1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2021年6月にYouTubeへ投稿された、超巨大ガンプラに7機をミキシングする動画を紹介します。最終的に完成した“観音”の神々しさが反響を呼び、記事執筆時点までに173万回以上再生され、3万3000件以上の高評価を集めています。

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ミキシングで「ネオ・ジオング百式観音」を製作

 投稿者は、「オンドレヤス」(@ondoreyas)さん。YouTubeでは、ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』の動画や、プラモデル製作動画などを投稿しており、以前にはX(Twitter)に投稿したゲーム『アーマード・コア6(AC6)』ボスキャラ再現フィギュアが話題になりました。

 今回は、OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する超巨大モビルアーマーの超巨大プラモデル「HGUC 1/144 ネオ・ジオング」を製作。実はこのガンプラを作るのはこれで2回目なので、ただ普通に作るのではなく複数のガンプラを組み合わせてオリジナル機体を作る“ミキシング”により、オリジナルの「ネオ・ジオング百式観音」を作っていきます。

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ネオ・ジオングに7機を……

 ミキシングするキットは、漫画『機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の7人』に登場する2体1対のモビルスーツ「ディキトゥス」のうち、「HG 1/144 ディキトゥス(光のカリスト専用機)」を3キットと、「HG 1/144 ディキトゥス(陰のカリスト専用機)」を3キット。

 テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するモビルスーツ「百式」のプラモデル「HGUC 1/144 百式」と、その武器である「HGUC 1/144 メガ・バズーカ・ランチャー」。

 さらに、ネオ・ジオングのエフェクトユニット「HGUC 1/144 ネオ・ジオング用 拡張エフェクトユニット“サイコシャード”」も加えます。ちょっとミックスしすぎな気もしますが、どうなってしまうのでしょうか……?

ネオ・ジオングとミキシングするキットたち
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ガンプラとは思えないサイズ感

 まずはネオ・ジオングから仮組みします。とても大きなものも含む大量のパーツをカットして組んでみると、ガンプラとは思えないサイズ感になりました。

驚きのデカさ

 次に2体1対のディキトゥスを3組、計6機をまとめて仮組みしていきます。6機が並ぶとなかなか壮観ですね。なお、動画では百式とメガ・バズーカ・ランチャーは組み上がった状態で登場します。

ディキトゥス6機を仮組み
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ディキトゥスをネオ・ジオングの“手”に!?

 ここからミキシング作業に入ります。ディキトゥスは全身が手の形に変形するので、これをネオ・ジオングの腕に装着します。

ディキトゥスをネオ・ジオングの手にしてしまう

 柔軟に動かせるようにコトブキヤ「メカサプライ20 ジョイントセットD ガンメタVer.」というパーツを使用。このパーツを取り付けられるように、ネオ・ジオング側とディキトゥス側の双方に手を加えます。そのほか見映えを良くするために、各所の穴を埋めたり、合わせ目を消したりといった作業も進めていきます。

 ネオ・ジオングのコアユニットであるモビルスーツ「シナンジュ」が収まっているところには百式を入れたいので、まずはそのままシナンジュと入れ替えてみます。後ろ側から見ると百式の足が見えて情けない感じがしたので、プラ板を貼って中が見えないようにします。

 また、背中中央のシナンジュシールドは百式に合わないと感じたので、これをメガ・バズーカ・ランチャーに付け替えます。肩のスラスターにはLEDを埋め込みました。

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バスタブでパーツを洗浄後に塗装

 洗浄のため仮組み状態からいったん分解します。通常は超音波洗浄機を使いますが、そこに入らない巨大パーツはバスタブで洗剤を使って洗浄します。

ガンプラ製作工程とは思えない光景

 乾燥させたら塗装です。メッキ調の塗装を施すため下地としてグロス(光沢)ブラックを吹き付け、大量のパーツをバスルームのヒート乾燥機能でまとめて乾燥させます。

 次にメッキシルバーを吹き付けて適度にギラつかせたら、水性カラーのクリアイエロー等を塗装。塗っては乾燥させ、塗っては乾燥させ……という工程を繰り返してキレイなゴールドに仕上げます。

ゴールドに仕上げたパーツたち

 それとは別に、百式のブルー部分はクリアブルー、レッド部分はクリアレッドのメッキカラーにしました。

今回使用した大量の塗料

荘厳なネオ・ジオングが完成

 完成したゴールドカラーの「ネオ・ジオング百式観音」は、サイコシャードの光背と6本のディキトゥスの腕を持つ異形のネオ・ジオング。コアユニットの百式は両手で合掌しており、どこから見ても荘厳そのものです。これはすごすぎる……!

「ネオ・ジオング百式観音」が完成!
合掌する百式

 なお、脚のようなタンク(シュトゥルム・ブースター)は「ネオ・ジオング百式観音」が重すぎて付け根が折れそうだと判断して最終的には付けない判断となりました。

苦行を振り返り「地獄の極地みたいなガンプラでした」

 このすばらしい色彩を出すため、多い箇所では8回も重ね塗装を施したそうです。また、光背にしたサイコシャードはメッキ下地のクリアイエロー、クリアオレンジ、クリアレッドでグラデーション塗装しています。

通常のネオ・ジオングと比較

 その大変な作業を振り返ったオンドレヤスさんは、「地獄の極地みたいなガンプラでした」と正直な思いを吐露。その上で、「過去作の中でもダントツトップの苦行でしたが、その分良いものができあがり満足です」と感想を述べています。

「もはや芸術品」「拝みたくなってきた」と反響

 ほかのガンプラのパーツを流用するのではなく、完成したガンプラをそのままパーツにしてしまった驚きの作品に、「《ネオジオング百式観音》というパワーワード笑」「いいぞもっとやれ!」「馬鹿じゃねえの(最大限の褒め言葉)」「ラスボス倒した後に辿り着く隠し世界の裏ボスのようです」「完成したのは仏様なのに、作業工程は地獄」「ここまで神々しく見えると、もはや芸術品よ」「寺とかに普通に置いてあっても違和感無さすぎる……」「凄い……ガンプラに拝みたくなってきたの初めてや……」というコメントが寄せられています。

「オンドレヤス」動画まとめ

動画提供:YouTubeチャンネル「オンドレヤス」(@ondoreyas

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