アメリカ・ニューヨークに暮らすジェシカ・L・マルティネスさん(29)が、世界最大のアフロヘアのギネス世界記録を更新しました。マルティネスさんは、「アフロは単なるヘアスタイルではなく自分の人生そのもの」と、世界記録保持者となった喜びを語りました。
計測も困難を極める圧巻のアフロヘア……!
今回のギネス世界記録は、前タイトル保持者であるエイヴィン・デュガスさんから正式に受け継がれたものです。
公式サイト「Guinness World Records」によると、専門スタッフによって髪の高さ・幅・周囲の3項目の計測が厳密に行われました。ですが、アフロヘアの広がりがあまりに凄く、計測は容易ではなかったようです。
複数の専門スタッフが、髪が自然に広がる形を保ちつつ、角度を調整しながら慎重にサイズを記録。その結果、高さ約29センチ・幅約31センチ・周囲約190センチ(ほぼ2メートル……!)という圧巻のサイズが判明しました。
自身のアフロヘアが世界記録を更新したと知ったマルティネスさんは、歓喜の声をあげ、このように語りました。
「私たち自身を特別にするものは、本来もっと称賛されるべきだと確信しました。また、この記録更新によって、自分のナチュラルヘアをより一層誇りに感じました」
「“長い友情”のようなもの」 マルティネスさんと髪と関係
マルティネスさんにとって、髪との関係は「友情のようなもの」だといいます。
年月を重ねる中で、自分の髪を他人と比較してしまったり、周囲の美の基準に合わせようと努力したりした時期もあったそうです。しかし、そんな彼女の意識を変えたのは「比較をやめる」という決断でした。
「自分の髪を他の人と比べることを止めた瞬間、心に安らぎが生まれました」
美しさやセルフケア、そして髪に対する価値観を見直したことで、ようやく本来の自分と調和できるようになったとマルティネスさん語っています。
ボリュームのある広がったアフロヘアのスタイリングには時間がかかるものの、それは彼女にとって大切なセルフケアの時間。髪との関係を深める大切な習慣となっています。
「あなたはそのままで美しい」 未来の子どもたちへのメッセージ
かつてナチュラルヘアに悩んだ経験を持つマルティネスさんは、同じ悩みを抱える今の子どもたちへメッセージを送っています。
「あなたは十分。あなたは美しく、素晴らしい。だから、自分のアフロヘアを世の中から隠す必要は決してありません。私は自分のアフロを隠していません。あなたもナチュラルな自分でいるべきです」
今回の称号は、現在の自分だけでなく、幼い頃の自分への励ましにもなったというマルティネスさんは、今後もナチュラルヘア文化の理解を広げ、髪に対する偏見や差別のない社会を目指して活動を続けていくつもりだということです。
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