自宅を整理していたときに出てきた大量の母の着物をリメイクする動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で1万7000回を超えています。

【自宅でもできる椅子の張り替え・DIY】激安ダイニングチェアを着物で蘇らせてみた【kattyanneru】
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中古のイスをDIYで復活させる

 投稿したのは、YouTubeチャンネル「kattyanneru/かっちゃんねる」で、料理やグルメ、レシピなどの「おいしい動画」を公開している料理愛好家のかっちゃんさん。以前には、冷凍保存できる作り置き弁当の動画が注目を集めました。

 そんなかっちゃんさんは今回、中古ショップで1脚1000円の激安なイスを入手。座面は汚れており中のクッションも硬くなっているため、DIYでよみがえらせることにします。

激安なイスを2脚買った

 まずはイスを裏返して座面を解体。ネジを外すと簡単に取れました。1000円と非常に安価でしたがイス本体の状態は良好だったので、再塗装などは行わずにこのまま使います。

本体はこのまま流用

 しかし、脚の底面に貼ってあったフェルトはさすがにボロボロでした。キレイに剥がした後、木工用紙ヤスリで底面の汚れを除去。新たに「フェルト床傷防止シール」を貼り付けます。

 続いて座面からタッカー針を抜き取り、座板と不織布、表面の布、ウレタンに分解。ウレタン素材は板にびっちりと接着されていたので、ドライバーと紙ヤスリを駆使して取り除きました。

この座板に新しい材料を付ける

 座板はこのまま流用し、イスの張り替え材料セットを新たに購入。座板の形に合わせてウレタン素材を切り出します。

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表面に張る布は……

 表面の布として使うのは、母が着なくなった着物。かっちゃんさん自身が着用するには小さく、単に処分するのはもったいないのでイスの材料として活用することにしたそうです。

着物を活用!

 床に着物を広げて、その上にチップウレタン、ウレタン、座板の順でセット。着物の端を座板の真上まで引っ張ったら、タッカーでどんどん固定していきます。必要に応じて着物はカットし、座面の角部分は「ギョーザのひだ」を作る感じで止めました。

しっかり引っ張ってからタッカーを使用

 元から使われていた不織布を流用し、座面をイス本体に固定すれば作業は終了! 着物を素材とすることで、激安のイスがオシャレな家具として生まれ変わりました。

新しい座面の完成
激安品がオシャレに生まれ変わった!
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「着物も椅子も喜んでますね」「お母さん孝行だなぁ…」

 コメント欄には、「めちゃくちゃ素敵ですね。着物も椅子も喜んでますね」「すばらしいリメイク」「偉過ぎる お母さん孝行だなぁ…」「和柄が洋のイスと見事にマッチしてて素敵」「高級感あふれるイスに生まれ変わりましたね」などの感想が寄せられています。

 かっちゃんさんは、YouTubeチャンネル「kattyanneru/かっちゃんねる」の他、Instagram(@kattyan1011)とTikTok(@kattyanneru)も更新中。簡単でおいしいレシピを発信しています。

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「kattyanneru/かっちゃんねる」動画まとめ

動画提供:YouTubeチャンネル「kattyanneru/かっちゃんねる