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1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、廊下をフランス風にDIYする動画です。オシャレな仕上がりとユニークなナレーションが人気を博し、100万回以上再生されています。
きっかけとなったのは……
投稿したのは、YouTubeチャンネル「こじらせハウスお片付け隊+DIY」(@kojirasehouse)を運営する主婦のアキさん。築10年の建売住宅を、時に建築士兼施工管理技士の夫・モヘジさんの手を借りつつDIYしています。
今回の動画では1階の廊下をDIY。きっかけとなったのが娘さんの友達に汚いと言われたこと。アキさん曰く「暗い・狭い・安っぽい」廊下を変貌させていきます。

いきなりラスボスと対峙
まず手を付けるのがアキさんが「ラスボス」と呼ぶ巨大な重量級収納。玄関廊下の奥にある、床から天井までの高さの大きな縦引き出し式の木製収納棚です。収納不足を解消するためにモヘジさんが自作したもので、大量に収納できる反面、重くて使いづらかったそうです。

収納の中身を出して解体していきますが、「デカい。怖い」と工具片手に立ち尽くすアキさん。「思い返せば、この廊下DIYで一番大変だったのがこの解体でした」と振り返ります。なんとかラスボスを討伐したあとは、玄関横に設置していた有孔ボードを撤去します。
巨大収納があったスペースはパントリーにしていきます。奥にあった和室への扉を壁を作ってふさぎ(和室への出入り口は他にもあるので出入りは可能)、解体した収納棚の板を白く塗装して再利用し、撤去した有孔ボードとともに取り付けて壁を作ります。可動棚のレールを取り付けてパントリーのベースが完成しました。

ドアをおしゃれに
続いては、廊下に面しているトイレ、リビング、洗面所の3枚のドアをDIYします。以前にリメイク済みのリビングのドアはリペイントし、トイレと洗面所のドアはモールディングを施してアンティーク感を出します。ドア枠や巾木なども塗装するのでかなりの作業量です。

トイレと洗面所のドアは、ベニヤを貼り付けて、その外側にカットしたモールディング材を枠のように貼り付けます。リビングのドアはアンティークブルー、トイレと洗面所のドアはミルクペイントのヘンプベージュと、「塗るだけでおしゃれになっちゃう系塗料」で、取っ手はスプレーで塗装します。
モールディングの位置がイメージと違っていて貼り直したり、トイレと洗面所のドア幅が違うことにあとから気付いて付け直したり……など失敗もありましたが、普通の茶色のドアがおしゃれカラーになりました。

フランス風の腰壁
「おフランス風インテリア」に憧れているというアキさん。次は解体した収納の廃材を使って腰壁を作っていきます。収納に使っていたベニヤを切ってフレーム状に貼り合わせてパネルを作ったら、腰壁にする部分の壁紙をはがします。
壁紙をはがすと残る裏紙は、はがす手間を考えてそのままに。パネルの真ん中はベニヤを貼らないため、裏紙に直接塗装します。本来は乾いた後に塗料が浮くためNGなのだそうですが、あえて自己責任でその方法を選択したのは……「家中に張り巡らされたコスパ壁紙とおさらばしたかった」(アキさん)と心の叫びが響きます。

ボンドでベニヤの枠を貼り付けてピンネイラで固定し、貼り終えたら巾木を付けて白、黒、ベージュを混ぜた色で塗装していきます。おフランス風な腰壁が完成しました。

アーチ壁で海外風に
続いてはパントリーの入り口をアーチ壁にします。アーチ型に切ったベニヤと、ベニヤを支える柱を用意します。柱を壁の下地に取り付け、アーチ型のベニヤを留めて行くのですが、木材が堅いし柱を付ける位置が高いしで難航。助っ人モヘジさんが堅い木材を颯爽と仕留め、夫婦共同作業で2枚のアーチ型ベニヤを取り付けた後、アーチ部分にベニヤでフタをしたらアーチ壁の完成です。

次はアーチ部分と壁を手で塗れる漆喰風塗料「モルモル」で塗っていきます。パテの役割も果たすので多少の段差も埋められるのがメリットな一方、壁紙に戻したいときにはがすのが面倒などのデメリットもあるのだそうです。手で塗った質感が好みではないということで、アキさんはあえてコテで塗っていきます。
壁を塗り、さらに床にラテブラウンのフロアタイルを貼ると、廊下の雰囲気ががらりと変わりました。

完成!
そして最後はパントリーにオープンシェルフを設置し、中身を収納していきます。解体した大型収納の板を棚板に再利用。カットした板をサンディングしてワックスを塗ります。棚板に棚受けを付けて、先に付けて置いた可動棚のレールに取り付けるとオープンシェルフは完成。
日用品を棚に並べると、生活感があふれる見た目に……突っ張り棒とIKEAのカーテンを入り口に付けて目隠しし、さらにニトリのかごにすっぽりと日用品を入れることで生活感もうまく隠れています。

パントリーの入り口横の壁は、ウィリアム・モリスの壁紙を貼った100均のフォトフレームや名言ワイヤーアート、麻ひもで束ねたフェイクグリーンで装飾し、瀟洒な雰囲気に。フェイクグリーンはほこりが積もったら「ばっさばっさと振る」だけでメンテできるのでズボラ向けなのだそうです。

パントリーと壁を整えたらDIYは完成。雑然とした印象だった空間が、すっきり片付いたおしゃれな空間になりました。

称賛と共感
素敵な廊下への変身には、「めちゃくちゃ素敵ですね そのセンスが羨ましいし、技術も素晴らしいです」「多少の失敗はあれど全然素人とは思えない仕上がりでびっくり…その根気もすごい!めちゃくちゃオシャレ!」「すっごく素敵になりましたね!!」と称賛が寄せられました。
また、失敗も包み隠さずユーモラスに話すアキさんのナレーションも楽しく、「親しみを感じた」「爆笑しながら見ました」「DIYももちろんですが、面白すぎるところ含めて天才では」という声や、「コスパ壁紙、外したい気持ちが死ぬほどわかる」「フェイクグリーンの埃をバサバサするところ、凄い共感できて、面白かったです」と共感する人もみられました。
動画提供:こじらせハウスお片付け隊+DIY(@kojirasehouse)

