狭い玄関の“寂しい壁”→100均アイテムをアレンジして飾ると……　印象ガラリで「めちゃくちゃステキ」「真似します」

　100均の鏡とありあわせの材料で作るアンティーク感あるインテリアがYouTubeに投稿されました。ステキな仕上がりが「真似します」「欲しいです」と反響を呼び、動画は記事執筆時点で4万2000回以上再生されています。

玄関の壁に飾る鏡をDIY

　動画を投稿したのは、DIYアドバイザーのakaneさん。築40年の中古戸建てを理想の家にセルフリノベーションする様子を自身のYouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」で公開しています。以前には、断熱のための簡易2重窓とかわいらしい窓枠を作る動画が話題になりました。

　今回は玄関の壁に掛ける鏡をDIY。100均の鏡と家にある材料で作ります。広くない玄関なので“抜け感”を演出できる仕上がりを目指すそうです。

セリアの樹脂製ミラーを使用

　セリアで購入したのは軽くて割れにくい樹脂製のミラー4枚。家にあったMDFボード（木質ボードの一種）を土台として、羽目板用の巾木で額縁仕立ての枠を作り、モールディング（帯状の装飾材）も加えます。

　横長のボードに4枚の鏡を並べて置いてみるといい感じに収まりそう。巾木やモールディングも配置してみて完成イメージを固めていきます。

材料を組み立てていく

　スライド丸ノコで巾木の角にあたる部分を、それぞれ45度の角度でカットしたら、木工用ボンドと補強金具でつないで枠を作ります。

　次に、4枚の鏡を強力両面テープでMDFボードに接着。額縁の中にボードを設置したら、裏から押さえを付けて固定します。この押さえの部品は以前処分した額縁から外したものだそうです。押さえとボードの間に段差があるので、工作材をボードに接着します。これによって押さえが機能するようになりました。

　隣り合う鏡の間にはモールディングをボンドで接着。両端には工作材とモールを重ねたものを接着します。木材同士の隙間はパテ埋めし、乾いてからやすりを掛けます。

「重ね塗り→やすり掛け」で古びた雰囲気に

　塗装はまず、ダークウォルナット色のオイルフィニッシュを下地として塗ります。これはアンティーク風に仕上げるためです。乾燥後、マットなホワイト塗料をしっかり2度塗りします。

　ホワイトの塗料が乾いたら各所にやすりを掛けます。すると、下地のダークウォルナット色や木地が見えて、いい感じに古びた雰囲気が出てきました。

　最後にクリアワックスを塗り込んで完成！　裏側に三角金具を、壁のほうにはビスを付けて飾ってみると、まるで横長の窓のような“抜け感”のある玄関インテリアとなりました。古びたアンティーク家具などを上品にリメイクする“シャビーシック”調のスタイルが本当にステキですね。

「アンティーク加工素敵〜」「真似してみます」

　100均の鏡とありあわせの材料で作ったとは思えない出来栄えに、「いつも上手。真似してみます」「凄く素敵です！」「アンティーク加工素敵〜」「材料がセリアとかであの出来栄え」「あらぁ、ステキ　我が家の玄関にも欲しいです」という反応が寄せられています。また、製作工程について「細かい部分も丁寧に分かりやすくて色々と参考になります」という声も届きました。

　akaneさんは、夫妻で楽しみながら理想のおうちを目指していく様子をYouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」で公開中です。セルフリノベーションやDIYの様子はInstagram（@akane24milty）やブログでも発信しています。

「DIYで理想のお家づくり」動画まとめ

動画提供：YouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」

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