冬だからこそできる、ハナミズキをすっきりと剪定する方法がYouTubeに投稿されました。動画には「情報ありがとうございます」「大変参考になります」といった感謝の声が寄せられ、記事執筆時点で2万4000回以上再生されています。

【ハナミズキの剪定(冬編)】自然風で花も楽しめる縮小法&樹形作り(2025年12月)
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プロが教えるハナミズキの冬剪定

 動画を投稿したのは、草木のお手入れアドバイザーの岩井淳(サントーシャじゅん)さん。庭、園芸、自然に関する情報をYouTubeチャンネル「みどりと共に サントーシャじゅん」で発信しており、以前にはサザンカのお手入れをする際に使える“時短テク”を教えてくれました。

 今回は樹形を作りながらサイズを縮小し、「自然風で花も咲く」ハナミズキの冬剪定の方法を教えてくれます。モデルは関東地方南岸にあるお宅のハナミズキで、樹高は3.5メートル、幅1.5メートルほど。動画の撮影時期は2025年12月下旬です。

広がってしまった右側を縮小しつつ、スリムにしていきます

 実はこのハナミズキは4年半ほど前にも剪定し、動画にしたことがあるのだとか。その際は初夏の剪定だったため強い剪定は避けましたが、今回はちょうどハナミズキの剪定の適期(晩秋~冬)です。そのため太めの枝も切りながら、全体の樹形を大幅に整えていこうと考えているのだとか。

 剪定を行う前にハナミズキの状態を確認してみると、その枝は日当たりの関係で右の方が長く、左の方が短くなっています。そこで右側を縮小しながらスリム化しつつ、つぼみ(花芽)はできる限り温存。雑木特有の自然で美しい樹形を残せるように意識しつつ、剪定をしていくことにしました。

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横幅を縮小する

 まずは横幅を縮小するため、ノコギリを使って太い枝を切っていくことに。横に出ている強くて一番伸びのいい枝を、付け根のところからばっさりと切って間引いていきます。

 枝を根元から切る際は、あまり枝を残しすぎない方がいいけれど、幹のギリギリで切ることも避けた方がいいとのこと。また枝を一発で切ろうとすると、重みで樹皮が裂けたり傷んだりする可能性があるそうです。そのため一度数十センチ上の方で切り、軽くしてから最初に決めておいた場所を切っていくことにしました。

大きな枝の場所、切る部分を確認します

 切った枝を見てみると、その大きさは1メートルほどとかなり大きく、つぼみも付いていました。剪定するとどうしても花の数は減ってしまうけれど、極力残せるように心掛けながら作業をしていきます。なお枝を切った切り口には、作業の最後に癒合剤(ゆごうざい/切り口を保護し回復を促進)を塗っておくといいそうですよ。

大きな枝を切りました
作業が終わったら、切り口に癒合剤を塗っておきます

 枝を1本切った状態で全体を見てみると、かなりスリムになっていました。しかしまだ右側が張り出しているため、枝を少しずつ縮小しつつ、さらにスリムになるように剪定していきます。

さらに横幅を整えていきます

 枝を縮小する際はハサミを使って、枝分かれのところで切ると自然に仕上がるとのこと。先端の枝分かれの部分だけを切って花を残しつつ、最小限の剪定にしてもいいそうです。

 しかしこの木の場合は、最小限の剪定でスリムにすることは難しいようです。そこで枝を奥にたどりつつ、自然に見えることを意識しながら、次々と枝分かれの部分を切っていきます。

枝分かれの部分を切っていきます

 作業中には花がついていない枝や軽く触っただけで折れてしまう枯れ枝、全体を見て出っ張っている枝の先端も切りながら、少しずつ全体を小さくしていきました。

 なお枝を切る際は、際(付け根)の部分で切った方がいいとのこと。枝を中途半端に残してしまうと、そこから花の咲かない枝が出てくるか枯れ枝となり、結局切ることになってしまうそうです。

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樹高を下げて仕上げる

 やがて側面のバランスが取れたため、少し樹高を下げることに。こちらも枝の先端から戻っていって、たどり着いた枝分かれの部分を切る「切り返し剪定」を行い、自然な形に仕上げていきます。

少し樹高も下げることにしました

 そして最後のひと手間として、触れるだけで簡単に折れてしまう枯れ枝を、冬の間にできるだけ除去しておくといいとのこと。やれる範囲でやっておくだけで、かなり印象がよくなるそうですよ。

 最後に大きな切り口に癒合剤を塗ったら、全ての作業が完了。右側が伸びて少しバランスが悪くなってしまってたハナミズキは、すっきりとバランスよく、コンパクトな姿となったのでした。

太い枝も切れるのは、冬剪定の大きなメリットです

 なおハナミズキの冬剪定では比較的太い枝を切ることができますが、ハナミズキ自体、あまり樹勢が強い木ではないので、枝を切りすぎないように、手入れは控えめかつ最低限でとどめた方がいいそうです。

バランスが悪くなっていたハナミズキが
すっきりと美しく、自然な姿になりました◎
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「情報ありがとうございます」「大変参考になります」と反響

 動画には、「我が家のハナミズキも大分大きくなって隣の家に枝が伸びて、今年花後にそこは切りました。動画参考にして剪定してみます。ありがとうごさいました」「どれをどの様に切るか?を見せて頂けるので、大変参考になります。ありがとうございます」「ハナミズキが、剪定に弱い木だとは知りませんでした。情報ありがとうございます」といったコメントが寄せられていました。

 じゅんさんは、草木のお手入れに関する情報をYouTubeチャンネル「みどりと共に サントーシャじゅん」の他にもInstagram(@santosha_jun)で発信中です。また、個人向けの剪定レクチャーをWebサイトで受け付けています。

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「みどりと共に サントーシャじゅん」動画まとめ

【モッコウバラの剪定(手直し編)】伸び過ぎないで花も楽しむための大切なポイント(2026年1月)
【強剪定後の手入れ(落葉樹編)】大きくせずに自然に維持するための2つのポイント(2025年11月)
【手ぬぐいの巻き方】簡単&便利で庭仕事が楽しくなる2例を紹介(2025年12月)

動画提供:YouTubeチャンネル「みどりと共に サントーシャじゅん

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