ねとらぼ
2025/11/16 20:15(公開)

たった1.5畳の“狭小クローゼット”なのに……すっきり整う“プロの収納アイデア”がタメになる「参考になりました!」「居心地良さそう」

 

 インテリアのプロが公開した“狭小クローゼットの収納術”が、「すごく参考になりました!」とYouTubeで絶賛の声を集めています。

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自宅のクローゼットを全部見せ

 投稿したのは、ビジュアルコンサルタントで整理収納アドバイザーの能登屋英里(のとや えいり)さん。リノベーションした築50年・52平米のマンションに家族3人で暮らしており、自身のYouTubeチャンネル(@eiriyyy_interior)ではその暮らしの様子やインテリア選び、収納のコツなどを発信しています。

 今回の動画では、コンパクトなウォークインクローゼットの中身をまるっと紹介。自宅の中で“唯一の大きな収納”だという約1.5畳のクローゼットに、家族3人分の衣類はもちろん、思い出の品や趣味グッズ、家事ツールまでをすっきり収めるアイデアが詰まっています。

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生活に合わせて、長く心地よく使える収納に

 クローゼットの入り口には、扉の代わりにTOSOのロールスクリーンを設置。ワンタッチで軽やかに開閉でき、外から見ても空間になじむミニマルな見た目に仕上げられています。

TOSOのロールスクリーン
TOSOのロールスクリーン

 クローゼットの中の棚板とハンギングバーは、すべて同じサイズで統一。高さを自在に調整できる可動式にすることで、幼稚園入園や小学校進学など、ライフステージに合わせたレイアウト変更が可能になっているそうです。

棚板とハンギングバーは、すべて同じサイズで統一
棚板とハンギングバーは、すべて同じサイズで統一
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ニトリ&無印のアイテムが大活躍

 入り口から向かって左側は夫、中央は娘さん、右側は能登屋さん自身の衣類スペース。クローゼット内は上段がハンガーラック、下段が引き出し収納に分かれており、無駄のない整然とした見た目が印象的です。

 ハンガー収納にはニトリのすべりにくいハンガーを愛用。洋服がずり落ちにくいだけでなく、見た目が整うのもお気に入りのポイントだといいます。

ニトリのすべりにくいハンガー
ニトリのすべりにくいハンガー

 下段には無印良品の引き出しケースをずらりと配置。前の住まいから愛用しており、このケースのサイズを基準にクローゼットの奥行きと幅を決めたそうです。中には家族別のインナーやシーズンオフの衣類を収納しており、季節ごとに入れ替えるだけで衣替えが完結。紙袋やパジャマなど、置き場所に悩みがちなアイテムもこのスペースにすっきり収められています。

無印良品の引き出しケース
無印良品の引き出しケース

かさばるアイテムも可動棚ですっきり

 角の棚には子どもの作品や本、ヨガマット、工具セット、小物類などを収納。可動棚のため高さ調整も自在で、最下段には大型スーツケースとオイルヒーターがぴったり格納されています。スーツケースの中にはコートやウェディングドレスなど、かさばる衣類も収納しているとのこと。限られた空間を使い切る、能登屋さんならではの工夫が光っていますね。

可動棚の最下段には大型スーツケースとオイルヒーターを収納
可動棚の最下段には大型スーツケースとオイルヒーターを収納

小さなひと手間で、毎日をぐっと快適に

 床にはラグを敷いて、冬の冷えや夏のベタつきを解消。また、クローゼットの壁には無印良品の家具長押(なげし)を取り付け、帰宅後すぐにしまいたくない服や来客の上着を一時的に掛けるスペースとして活用しているといいます。

無印良品の家具長押
無印良品の家具長押

 さらに、クローゼットの奥に突っ張り棒を渡して長傘を収納。普段使う折りたたみ傘は玄関、出番の少ない長傘はクローゼット内へと分けて管理しているそうです。

ローゼットの奥に突っ張り棒を渡して長傘を収納
ローゼットの奥に突っ張り棒を渡して長傘を収納

 無印良品の引き出しケースは、引き出しの中を100均のバスケットで区切り、キャミソールや靴下、インナーなどを種類別に収納。上から見てもひと目で場所が分かるように整理されています。

引き出しの中は100均のバスケットで区分け
引き出しの中は100均のバスケットで区分け

 引き出しの内側にはプラスチックダンボールを両面テープで貼り付けて中身を隠し、生活感を抑えた見た目に。外側にはラベルテープを貼って中身を分かりやすくすることで、見た目の統一感と実用性を両立させているそうです。

引き出しの中身はプラスチックダンボールで目隠し&外側にはラベルテープを貼り付け
引き出しの中身はプラスチックダンボールで目隠し&外側にはラベルテープを貼り付け

「すごい」「見応えありました」の声

 能登屋さんのクローゼットには、限られた空間を最大限に生かす住まいづくりの工夫が詰まっていました。シンプルで実践しやすいアイデアも多く、どれかひとつ取り入れるだけでもクローゼットの使い勝手がぐっと高まりそうです。

 動画を見た人からは、「おしゃれな人のクローゼットがこんなコンパクトにスッキリできるってすごいと思いました」「クローゼットのスッキリアイデア、すごく参考になりました!」「衣替えもしやすく、どこに何があると便利か、色々と考えられていて見応えありました」「クローゼットの居心地良さそうと思ったの初めてです!」といった反応が続々と寄せられています。

 能登屋さんのYouTubeチャンネルでは、ウォークインクローゼットの詳しい寸法などについて説明する動画や、衣装ケースを入れ替える模様替えの動画も公開されています。

動画提供:YouTubeチャンネル「能登屋英里 | 築50年52㎡ 物が多いのに片づいて見える家」(@eiriyyy_interior

築50年52平米 物が多いのに片づいて見える家"

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