ねとらぼ
2026/01/20 20:15(公開)

使いづらい押し入れ、DIYで改造すると…… “なんちゃってウォークインクローゼット”への大変身に「押し入れとは思えません」「オシャンになりましたね〜」

 1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介する動画は、2023年2月に投稿された、使いづらい押入れをDIYする動画です。和室にある普通の押入れが使いやすそうなクローゼットに生まれ変わります。

押入れをDIY

 動画を投稿したのは、中古住宅を一人でセルフリフォームしている様子を動画で公開しているYouTubeアカウント「syazin diy(@syazindiy)」を運営するsyazinさんです。

 数年前に築31年の家を購入し、和室を和モダンをテーマに畳からフロアタイルに張り替え、壁紙を張り替えたというsyazinさん。しかし、センスが問われるインテリアやその家に適したリノベーションをするとなると難しく、照明や棚などは手を付けられずにいたそうです。ちなみにリノベーション前の和室は、オーソドックスな“THE和室”です。

昔ながらの和室&押入れ

 また、どこの家庭でもそうなりがちですが、押入れには雑多なものがしまわれており、上手に活用しているとは言えず……。特に奥様は小柄なので使いづらいようです。そんな状況を解決するため、syazinさんが押入れをDIYしていきます!

押入れの中身は雑多
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押入れを解体

 ふすまを取り外し、中にあった荷物も整理して撤去し、棚を外すなど解体します。新たにウォークインクローゼットを作りたいと考えたsyazinさんでしたが、ウォークインクローゼットにする場合は奥行きが1300ミリほど必要なところ、一般的な押入れは900ミリと十分な奥行きが確保できないため、“なんちゃってウォークインクローゼット”にすることに。

ふすまはなくします
ふすまはなくします
押入れを解体

 押入れの中に入ってみると、床がミシミシと音を立てます。ウォークインするためには床を補強する必要があることがわかりました。押入れの中の壁紙もはがし、張り替えることに。

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押入れの床を補強するための下地作り

 押入れの床と敷居に1ミリほど段差があるため、カンナで削り、ヤスリをかけて段差をなくします。部屋の床とはあえて高低差を出すため、敷居の上に角材を取り付けます。次に床材を支える下地となる木材「根太」を取り付けるために位置を測り、目印を付けます。

根太を取り付ける

 角材をカットして根太を作り、ビス留めしていきます。両端は戸枠に干渉しない形に調整。ビス留めした木材の間に断熱材をしっかりはめていきます。

断熱材を床に敷く
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パテ塗り&押入れに床板を敷く

 解体時に穴が開いてしまったところや棚を外した跡などを均すためパテを塗ります。乾燥したらヤスリをかけるのですが、このときに部屋中が粉だらけになってしまうので、syazinさんは掃除機で吸いながら作業をしています。

壁に下塗りをする

 合板を押入れの床に敷いてビス留めします。今回は1枚の合板では大きさが足りなかったので、残りの部分も採寸して板をカットし、はめてビス留めします。

床を補強する

 さらに、ふすまを使わないことにしたため、もういらなくなった鴨居の溝も板を取り付けて埋めます。

塗装

 古びた戸枠と経年で変色した窓枠、廻り縁(壁と天井の境の木材)を塗装します。アルカリ電解水で蓄積したヤニ汚れを落とした後、木材のヤニやアクが上塗りに浮き出るのを防ぐためのシーラー(下塗り材)を塗ります。

ヤニやアク止めに下塗りをする

 乾いたら水性ペンキを塗り、2度塗りして休ませます。syazinさんは艶消しのベージュを選んだそうで、落ち着いた色合いになっています。ペンキを塗った戸枠は、そのままでも「アリっちゃアリ」だけれども味気ないからと、耐水ペーパーでヤスリ掛けしてエイジング加工を施します。

色を塗る

 シーラーを乾燥させている間、取り外した押入れの棚を再利用して、押入れの横の仏間のようなスペースにも棚を2つ新設しました。

壁紙とクッションフロアを貼る

 押し入れ内の壁に壁紙を貼っていきます。お部屋のテーマは和モダンのため、壁紙も和風のものを選び、壁紙用のボンドで貼っていきます。

壁紙を貼る

 さらにクッションフロアを床に貼ります。syazinさんは、床に貼る部分にはクッションフロア用のボンドを、部屋との段差部分は速乾ボンドを使っています。硬化に時間のかかるクッションフロア用のボンドを速乾性ボンドで補うことで段差も簡単に貼れると語っています。

フロアクッションを床に貼る

ハンガーパイプを設置

 クローゼットの両端に棚を増設し、syazinさんと奥様がそれぞれ使いやすい位置にハンガーパイプを設置します。2人の身長に合わせた奥行きと高さにしているそうです。

ハンガーパイプを設置

 これまではつっぱり棒にアウターをかけていたそうですが、強度を考えパイプを取り付けることに。パイプカッターで必要な長さを切り、ビス留めします。壁から遠すぎず近すぎず、高さも理想的なハンガーパイプが完成したと満足な様子です。

使いやすそうなハンガー掛けが完成

タンスづくり

 今まで使っていたタンスは古くなっており、押し入れ改造によりサイズも合わなくなるため、新たに自作します。余った端材を利用して、自己流で作ったタンスは引き出し3段。従来のものよりかなりコンパクトですが、syazinさんは服を整理すれば問題ないという考え。

端材を利用してタンスを自作

 2日がかりで完成したタンスをクローゼットに置いてみると、ジャストフィット。タンスの上の壁にさらに棚を取り付けて収納力をアップします。

タンスがジャストフィット

LEDライトを取り付けて完成!

 リモコンで調光や調色もできるLEDテープライトを用意し、奥の壁をぐるりと一周するように設置します。テープライトは両面テープになっているため、裏紙をはがすだけで簡単に設置できます。夫婦で行動時間が違うため、着替えの際に互いの眠りを妨げないように部分的な明かりが欲しかったのでこの照明を選んだのだそうです。

 これまでただ物を置いていた押入れという場所に、出入りできる空間ができ、収納場所としてしっかり活用できそうです。ふすまを外すことで、お部屋としても圧迫感がなく、広く感じられそうです。

やわらかい明り。リモコンでONOFF、調光などが可能

 作業は9日間、期間は約1カ月間をかけ、ずっと感じていた「使いづらさ」というストレスから、解放されたといいます。

作業9日、1カ月で完成

「参考になる」と反響

 動画を見た人からは「丁寧な仕事で、要領よく作業されていて、とても参考になります!」「素敵な押入れになりましたね」「空間の区切り方が素敵です! 押し入れとは思えません」「LEDテープでオシャンになりましたね〜」などのコメントが寄せられています。

動画提供:syazin diy(@syazindiy)さん

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