ねとらぼ
2025/11/21 07:50(公開)

亀梨和也、ワイン片手に妖艶な表情を披露 アフレコ現場では“舌打ち禁止令”!? 山Pとの交流も明かす

 亀梨和也さんが、都内で行われたアニメ「神の雫」制作発表会に登場しました。亀梨さんは今回“本格的な声優”に初挑戦。イベントでは現在の心境やアフレコ時のエピソードを語った他、最後にはワインを開け、会場を沸かせました。

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亀梨和也、アニメ「神の雫」で声優に挑戦

画像左が亀梨和也さん、右が糸曽賢志監督
画像左が亀梨和也さん、右が糸曽賢志監督

 11月20日、フランス本国のボージョレ・ヌーボーが解禁。それに合わせ、ワイン漫画の金字塔『神の雫』がアニメ化することが発表されました。原作は亜樹直さん、作画はオキモト・シュウさんが手掛け、シリーズ累計1500万部を突破しています。

 2009年には日本テレビ系でドラマ化された他、2023年には日仏米共同製作による国際ドラマ「神の雫/Drops of God」シーズン1も配信。2026年1月23日には、Huluでシーズン2の国内独占配信が決定しており、注目が高まる中での“初アニメ化”となります。

 そして主人公・神咲雫の声優を務めるのは、2009年のドラマ版主演に続いて再び亀梨さん。イベントには亀梨さんと糸曽賢志監督が登場し、作品への思いやアフレコ秘話を語りました。

 拍手に包まれた中登場した2人。まずは糸曽監督があいさつを済ませると、スーツに付いたバッジの話に。なんとこの日のために購入したそうで、ネクタイもワインをイメージしたものを選んだといいます。亀梨さんもあいさつを済ませると、さっそくアニメ化のいきさつや亀梨さんをキャスティングした理由を明かしました。

糸曽監督の胸元にはワインのピンバッジが
糸曽監督の胸元にはワインのピンバッジが
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アニメ化するなら「主役は亀梨さんに!」

 糸曽監督は、実写で演じた俳優がアニメでも声を担当する稀なケースに魅力を感じ、亀梨さんに最初からお願いするつもりだったと語ります。一方、亀梨さんは多忙や初挑戦への不安から迷ったものの「ドラマに続きアニメのお話をいただけたのは大きなご縁」と感じ、心身ともにしっかり向き合いたいと意気込みを示しました。

「主役は亀梨さんに!」
「主役は亀梨さんに!」

 アフレコはすでに半分ほど終わっているそうで、撮影時のエピソードも。亀梨さんによると「ドラマと異なりアニメではより原作に近い表現が求められると感じ、雫というキャラクターの“根っこ”にある部分を懐かしく思い出しながら演じました」とのこと。また初日は緊張でガチガチだったそうですが、糸曽監督やスタッフの皆さんに支えてもらい、順調に撮影が進んでいると明かしました。

 撮影時に気を付けていることを聞かれると、糸曽監督は「ワインが主役なので、香りや味が伝わらないアニメでどう表現するかを特に意識しています。視覚と聴覚でワインの個性や壮大さを補うため、色や表現にこだわり、一本一本の特徴を丁寧に調べながら描いています」と答えました。

「撮影初日は緊張でガチガチ」
「撮影初日は緊張でガチガチ」
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佐藤拓さんと内田真礼さんからメッセージも

 続いて、雫のライバルとなる遠峰一青を演じた佐藤拓さんと、ヒロインの紫野原みやびを演じた内田真礼さんからのビデオメッセージを紹介。内田さんは「亀梨さんが声優陣に自然に溶け込み、スターとは思えないほどフラットに現場へ参加する姿に、毎回感動しています」とコメント。これに亀梨さんは恐縮し「亜樹先生や知り合いの声優さんにアドバイスをもらいつつ、見よう見まねで自分のスタイルを作っていきました」と答えます。

 第1話のアフレコ映像が流れると、亀梨さんは「実写と違って、感情だけでなく細かな動きまで声で表現しなければならず、普段の芝居の感覚が通用しない」と苦労している部分を明かしました。するとすかさず糸曽監督が「今はもう出来ています」と一言。成長ぶりに日々驚かされるといいます。

ビデオメッセージに喜ぶ2人
ビデオメッセージに喜ぶ2人

まさかの“舌打ち禁止令”

 ここで糸曽監督だけが知る“亀梨さんの秘密”を2つ紹介。1つ目は、怒りの演技になるとつい舌打ちが出てしまうクセがあり、現場では“舌打ち禁止令”が出ていること。それでも出てしまうと「KAT-TUNだ!」と周囲が盛り上がってしまうといいます。2つ目は、女性キャラとのシーンで演技が色っぽくなりすぎてしまうこと。亀梨さんは「ライブのリハ続きでKAT-TUNモードが出ちゃいました」と笑いながら説明。アフレコとライブを行き来する珍しい状況ならではのエピソードです。

亀梨さんの秘密をタレコミ
亀梨さんの秘密をタレコミ

 さらに亜樹先生からコメントが届くと、亀梨さんは「配信ドラマ版で雫を演じた山下くんと久しぶりに食事をしたのですが、自然と共通の話題として神の雫のことが出てきて、互いに不思議なつながりを感じました」と山下智久さんとのエピソードも披露しました。

山下さんとのエピソードも
山下さんとのエピソードも

最後はワインで乾杯!

 終盤に差し掛かると、2人から締めのあいさつが。糸曽監督は「人間ドラマとして濃密でありながら、行き過ぎた情熱が時にコメディのように見えて笑える場面もある作品になると思います。放送の際は、ぜひワインを片手に、笑ったり感動したりしながら楽しんでいただけたらうれしいです」と語ります。亀梨さんは「神の雫という作品とその世界観とともに、僕自身もさまざまな景色を旅するような気持ちで取り組んでいきたいと思っています。世界中の皆さんに愛される作品になるよう、全力で努めていきます」とまとめました。

 最後には舞台袖から「ピエール マリーン シェルメット」のボトルワインが登場。亀梨さんが持参のワインオープナーで開封し、ワイングラスに注ぎます。その間、糸曽監督からは「あれほどの大スターなのに自ら料理を取り分けたり、飲み物を注いだりと、とても気さくで丁寧な方です。みんなで食事をしたときもその姿に感動しました」とのお話も。

手には自前のワインオープナー
手には自前のワインオープナー
頑張って開ける亀梨さん
頑張って開ける亀梨さん

 糸曽監督から、フランス語で乾杯(健康)を意味する「サンテ」の掛け声がかかると、2人は乾杯しワインを一口。互いに感想を述べ、和気あいあいとした雰囲気でイベントは終了しました。

ワインを飲む姿が絵になる!
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