ねとらぼ
2025/12/19 20:30(公開)

必要最低限の空間、でも窮屈に感じない工夫が満載…… 1平方メートルも無駄にしない家づくりがすごい!

 1平方メートルも無駄にしない間取りでフルリノベーションを実現した住まいのルームツアー動画が、記事執筆時点で約2万2000回再生と人気を集めています。

YouTubeチャンネルリノベる。マンション購入とリノベーション
YouTubeチャンネルリンクhttps://www.youtube.com/@RenoveruJp11
運営会社リノべる
運営会社URLhttps://www.renoveru.jp/
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1平方メートルも無駄にしない家にリノベーション

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「リノベる。マンション購入とリノベーション」(@RenoveruJp11)。中古マンションの購入とリノベーションのワンストップサービスを提供するリノべるが運営しており、「すてきな暮らしが見つかる」をコンセプトに、ルームツアーや中古リノベに役立つ情報を投稿しています。

 今回の動画が紹介するのは、リノベ済み物件から住み替えたファミリーのリノベーション事例。1平方メートルも無駄にせず、自分たちの暮らしに合った間取りを実現した家には、暮らしのストレスを減らす工夫がたくさんありました。さっそく見ていきましょう!

自分たちの暮らしに合う家にリノベーション
自分たちの暮らしに合う家にリノベーション
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お気に入りのデザインを採用した玄関

 玄関は土間が広く、ベビーカーがそのまま入れるくらい十分な広さ。上がりかまちは「絶対に入れたい」と思った曲線の形を採用。お気に入りのデザインに仕上げつつ、機能性も確保しています。間口は4~5人が並んでも大丈夫なくらい広く、ファミリーにピッタリ!

 また収納も確保されており、玄関からリビングにつながる廊下は他の部屋を広くするため必要最小限に。スペースを無駄にしない工夫がされています。

広い土間とおしゃれな曲線美が特徴の玄関
玄関には収納スペースも確保。出かける前の身だしなみチェック用の姿見も
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生活感を隠したおしゃれなキッチン

 LDKスペースは、すべて合わせて約20畳の広々としたつくり。開放感たっぷりで、白で統一されたデザインに淡い照明が温かい雰囲気をプラスしていて、素敵な空間に仕上がっています。

広々とした開放感たっぷりのLDKスペース

 キッチンには、デザイン性の高いモールテックス仕上げのカウンターを採用。後ろ側のスペースには、木目調のカップボードに壁のベージュタイル、素敵な飾り棚があって、とてもおしゃれです! 冷蔵庫やごみ箱などはパントリーに収納。カウンター側からはキッチンの手元も見えないようになっており、生活感が上手く隠されています。

モールテックスのキッチンがおしゃれ
モールテックスのキッチンがおしゃれ
腰壁によって手元が上手く隠されているキッチン

温かさの中にかっこよさがあるリビング・ダイニング

 アールの壁が印象的なリビング・ダイニングの床材は、淡い色合いで味があり、木の節目の黒が目立つフローリングをチョイス。天井は構造部をそのまま見せる躯体現し。温かみがありながらも、かっこよさを取り入れた空間に仕上がっています。

リビングで目を引くアールの壁

 広々としたリビングは、飼っているネコちゃんのためのスペースや、お子さんが過ごすスペースも十分にあり、とても過ごしやすそう! ダイニングには、一目ぼれしたテーブルと、ずっと欲しかったおしゃれなデザインの椅子を配置。すべてが絶妙にマッチした素敵な空間は、見ているだけでほれぼれします。

広々としたリビング・ダイニング
広々としたリビング・ダイニングには、おしゃれなソファやテーブルを設置

二重サッシでより快適な寝室に

 LDKスペースの隣にある寝室は5.8畳。シングルサイズのベッドが2つ置いてありますが、その周りをゆったり歩けるくらい、広い空間になっています。

 床は塩ビタイル、天井は躯体現しを塗装しており、全体的に白を基調とした柔らかい印象。そして、寝室は断熱と湿気対策で二重サッシに。エアコンの効きが良く、とても快適だそうです。

 ベッドの頭側にはヘッドボードを造作。間接照明が入っており、照明をつけるとライン状のふわっとした明かりが広がり、とっても素敵!

