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20代女性が建てた約14坪の平屋が、「この家住みたい」「この間取り、すごく良いです」と反響を呼んでいます。ルームツアー動画は合計8万回近く再生されています。
1LDKのコンパクト住宅
投稿したのは広島にある建設会社、不動開発建設のYouTubeチャンネル「fudoのイエチャンネル」(@fudoのイエチャンネル)。動画では、同社が手がけるコンパクト住宅「KO-YA」に住む20代女性を訪ねています。
田園風景の中に立つ家は、周囲になじむカーキやブラウンのアースカラーの外観で、大きな窓が印象的です。1つの部屋のようになっているLDKと、パーソナルスペースとして設けた部屋、ロフト、水回りという作りになっています。
広さを感じるLDK
LDKは天井が高く、広く見える空間になっています。テレビにソファ、ダイニングテーブルと大きめの家具が置かれていますが、余白があるように感じられます。大きな窓があり、そこから見える田園風景が施主さんのお気に入り。窓の外にはしっかり軒を付けていることで、冬は日差しが入って暖かく、雨の日も壁に雨が当たらないので、汚れにくいとのこと。

キッチンはL字の壁づけで、収納も十分あるようです。上部にはハイサイドライト(壁面の高い位置に設置される窓)があり、住宅街が見えない位置で窓を仕切って、緑だけが見えるようにしています。施主さんによると、田植え後の時期に、稲の青い色が白い天井に映ってきれいな緑色になるのだそうです。

LDKの奥にはパーソナルスペースとして部屋が設けられています。壁で仕切られていますが、壁の上部が空いているため圧迫感がなく、またエアコン1台で全室を冷暖房できるといいます。

好きなものに囲まれた部屋
個室はベッドが置かれ、壁は一面格子状の棚になっています。棚には本やぬいぐるみなどが置かれており、「好きなものに囲まれた空間」となっています。

ベッドそばの窓はスクエア型の大きな窓で、外の風景を取り込むためあえて桟(さん)などがなく、額縁のようになっています。
部屋の奥には壁で仕切られた書斎スペースが設けられており、まるで部屋の中に部屋があるようです。空間を区切る意味で、仕切りの壁は壁紙の色を変えているのだとか。書斎スペースは天井の高さを2メートルに抑え、コンパクトで集中できる「こもれる空間」のように作られています。中にはデスクがあり、PCやタブレットで趣味のイラストを描いているのだそうです。

この部屋からははしごでロフトに上がれます。施主さんは、ロフトはどうしても使用頻度が下がりがちになるため、行きたくなるような空間にしていると話します。ロフトはソファとサイドテーブルが置かれたミニマムな空間で、何もないときにぼんやりするのにちょうどいい場所だそうです。

便利な脱衣室
コンパクトな家ではありますが、お風呂もトイレも一般的なサイズ。脱衣室は広くはないものの、洗濯機にランドリーハンガー、造作棚があり、洗って干して畳む作業が1カ所で済むようになっていて有効に空間を使っています。造作棚は、SNSで見てうらやましいと思って要望したそうです。

洗面台は脱衣所の中ではなく、廊下のスペースにあります。見える場所にあるので「魅せる洗面台」を意識。人気のある造作洗面台で、特にこだわったのは高さ。椅子が置いてあり、座って使える高さに設定したといいます。

「理想的な間取り&設備」「住みたい」
実家が古く、将来の維持管理を考えて不安になったことが家を建てるきっかけという施主さん。アパート暮らしもしてみたものの、勤務時間の兼ね合いで向いていないと思い、「新しいお家、ちっちゃくてもいいから建てよう」と思ったそうです。
平屋を選んだのは、老後に足腰が弱くなったときのことを考えてのこと。「人生をどういう風にうまくしまえるか」も大事と、先々を考えた選択と語っていました。ちなみに設計士さんによると、「増築を計算に入れた建て方」で、今後1部屋増やそうと思えばできないことはないのだとか。
コンパクトながらも工夫された住宅には、「すっごく理想的な間取り&設備!パーフェクトです」「この家住みたい」「20代でこんな素敵なおうちを建てるなんて凄い」といったコメントが寄せられていました。
動画提供:「fudoのイエチャンネル」(@fudoのイエチャンネル)