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“圧倒的な演技力”と“衝撃的な映像美”で世界を席巻している、韓国発のYouTubeドラマシリーズ「ON&OFF」──。女性同士のオフィスラブを描いた作品で、この夏、日本でのファンミーティングも決定するなど、その注目度は増すばかり。今回はそんな「ON&OFF」の主演を務める俳優、ハン・ジウ(한 지우)さんとチョ・ユン(조 윤)さん、そして同作の監督を手掛けるSukfilm代表のインタビュー後編をお届けします。

本記事は前編・後編の2部構成となっています。前編はこちらからご覧ください。
俳優たちが選ぶ、ベストシーンは──
──監督にとって印象的なシーンを挙げるとしたらどのシーンになりますか。
監督:season1のepisode1の冒頭、セアとハユンがエレベーターに乗るシーンです。セアが首をカクンッとやるシーンですね。あれは俳優さんのアイデアで生まれたシーンなんです。


ハン・ジウさん:正確には覚えていないのですが、当時の台本には「どうして(エレベーターに)乗らないの?」という意味を含んだ視線──という演技指示があったように記憶しています。そのニュアンスを表現するために、自然に首を動かすしぐさを加えて演じたのだと思います(実際に首を動かして見せるハン・ジウさん)。
監督:最初は凛とした上司と部下の関係のように見えますが、場面転換を通じて2人の密やかな関係が明らかになる瞬間が非常に印象的でした。
──俳優さんたちにとって好きなシーン、セリフベスト3を選ぶとしたら、どの場面になりますか。
ハン・ジウさん:1つ目はseason2のepisode6で、ゲスト、クァク・ヨヌ(演:イ・ヒョヒ/이훃이さん)に対して、ハユンが「みんな私のことを舐めてるのかなんなのか」と話すシーンです。それまで積み重なっていた感情が表に出る瞬間でもあり、「ついにきた!」という手応えを感じられて、個人的にもとても印象に残っている場面です。

二つ目は、season3 episode2で、ハユンがセアに心からの言葉を伝える場面です。互いの感情が深く伝わり合う瞬間で、とても印象に残っています。

最後はみなさんがすごく好きだとおっしゃってくださる「미치겠다 너 때문에(ミチゲッタノッテムンネ)」です……(笑)。作品を代表する場面の一つでもあり、私自身にとっても印象に残っているセリフです。


──「미치겠다 너 때문에」は、「狂いそう、君のせいで」という意味ですよね。本シリーズの中で最も重要な意味が込められている決め台詞でもありますね。
ハン・ジウさん:そうです。今の発音があまりにも正確で、驚いてしまいました。本当にネイティブのようで。
──「미치겠다 너 때문에」はおそらく今、「ON&OFF」ファンならみなさん唯一ネイティブに話せる韓国語ではないでしょうか(笑)。ユンさんはいかがですか。
チョ・ユンさん:まずはやっぱり「미치겠다 너 때문에」ですね(笑)。関連して、season3のepisode1 Uncut Versionでセアとハユンがキスしている場面。セアが「おかしくなりそう、本当に……」と呟いた後、ハユンが「私が狂わせたんですか? オンニが狂わせたんですか?」というセリフが記憶に残っています。


当時はそのセリフが恥ずかしかったんですが、やっぱり後になって記憶に残るのはこういう場面だなと。