柔らかい印象の寝室
柔らかい印象の寝室

おしゃれさと便利さを兼ね備えた洗面スペース

 洗面スペースは、天板やタイルに素材感の異なるグレーを取り入れ、素敵な空間を演出しています。天板はテラゾータイルのようにつぶつぶとした模様が入っており、おしゃれ!

 またデザイン性があるだけでなく、ボウル(水を流すところ)とのつなぎ目がないので、掃除がしやすいのも嬉しいポイントです。さらに後ろの壁には小物の収納スペースもあり、機能性も抜群の空間に仕上がっています。

グレーで統一感のある洗面スペース
グレーで統一感のある洗面スペース
洗面台の後ろに壁には小物を収納するスペースも

動線を考えたウォークインクローゼットと脱衣スペース

 洗面スペースの隣にあるのは、3畳のウォークインクローゼット。以前の家では収納が足りなかったとのことで、家族のものを一緒に収納できるように、スペースを広く取ったそうです。十分な収納は住みやすさにつながってきますよね。

家族全員のものを収納可能
家族全員のものを収納できる十分なウォークインクローゼット

 洗面スペースを挟んでウォークインクローゼットの反対側にあるのが、脱衣スペース。洗面スペースは部屋の外にあるので、ここは洗濯機とタオルなどを置くだけの場所で広さは1畳ほど。

 脱衣スペース、洗面スペース、ウォークインクローゼットの3つは並んでいるため、お風呂の後にすぐ歯を磨いたり、洗濯物をウォークインクローゼットにすぐしまえたりと利便性が抜群! 生活動線を考えた無駄がない設計となっています。

脱衣スペースはコンパクト
脱衣スペースはコンパクト

 脱衣スペースの隣にあるトイレは、グレーを基調とした落ち着いた雰囲気の空間で、照明は溶岩でできたものを使用。お手洗いの手前には収納があって、日用品のストックなどを置いておけます。ちょっとしたスペースも無駄にしないこだわりを感じますね。

こだわりを感じるトイレ
こだわりを感じるトイレ

コンパクトながらも窮屈感を感じさせない個室

 個室は2つ用意。まず2.5畳の個室は、将来的には子ども部屋になる予定だそうです。2.5畳だと少し狭そうに感じますが、壁の上部を50センチほど空けて隣の部屋とつなげ、窮屈感を和らげる工夫がされています。

2.5畳の個室
2.5畳の個室
壁の上部を50センチほど空けて、窮屈感を緩和する工夫も

 隣のつながっている個室は3.4畳と先ほどの部屋より少し広め。まだ用途を決めていない空き部屋で、現在は物置きとして活用しているとのことです。どちらの部屋もコンパクトな個室ですが、ベッドや勉強机を置くのには十分な広さとのこと。用途に応じて必要なだけの空間を用意し、窮屈さを感じさせない工夫で過ごしやすさも確保……すごい!

3.4畳の個室
3.4畳の個室。今は物置きとして活用中

あえて狭くしたワークスペース

 廊下の途中に用意されているのは、広さは1.2畳とコンパクトなワークスペース。以前の住まいの仕事部屋は6畳だったそうですが、「そんなに広くなくていい」と感じていたため、狭い空間にしたそうです。

 1.2畳でも窮屈に感じないように、隣の部屋につながる窓をつけて光を取り入れ、快適な空間になるように工夫されています。実際に使ってみると、すごく集中できて良い空間になっているそうです。

適度な広さで集中できる空間に
ワークスペース。適度な広さで集中できる空間に

 夫婦がここまで無駄のない間取りを望んだのは、実際にリノベーション済みの家に住んだ経験から、自分の理想の家を作りたいという気持ちが強くなったからとのこと。リビングを広くして子どもが遊ぶスペースを十分に取れたのが、一番良かったことだそうです。コメント欄には「素敵なお家でさらに隅々まで紹介されていて楽しく拝見いたしました」などの反響が寄せられています。

動画提供:YouTubeチャンネル「リノベる。マンション購入とリノベーション」(@RenoveruJp11

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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