日本の知られざる観光地(?)を特集した『るるぶ』が、X(Twitter)に驚きをもたらしています。投稿は記事執筆時点で235万回以上表示され、4万件以上の“いいね”を獲得しています。
誰も知らない「蓋ヶ瀬」版るるぶ
投稿者の本間悠(@honyanohomma)さんは、佐賀之書店(佐賀県)の店長。新聞や文芸誌で本を紹介したりテレビに出演したりと、メディアでも活躍しています。
今回話題を呼んだのは、Xで「え、ここどこだよ」と紹介した1冊。一見するとJTBパブリッシングの旅行ガイド『るるぶ』ですが、特集されているのが「蓋ヶ瀬(ふたがせ)」なる謎の地域なのです。
表紙は不安な要素だらけ
表紙には「いざっ未踏の地へ! 新しい自分にであう旅」「心うるおうのんびりライフ」などと明るいキャッチコピーが躍る一方で、いわくありげなトンネルの写真に「見えませんか」と不穏なメッセージ。本来なら「’27最新版」と入るはずの箇所が「■■版」だったり、湖面を眺める女性に「縺ゅj縺後→縺」などと文字化けめいたセリフが付いていたり、不安を誘う要素だらけです。
まるで現実が得体の知れない何かに侵食されたような恐ろしさですが、少しページをめくれば、ちょっと気持ちは落ち着くはずです。「※本ガイドブックはフィクションです」――実はこの『るるぶ』、架空の地域を舞台にしたモキュメンタリーホラー。定番のガイドブックを装いつつ、蓋ヶ瀬の恐るべき秘密をつづっているのです。
恐怖のモキュメンタリーに反響
本間さんも「他版元に出来ないことやっててかっこいいじゃん……!」と驚いた『るるぶ』は、「こういう挑戦的なの大好きです!」「発想が天才すぎ」「めちゃくちゃ気になる」と話題に。実際売れ行きも好調のようで、8月28日の発売から4日で重版が決定したとのことです。
画像提供:本間悠(@honyanohomma)さん
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