プロの調理師が教える、小松菜が格段においしくなるレシピがYouTubeで話題に。この投稿は大きな話題を呼び、記事執筆現在までに110万回以上再生されています。

 投稿者は、プロの調理師の「ゆめ子」さん。運営しているYouTubeチャンネル「調理師ゆめ子のこだわりレシピ」では、「食材を無駄なく使いきる」をテーマに「健康に長生きすること」という目標に向かってシンプルながらも絶品のレシピの数々を公開しています。

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10年以上作り続けているレシピ

 今回、ゆめ子さんが紹介したのは、10年以上作り続けているという小松菜を使ったシンプルなレシピです。まずは、根元の汚れている部分を取り除き十字の切り込みを入れて洗います。この部分は砂をかんでいるため、しっかり洗っているそうです。その後、全体をザブザブと洗います。

使用する小松菜
根元に十字の切り込みを入れる

 次にたっぷりのお湯を沸かしたら、全体の火の通りをバランスよくするために、根元の部分だけ10秒間お湯に浸します。その後、少しずつ葉の部分も入れていきます。全体をお湯に浸したら一度、火を止めて1分放置します。こうすることで火が通りすぎず、シャキシャキ食感になるそうです。

たっぷりのお湯で根元を10秒ゆでる
1分火を止める
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“むら洗い”のテクニック

 1分たったらすぐに氷水に入れて色止めします。手で持てるほどの温度になったら水気をしぼります。これを食べやすい長さに切ったらボウルに入れ、醤油(しょうゆ)を大さじ1入れて“醤油洗い”します。こうすることで浸透圧により水分が引き出され、のちに加える調味料がなじみやすくなるそうです。ちなみに、調理用語では“むら洗い”(醤油を「むらさき」と呼ぶことから)ということもあるんだとか。

食べやすい大きさに切る
醤油洗いする

 しっかりと醤油洗いしたら、ぎゅーっとしぼることで水分とともにえぐみが出ていきます。小松菜を再びボウルに戻し白だし大さじ1をなじませたら、先ほどの半分の力でもう一度しぼって完成です。このだしの味がぎゅっと染み込んだ小松菜はほどよい塩加減で、冷蔵保存で5日ほど持つそうです(あら熱をとってから保存し、できるだけ早めに食べきってください)。

だしがぎゅっと染み込んだ小松菜が完成!
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シンプルだけど絶品な小松菜レシピに反響

 シンプルながらも、プロの目線でおいしくするために分析されたロジカルなレシピには「旦那が小松菜料理でこんなに喜んでくれた事ないのでユメコさんに感謝です」「シンプルだけど美味しそう」「しょうゆ洗いで絞ってエグ味が取れるんですね! さっそくやってみます!」「美味そう! 真似します!」という声や「5日も持つのありがたいです。たくさん作っておいて、おうどんに乗せたりすりごま和えたり、材料と元気があれば白和えにアレンジもよさそう。あともう一品…っていつも悩むから早速つくってみます」という声が寄せられていました。

 ゆめ子さんはこの他にも、プロの視点から絶品なのにお手軽に作れるレシピを多数公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「調理師ゆめ子のこだわりレシピ」(@ゆめ子レシピ

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