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ある日、TikTokユーザーが眠っている時に突然、発作を起こしてしまうという事態が発生。その時、そばにいた飼い猫がとった行動に「天使」「やさしくて尊い」と、大きな反響が集まっています。TikTokに投稿された動画は、記事執筆時点で620万回再生を記録しています。

ペットカメラに映った“守護天使”の姿
投稿された動画が撮影されたのは、2025年10月17日。その夜の部屋の様子をペットカメラが捉えたものです。
眠っているTikTokユーザーのイッシーさん(@issybellyy)の愛猫ボビーは、彼女の様子をじっと見つめていました。
すると、ボビーが静かに飼い主に近づきます。そして次の瞬間、イッシーさんが発作を起こし、体がけいれんを始めました。

イッシーさんの発作の間、ボビーは決して飼い主のそばを離れませんでした。さらに発作後、イッシーさんが意識を取り戻すまでの約3分間、彼女のからだをマッサージするようにもみ続け、また彼女が仰向けにならないよう、背中に寄り添って眠っていたといいます。

「そばにいてくれるだけで胸の奥がすっと落ち着くんです。ボビーの存在は想像以上の支えになっています」
その言葉から、イッシーさんのボビーに寄せる深い信頼が伝わってきます。
飼い主の発作の前兆を察するようになった愛猫
イッシーさんが初めて発作を経験したのは、2024年11月。それ以来、ボビーは飼い主の発作を何度か目にするうちに、次第にその“前兆”を察知するようになったそうです。
発作直前にじっと見つめる、体をもみもみする、鳴いて知らせる——。
ボビーはさまざまなサインを送るようになり、特に“大きな発作”が来ると察した時だけ、必ず事前に知らせてくれるようになったといいます。
この日も、機転を利かせたボビーは、素早く行動を起こしました。 眠っている飼い主に迫る危険をすぐに感じ取り、発作を起こした瞬間、迷いなく寄り添い続けました。

訓練ゼロ、それでも寄り添う飼い主と愛猫の“強い絆”
まるで訓練された介助動物のような振る舞いを見せるボビーですが、専門的な訓練はいっさい受けていません。
もともとボビーは、イッシーさんがアメリカでボランティアをしていた「コロラド・フェライン・フォスター・レスキュー」から一時的に預かっていた猫でした。しかし、強い縁を感じた彼女は、迷わず家族として迎え入れました。
猫が発作を感知できるかどうかについては、科学的な根拠はありません。しかし、猫専門サイト『Catster』によると、発作前に体内で起こる僅かな化学変化を、猫が鋭い嗅覚で察知している可能性があると指摘されています。
発作を引き起こす病気は、日常生活に強い孤独感を伴います。そんな中、ボビーの存在はイッシーさんにとって心の支えであり、不安を和らげる欠かせない存在となっています。
「なんていい子!」「まさに守護天使」 多くの反響集まる
イッシーさんが投稿したTikTok動画(@issybellyy)は大きな反響を呼び、記事執筆時点で再生回数は620万回を超え、140万件の「いいね」、5800件以上のコメントが寄せられています。
寄せられた主なコメントには、次のような声がありました。
「賞をあげたいくらいだ」
「飼い主を助けようと全力でもみもみしているのが尊い」
「猫はまさに守護天使だよね」
「なんてやさしい子……やっぱり猫は素晴らしい」
「うちの猫もパニック発作や自己免疫疾患の悪化時に寄り添ってくれる」
「真夜中に危険から救ってくれたことがある。猫に命を救われたと思ってる」
「私がうつで塞ぎ込んでいたときも、猫たちはずっとそばを離れなかった」
「機転が利くのは犬だけじゃない。猫も立派だよ」
イッシーさんの孤独をそっと埋め、危機の瞬間には迷わず寄り添うボビー。その姿は、ペットという枠を超えた“家族の絆”そのものであり、やさしさに満ちた行為は多くの人々の心に深く刻まれたようです。