世界的ベストセラー小説『高慢と偏見』の分厚い洋書を、傾けてみると……? まるで魔法のように美しい光景がInstagramで注目されています。動画は記事執筆時点で再生数3万5000回を突破し、1500件を超える“いいね”を集めました。
ジェーン・オースティン『高慢と偏見』をアレンジ
動画を投稿したのは、イタリア在住のInstagramユーザー「Ania Egorova Fore-edge painter」(@ania_artego)さん。今回紹介するのは、分厚い本の小口(ページの側面)へ物語の一場面をイメージした水彩画を描き、さらに金箔(きんぱく)を貼って美しいアートに仕上げる動画です。
今回絵を描くのは、ジェーン・オースティンのスペイン語版『高慢と偏見』です。動画では、小口整えてから淡い下描きをする段階から制作の様子をとらえています。
絵筆を使い、細かなタッチで少しずつ絵の具を乗せていく投稿者さん。男女が顔を近づけ、言葉を交わす寸前のような距離感が丁寧に描かれています。

その後、背景には穏やかな草原と空が広がり、遠くに人物のシルエットを追加。物語の舞台を思わせる風景が、小さなスペースの中にしっかりと息づいています。ページの断面という限られたキャンバスにもかかわらず、人物の表情や空気感まで伝わってくる完成度の高さに驚かされます。
隠されたアート
美しい絵が完成すると、今度はピンクゴールドの箔押しを施す工程へ。金属的な光沢を持ちながらも、どこか柔らかさを感じるピンクの輝きが、本のロマンティックな世界観と絶妙に調和しています。
投稿者さんは「美しい表紙にぴったり合うよう、このアンティークローズの箔を選びました」とコメントしており、装丁との一体感にもこだわりが感じられます。

完成した小口アート
そしてついにアートが完成しました。本を閉じてみると、先ほどまで見えていた繊細な水彩画が完全に姿を消し、代わりに滑らかに輝くローズ色の小口だけが現れます。
しかし、ページを少しずらして広げると……そこに現れるのは、物語のワンシーンを思わせる男女の姿。普段は見えない場所に、静かに息づく物語が隠されているのでした。
このしかけは「Fore-Edge Painting」と呼ばれる技法で、日本では「小口絵」ともいわれています。古くから装飾書籍に用いられてきた伝統的な表現方法で、ページを閉じたままでは見えず、特定の角度で開いたときだけ絵が現れるという特徴を持ちます。読書という行為の中に、視覚的なサプライズを忍ばせるこの技法は、本そのものを芸術作品へと昇華させていますね。

圧巻の仕上がりに反響
投稿者さんが「最高に美しいラブシーン」と表現した小口アートを見た人からは「信じられないほどきれい」「ゴージャスすぎます!」「わぉ、あなたの才能に魅了されました」「柔らかな色彩と表現が、まるで本の中に隠された瞬間のよう」と、うっとり見入る声が次々に寄せられています。
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