普通のカラーボックスを100均材料でアレンジすると……レトロな見た目に変身！　「おしゃれ」「真似したい」

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　1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回は2023年7月に投稿された「100均材料でカラーボックスにレトロな扉を作るDIY」を紹介します。

　投稿したのはミニチュア制作やドール製作の動画をメインに、アクセサリー作りや家具リメイクの様子も投稿しているYouTubeチャンネル「emi’s tiny handmade」（@emistinyhandmade）。運営しているのはemiさんです。

　以前100均のスチレンボードやメタルフックを使って、カラーボックスにフラップ扉を取り付けるDIY動画で話題になりましたが（関連記事）、今回は100均カラーボードを使ってレトロな片開き扉を作ります。

　扉に使う材料はカラーボード、リメイクテープ、ボタンフックなど、全て100円ショップで購入できるもの。3段タイプのカラーボックスそれぞれに扉をつけますが、真ん中はレトロなすりガラス風に仕上げていきます。なお、「DIYハードル爆下げ仕様」で耐久性は低いため、丁寧に扱う必要がある点に気をつけてください。

使用するカラーボードは厚み5mm程度。軽くて強度がないので取扱に注意しましょう — 使用するカラーボードは厚み5ミリ程度。軽くて強度がないので取扱に注意しましょう

100均材料で作るカラボ用簡易扉

　扉1枚につきカラーボードは2枚使います。1枚目はカラーボックスより2〜4ミリ小さくカットして、埃が入りにくい大きさに仕上げます。さらに6センチの外枠だけにカットし、木目調のリメイクシートを１辺ずつ枠を包むように貼り付けます。余分な部分をカットするとき、リメイクシートが重なるところはあえて1センチくらい重ねると、板をつなぎ合わせた感じが出て見栄え良いそうです。

枠に貼ったリメイクシートが交差する箇所を1mm程度重ねてカットします — リメイクシートは貼り方次第でリアル感増しますね

　目打ちで穴を開けたところに取っ手を取り付けたら、外枠より1センチくらい小さなボードを裏から貼り付けて強度を出します。表から見ると強度出しのカラーボードがむき出しなので、ここにまたリメイクシートを枠の木目に合わせて貼り付けます。ここまででかなり扉っぽくなってきました。

重くて金具はつけられないから画用紙を蝶番代わりに

　扉がかなり軽いので、蝶番のような金属は使えません。そこで画用紙で代用します。扉の裏と側面、棚の横壁、それぞれに強力な両面テープで画用紙を貼り付け、カラーボックスへ設置します。DIYハードルが格段に下がりますね。

　ここで扉を留めるストッパーが欲しくなったので、急きょカラーボードとマグネットシートで作ることになりました。即席ストッパーはカラーボックスの棚の上下に両面テープで貼り付けます。扉側にもマグネットシートを貼って試しに閉じてみると、ストッパーのおかげで勝手に開くこともなさそうです。これでまずは扉1枚が完成、もう一枚同じ扉を作ります。

レトロなすりガラス風の扉も100均材料で

　カラーボックス中段はレトロなすりガラス風に作ります。先ほどと同じようにボードで枠を作りますが、中央にひし形ができるようにカットして、5つの区画に分かれた窓枠にします。窓枠が細いため、折れないように注意しながらリメイクシートを貼ります。

　プラ板を裏側に置き、油性ペンでひし形を書き写すように目印を書いておきます。この目印通りに、プラ板の反対側からすりガラス風の目隠しシートをカットして貼ります。emiさんは2種類の目隠しシートを使い、レトロな窓に仕上げました。窓ができたら枠の裏側から両面テープで貼り付けます。プラ板につけた目印を除光液で消すのを忘れずに。