りあうゲームが好きです。
X:@tamagomago


 販売したのは夫婦のVTuberユニットPeaky Hikers(ピーキーハイカーズ、通称ピキハイ)。

 ちょっとだけ作ってみた、なんてノリじゃありません。生産量がガチすぎます。「日本人1人あたりの米の年間消費量に換算して124年分」という表現を見ると、その量がいかに多いかよくわかります。

 Xの投稿によると「群馬県の平均作付け面積が1ha。1haあたりの平均収穫量が5.4t。つまり、6.3tって、群馬県の1経営母体の収穫量を超える量となります」とのこと。

 ピキハイが作って販売した品種は「あさひの夢」「コシヒカリ」。流石に量が多いので「1年間で売り切れるかどうか不安でした」という目算だったようですが、話題はネットを通じてあれよあれよと広がり、あっという間に完売しました。

 ピキハイは今まで、2人でやってきた農業の活動、生産の様子をエンタメ動画としてまとめて発信してきました。

 プレスリリースでは2人の活動について「この取り組みは『お米離れ』と『農業の担い手不足』という社会課題に対して、デジタル発信を通じて農業を身近にする挑戦です」と書かれています。実際、ピキハイが作った動画で稲作のリアルに触れたファンは多く、農業動画シリーズはアップされるたびに話題になっています。

 ピキハイは「群馬 × 農業 × 演劇」の三本柱を中心に、あらゆる挑戦を繰り広げているVTuber夫婦。今回はその中から「農業」をどのように見せてきたのかと、「群馬」をどのようにアピールしてきたのかを軸に、2人の独自なスタイルの活動を紹介します。今までの活動の数々を見れば、お米をがここまで話題になって売れたのは、一過性のネタではないのがわかるはずです。

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