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整理収納アドバイザーが、ものが増えがちな子ども部屋を整理整頓しやすく作るポイントやコツをYouTube動画で紹介し、「参考になる」と反響を呼んでいます。動画の再生回数は5万回を超えています。
子どもスペースの収納家具はシェルフ1つ
動画を投稿したtakaさんは、整理収納アドバイザーとして1800時間以上お片付けサポートをしてきた知識や経験を生かして、YouTubeチャンネル「つづく、暮らし taka」で情報を発信。
今回は「子どものものが片づかない」という悩みに応えて、片付けやすい収納のポイントやものが多くてもすっきり見えるコツなどを自宅を例に紹介しています。
大学生・高校生・中学生の子どもとともに分譲マンションに住むtakaさんは、リビングの隣の和室にじゅうたんを敷き子どもスペースとして利用。
子どもの成長に合わせて収納の仕方を変化させ、現在はシェルフを壁に1つ置き、向かい側に娘の学習机を置いています。机と椅子は長男が中学生になった7年前に無印良品で購入し、次男、娘と「引き継い」だものだそうです。
子どもが整頓しやすい学習机
机の上には別売りの棚を設置、左側に文房具やデスクライト、タブレットを乗せ、右端には自宅学習で使う文具類をまとめたカゴを置いています。
タブレットは左端に立て掛け、机の下からひいたケーブルで充電。「必要な時にさっと充電できるので、娘もラクだと言っています」とtakaさん。
文具の隣にはカレンダーを、その後ろには消しカスを掃くのに使う無印良品の卓上ほうきを置いています。お子さんがリビングで学習していた頃はダイニング周りに置いていたそうです。棚の中央は「一時置きスペース」にしていて、出しておきたいものを載せられるようにしています。
もともと机の上に棚はなく、机の天板の奥に直接ものを置いていたのですが、机に常に物がある状態だったからか散らかりがちだったとのこと。
「棚を追加したことで机の上に物がない状態を作れるようになり、片付け完了の目安も明確になりました。娘も自ら片付けるようになっています」とお子さんが自分で片づけやすい環境づくりができたようです。
引き出しは元々の仕切りを外し、使いやすく
引き出しがない机なので、足元にキャビネットを1つ設置。その上には娘の防災ポーチやモバイルバッテリーなどを置いています。キャビネットの一番上の浅い引き出しには学校に持っていく給食セットやハンカチなどを収納しています。
その下の深さのある引き出しには、今は自宅学習で使うテキスト類と学校のプリント類をしまっています。
プリントの整理は難しそうですが、takaさんは無印商品の「発泡ポリプロピレン個別フォルダ A4用 4枚組」と「スチロール仕切りスタンド」を活用して引き出し内部を仕切り、簡単に教科ごとに分けて入れられるようにしました。
「中学生になってプリント管理に悩んだんですが、このやり方に変えてから娘もラクに管理できるようになりました」
引き出しは当初、2つの仕切りで横に3分割されていましたが、この向きだとA4サイズのファイルを縦にしないと入らなかったので、お子さんも使いづらさを感じていたそうです。
そこで、先ほどの無印良品のアイテムで空間を縦に区切ったところ、「サイズを気にせずポイッと入れられるようになって、出し入れもしやすくなった」と娘さんからは好評だったとのこと。
足元には習い事のバッグを置き、奥の壁際にはケーブル類を、その手前にはゴミ箱を置いています。
学習机に近いシェルフの右側にはテキストやノートを
壁面に置いているシェルフは、棚の数を選べたり、引き出しや扉を組み合わせたりできる無印良品の「スタッキングシェルフ」です。
学習机に近い右側の棚には娘さんのテキストなどを収納。よく使うテキストは机の下のキャビネットにしまっているので、それより使用頻度が低いものを入れています。
右側上段には比較的薄いテキストを入れていて、仕切りにはCAINZ(カインズ)の「ファイルケース ワイド オフホワイト」を使用。前面に立ち上がりのないデザインを選んだので、スムーズに出し入れでき、子どもでも使いやすいそうです。
さらに、前面の下の部分にテキストのカテゴリーをプリントしたラベルを貼ると、どこに入れるかわかりやすく、片付けもしやすくなるとのこと。
その下の扉付きの棚には、使わなくなった中学1・2年生の教科書や、残しておきたいノートやプリントをまとめて収納しています。
使っている教科書は学校に置いていたり、学校に持って行くバックに入れていたりするので収納場所は作っていません。長期休み中は、折り畳み式バッグ型の収納に入れ、床に置いています。
扉やカゴを使って見えないようにしたり、インテリアの要素で視線を引きつけたり
左側上段には引き出しを設置し、上段にはお子さんたちがテスト勉強などで使う赤い透明なシートや文房具のストックを収納。下段は娘さんが使っており、増えがちなメモ帳やマスキングテープ、消しゴムなどをまとめて入れています。
シェルフの中央の中段にはお子さんたちの本と漫画を収納しています。子どもの成長と共に本のサイズが小さくなったり漫画が増えたりしたので、無印良品で棚板をオーダーし、棚を低くしています(オーダーは店舗限定、価格などは店舗で要相談)。
本は手前と奥の2列で収納していて、読みたい本を手前に置くなど、お子さんたちが調整しつつ使っているそうです。
下段には無印良品のカゴ「重なるラタン長方形バスケット・大」が入っていて、娘さんが「推し活グッズ」をまとめて収納。takaさん自身は何が入っているかよくわからないそうですが、「収納用品を使って娘なりに工夫しているようです」とのこと。
左側の中段は娘さんのリクエストでレゴを飾るスペースに、その下には引き出しを設置してレゴの冊子や部品を収納しています。
シェルフにしまっているものはリビングから見えるので、ポータブルライトや植物、小物を飾る場所をあえて作り、インテリアの要素も加えています。視線をそちらに向けて、たくさん置いた本を目立たせず、「すっきりした印象を作れていると思います」とtakaさん。
シェルフの横にはカゴを置き、ヨガマットやストレッチポールをまとめて入れています。
「子どものものを増やし過ぎない」「ムダな収納を増やさない」ためには
娘さんがリビングで学習していた数年前までは、おもちゃが今よりも多くあり、幼い頃に購入したものを使い続けていましたが、お子さんが3人とも学習机で勉強するようになったタイミングで収納家具を買い替え、現在の形になったそうです。
お子さんが成長した今は、以前ほどおもちゃが増えることはないけれど、「本や漫画、娘の推し活グッズが不定期に増えている状態」だといいます。
収納スペースを安易に増やすと子どものものが増え、さらに無駄な収納を買ってしまったり、使わなくなったものを収納して使うものが溢れたりという状況になりかねません。
おもちゃや本などが増えてきたときは、お子さんと一緒に「持っているものを見直して物を手放すことで収める場所を確保できないか」を確認。お子さんのものが増えるのを防いでいるとのことでした。
「スッキリ」「参考になる」と反響
動画には「とてもスッキリしていて使いやすいデスク周りですね!」「子供用スペースの収納、とても参考になります」「小学生の子どもの学習スペースを作っているのでとても参考になる動画でした!!」などの声が寄せられていました。
takaさんは子ども部屋だけでなく、玄関やクローゼット、洗面所など自宅のさまざまな場所の収納のポイントを動画で解説。さらに、防災士として自宅に備えている防災グッズの紹介もしています。
動画提供:takaさんのYouTubeチャンネル「つづく、暮らし taka」
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