SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は2026年3月にX(Twitter)で話題を呼んだ、「何回やっても自販機に入らない50円玉」について、投稿者のyuri(@yuri_ncnl)さんに話を聞きました。

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自販機がどうしても受け付けてくれない50円玉

 話題のきっかけは、yuriさんの財布に紛れ込んでいた50円玉。なにげなく自販機に使ったところ、何度入れても返却口に吐き出されたといいます。

 硬貨には、自販機に認識されにくい個体がたまにあるものですが、この50円玉はその中でもかなりのレアケースでした。表側こそ普通に菊の模様が刻まれているのですが、裏側は目を疑うような状態だったのです。

一見すると普通の50円玉
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裏側が削られたかのようにザラザラ

 裏返してみると、表面はまるで荒っぽくヤスリで削られたようにザラザラ。額面の「50」はかろうじて残っているものの、ほかは「平成」のあたりが少々盛り上がっているように見える程度です。これならば自販機が正常な硬貨と認識しないのも当然ですが、それよりも、この50円玉の正体が気になるところです。

まるでヤスリで削られたような裏面。むしろこっちの質感がヤスリっぽい

正体は「ヘゲエラー硬貨」?

 どう考えても規格外な硬貨に、yuriさんが「何コレ」と困惑した投稿は、公開当時に約600万回表示され、約2万7000件の“いいね”を獲得するなど広く拡散されました。リプライ欄などには「これは……」「激レア」「何があった」「薬品で腐食させたようにも見える」など、さまざまな声が寄せられました。偽造を疑う人がいる一方で、「わざわざ額面も希少性も低い硬貨を偽造するメリットはない」とする意見も見られます。

 そんななか有力視されたのが、製造工程上の不備で生まれた「エラーコイン」とする説。表面の一部がめくれたり剥がれているケースは「ヘゲエラー」と呼ばれており、話題の50円玉もその一例だろうとするものです。

 Xをざわつかせてから約半年がたった現在、yuriさんは50円玉をどう扱っているのか? ねとらぼ編集部はあらためて取材しました。

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珍しい50円玉の現在は

―― あの50円玉はどこで入手されたか覚えていますか? また、違和感を覚えた当時の状況についても教えてください。

yuriさん きっとどこかのお釣り等に交ざっていたのだと思いますが、いつの間にか財布の中にいました。何度も自販機から吐き出されるのでおかしいと思ってよく見たら、「え! なにこれ!?」という感じですね……。

―― あの当時、投稿がバズったときの心境を教えてください。反響のなかで、特に印象に残っているコメントは何かありますか?

yuriさん 最初は投稿したことで、「正体が分かる人が現れてくれたらいいな~」くらいの気持ちでした。それがまさかあんなに反応をいただけて驚きましたね。

 反応のなかでは、多くのかたが「エラーコイン」「偽物では?」と推測するなかで、「たぶん25円なんじゃね?」と大喜利のようなリプライをされたかたが特に印象的でした! こういうユーモアのあるコメントが大好きなのでw

―― その後、50円玉はどうされましたか? 保存されているのか、使ったのか気になりまして……

yuri 正直なところ、価値のあるエラーコインなら鑑定に出すことも考えましたが、どうやらヘゲエラーに関してはそこまで価値があるわけではなさそうなので、記念に残してあります。

画像提供:yuri(@yuri_ncnl)さん

※当記事では、X社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてポストを利用しています

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