段ボールと紙粘土で、珊瑚礁と海の生き物たちからなる壮大な水中世界を作り上げる動画が、Instagramで注目されています。動画は記事執筆時点で再生数56万4000回を突破し、3万4000件以上の“いいね”を集めました。
段ボールと紙粘土を活用
動画を投稿したのは、英在住のInstagramユーザー「Josh Gluckstein – Cardboard Artist」(@joshglucksteinartist)さん。このアカウントでは、アーティストである投稿者さんが段ボールで生き物のリアルな模型を作る動画が多数公開されています。
今回ご紹介するのは、段ボールと紙粘土で、珊瑚礁と海の生き物たちからなる壮大な水中世界を作り上げる動画です。動画は、巨大な段ボールのパーツを切り出して、床に立てかけるシーンから始まります。
壮大な水中世界
次に半球状に成形されたパーツが登場します。これは珊瑚礁の一部でしょうか。手のひらで丁寧に形を整え、乾いた質感を残しながらも、丸みのある有機的なフォルムに仕上げていきます。段ボールと紙粘土という、身近で安価な素材を使いながら、完成形を明確にイメージしていることが、手の動きから伝わってきます。
制作が進むにつれ、周囲の様子は一気に「海の中」へと変貌していきます。大きな珊瑚の壁にはパープルやピンク、ベージュといった淡い色合いで彩色されたパーツが次々と配置されていきます。円形や波打つような形の珊瑚、枝分かれした海草のような造形が重なり合い、奥行きのある景色を生み出しています。
動画の後半では、海の生き物たちが登場。まず目を引くのは、甲羅の模様まで細かく再現されたウミガメ。段ボールをベースに、表面には紙粘土で鱗状のテクスチャーが施され、筆で色を重ねていく様子が映し出されます。頭部やヒレの角度も自然で、今にも泳ぎ出しそうな躍動感がありますね。
さらに、ジュゴンやジンベエザメといった大型の海洋生物も制作されていきます。特にジュゴンは、その丸みを帯びた体と穏やかな表情が印象的で、段ボールから作られたとは思えない柔らかさを感じさせます。ジンベエザメの背中に広がる独特の斑点模様も、丁寧なペイントによって再現されており、観る人を圧倒します。
完成した空間では、珊瑚礁の前をウミガメたちが泳ぎ、海草の間には小さな魚たちの姿も見られます。全体として、色数は多いもののトーンが抑えられているため、統一感があり、絵本の中の海の世界を立体化したかのようです。
投稿者さんによると、この段ボールによる海のインスタレーション作品は、カタール国立博物館で開催される展覧会「Lehmesa: Return by Moonlight」の一部として展示されることが決まったそうです。この展覧会は、タイマイ(ウミガメ)の生態や、私たちがどのように彼らを守ることができるかに焦点を当てた内容で、環境保護のメッセージも込められています。
たくさんのコメントが寄せられる
コメント欄では「信じられないほど素晴らしい仕上がり」「一緒に作れたら最高だろうな」「刺激を受けた」「ワークショップがあればぜひ参加したい」「素晴らしい作品」「これは誇れる」「子どもの頃の創作魂が刺激される」「細部へのこだわりがすごい」「真のアート」「どうなってんの!?」などの声が見られました。
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