「うちのおひなさま、とっても美人なんです……」。息をのむほどに美しいおひなさまの写真がThreadsに投稿されました。投稿は記事執筆時点で26万回以上表示され、2万8000件を超える“いいね!”を集めています。思わずじっと見つめてしまいますね。
3児のママさんが2023年に出会ったおひなさま
写真を投稿したのは、6歳、2歳、0歳の3人の子どもたちを育てるママ「家でもこけるズボラ」(@haru_3babies)さん。子どもたちとのにぎやかな日常や日々のさまざまなエピソードをSNSで発信しています。今回注目を集めているのは、探し抜いてついにたどり着いた「運命のおひなさま」です。
ほれぼれとする美しさ
「仕舞いながらまた惚れ惚れしちゃった」と添えた写真には、内裏びなの姿がありました。女びなに視線を向けると言葉で表現できないような美しさです。金びょうぶの淡い光を後光のように背負い、彼女はたおやかに気品に満ちた姿で鎮座しています。
鮮やかな朱色を基調とした十二単は温かな色彩を放っていました。思わず目が奪われてしまうのはその高貴なるお顔立ち。ふっくらと白く輝くお顔は春の月のように穏やかで慈愛に満ちています。伏し目がちで静かなまなざしは、まるで遠い平安の世から現代の娘さんを見守っているかのようです。
傍らに寄り添う男びなもまた、夜の静寂を思わせる品格を漂わせており、ふたり並ぶ姿はまさに絵物語から抜け出してきたような麗しさです。
この投稿には「本当に美人さんですね」「何だこの美男美女」「こんな品のあるおひなさま初めて見ました」「お内裏さまも小顔で美しい」「めちゃめちゃ良いお人形さん」「笑顔も優しそう」「まるで生きてるみたい……綺麗ですね」といった声が寄せられています。
調べ抜いて見つけた理想のおひなさま
このおひなさまとの出会いは2023年のこと。ひな人形は着付け師と頭師の分業で作られています。有名な作家名は主に着付け師を指すものであり、同じ着付け師の作品であっても頭師は異なることがあります。お顔の好みも重要だと考えたママさんは、おひなさまを探す旅に出ることにしました。
東京・浅草、埼玉・岩槻、神奈川・横浜など実際に多くの店舗を丹念に巡り、それぞれの特徴をリサーチ。しかしどれだけ実店舗に足を運んでも理想のおひなさまに出会えなかったママさんは、オンラインショップや地方の専門店へと目を向けることにしました。
そうしてたどり着いたのは「人形の館 石倉」(群馬・吉岡町)の公式サイト。そこには頭師を詳しく紹介しているページがありました。そして、頭師・熊倉基安さんのおひなさまと出会います。「人形の栄光」(山梨県甲府市)で熊倉さんのお人形を多く取り扱っているのを見て問い合わせ、訪問を決意。
実際に訪れると「ひな人形は主に2人の職人さんが作ってまして、着付け師さんと頭師さんと……」という丁寧な説明を受け、頭師へのリスペクトを感じたママさんは感動。そして、ついに運命の出会いを果たしました。
ひな人形を探す旅の記録はブログ「探してばかりいるページ」でつづっており、ひな人形にまつわる知識や実際にたどり着いたオンラインショップのリンクを記載しています。
妥協することなくひたむきに探し続けたからこそ成しえた奇跡のような巡り会い。これからも美しいおひなさまは家族の歩みを温かく見守り照らし続けてくれることでしょう。
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