「メダカが実家に帰ったような気分で暮らせる水槽を作りたい」。そんな思いから始まった“田んぼの土ビオトープ水槽”シリーズ第3弾の動画がYouTubeに投稿され、「すげ~!」と注目を集めています。
本物の田んぼの土で再現したビオトープ
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「水槽楽部ch」(@Suisougakubu-aqua)。このシリーズは、メダカ本来の生息環境である田んぼを水槽の中に再現する企画です。
土には、知人の田んぼから許可を得て譲り受けた本物の田んぼの土を使用。栄養や微生物が豊富な土を生かし、「メダカが暮らしやすく、最終的には繁殖まで目指せる環境づくり」をテーマに作り上げています。
使用した水槽は横幅30センチ、奥行20センチ、高さ14センチのロータイプ。「田んぼの土と植物だけ」というシンプルなレイアウトで、メダカが広々と泳げる空間を確保しています。田んぼの土を使った水槽は泥が舞いやすく、「どうしようもないかなとか思った」というほど水質管理が難しいそうで、投稿者さんは濁りを心配していましたが、底面フィルターがうまく機能し、水は驚くほど透明な状態を保っています。
第1回で植えたフイリヨシやペニーワートに加え、新たに植えたウォーターコインも順調に育っています。さらに、田んぼの土から自然発生したホウネンエビも元気に過ごしており、小さな生態系が少しずつ出来上がってきました。
繁殖を見据えて水草を追加
今回は、春の産卵シーズンを見据えて水草を追加しました。まず設置したのは、水草の種を発芽させたプレート。これを陸地と水中の境目に置きます。続いて投入したのが「マツモ」。マツモはメダカが卵を産み付けやすい水草として知られています。
主役の黒メダカ5匹を投入
環境が整ったところで、いよいよ黒メダカを投入。今回迎え入れたのは、オス3匹、メス2匹の計5匹です。水槽へ入れる前には時間をかけて水温や水質を合わせる「水合わせ」をおこない、慎重に新しい環境へ慣らしていきます。
そうして田んぼの土と水草で整えたビオトープの中を、ゆったり泳ぎ始めた黒メダカたち。投稿者さんは、この“故郷”のような環境で春の産卵期を迎え、卵を産み、仲間が増えてくれることを願いながら今後も観察を続けていくと締めくくりました。
投稿者さんはほかにも、X(@Clammbonaqua)にて日本産淡水魚や水生昆虫に関する情報を発信しています。気になる人はチェックしてみてください。
画像提供:水槽楽部ch(@Suisougakubu-aqua)さん
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