生け垣を取ると敷地内が丸見えになってしまう物件で、庭と外構をフルリフォームする様子がYouTubeに投稿されました。メンテナンスしやすい環境へ変えるべく作業していく様子は、記事執筆時点で10万2000回再生を超えています。

築12年。管理が大変だったお庭を、目線が入らないメンテ不要のお庭にフルリフォームしたら…【総集編】
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手入れを簡単にしたい

 動画を投稿したのは、奈良県で外構工事や庭のリフォームをしている「いろは造園」のYouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」(@irohazoen)。以前には、砂利だけで殺風景だった庭をリフォームして生まれ変わらせる様子が話題になりました。

 今回の舞台は築12年の家。草むしりや生け垣の剪定(せんてい)、落ち葉の除去、芝刈りなどやるべき作業が多く、駐車場も含めて管理が大変だったそうです。そこで庭および外構の全面的なリフォームを行い、外観をキレイにしつつ簡単な手入れで済む環境へ作り変えていきます。

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“家の顔”である門柱の汚れ

 まずは“家の顔”である門柱をチェック。経年劣化により白い壁の塗装は一部が剥がれており、依頼者の手で補修された跡がありました。門柱の内側は日光が当たらないこととその色合いから、黒い汚れがどうしても目立ってしまいます。幸い大きなヒビ割れはないため、壁を洗浄した後に仕上げ用の塗材で全面をコーティングするだけで済みそうです。

メンテナンスの容易な環境を目指してリフォーム!

 リフォームした結果、少し濃いグレーの塗材を使ったことで黒い汚れは目立ちにくくなり、門柱全体の雰囲気も大きく変化しました。新しく取り付けた笠木はアルミ製のため掃除がしやすく、水の侵入と汚れの付着もより強力に防いでくれます。

印象がガラリと変わった

駐車場の雑草問題

 門柱のすぐ隣にある駐車場は、タイヤの乗る部分にだけコンクリートや板石が敷いてある状態でした。むき出しとなった地面の一部には雑草対策として砂利や平板を追加したものの、その隙間からポツポツと植物が生えてきてしまうとのこと。

駐車場は一部だけコンクリート敷きだった

 草むしりなどのメンテナンスの手間を最小限にするため、駐車場各部の隙間を埋めるようにコンクリートを追加しました。合わせてカーポートの奥にあった植栽を撤去。植木がなくなった分、車後方の空間が広がったのでトランクは開けやすそうです。

これで雑草は生えない
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生け垣の代わりに……

 同物件の手入れを困難にしている最大の理由は、生け垣として植えているレッドロビンです。樹勢が良いため目隠しとしてしっかり機能してくれますが、剪定はその分大変。毎年切ってもどんどん伸びる上、落ち葉が駐車場や庭、通路など敷地内のあちこちに散らばってしまいます。

 そこでレッドロビンを全て抜根(ばっこん)。すると庭が外から丸見えとなってしまうため、代わりにウッドフェンスを設置しました。このフェンスは表側がつるりとした化粧仕上げであるのに対し、裏側は凸凹が目立つ粗い仕上がり。その作り故に比較的安価なため設置費用を抑えられるというメリットがあります。

 庭へと続く通路は一部が砂利敷きで、途中からは芝生敷きという構成。砂利敷きエリアはレッドロビンの落ち葉が取りにくく、芝生エリアは定期的な芝刈りが必要という課題をそれぞれ抱えていました。しかし、生け垣はウッドフェンスに変わり、地面は防草シートと砂利を組み合わせたものに統一。手間の“発生源”がなくなったことで、とても管理しやすい環境となりました。

通路は砂利敷きのため掃除が大変
生け垣と芝を両方撤去
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庭は大胆に変えた

 通路を抜けた先にある庭も天然芝が敷かれており、奥にはカシの生け垣が設けられていました。成長が早いため今や専門業者でなければ対処できないほど樹高は高くなっており、屋根に届きそうなほど。緑豊かな庭ですが、掃除や剪定も大変です。

緑は豊かな庭

 庭をより使い勝手の良い空間とするため、カシは抜根して芝生も撤去。代わりにタイルデッキを構築しました。リビングの掃き出し窓および勝手口と地面の段差が小さくなったため、家と庭を行き来するのはとっても楽チン。合わせてデッキの上にはテラスを設置したので、気軽に庭へ出て洗濯物を干せます。

タイルデッキで歩きやすい環境に!

 デッキにすると床面の高さが上がるため、目隠し用ウッドフェンスの取り付け位置もそれに合わせて高くしなくてはいけません。そこで元からあった壁の上にブロックを積み、フェンスの高さを調整。ウッドフェンスやカーポート用の屋根のおかげで、外からの視線が気にならずゆったりと過ごせるプライベートな空間になりました。

 また、タイル張りとするに辺り、あらかじめデッキの下にはパイプを仕込んでおきました。テラスに落ちた雨水は雨どいを伝ってこのパイプへ流れこみ、やがて会所(かいしょ)を通って排水されます。会所そのものはタイルと同じ柄のフロアハッチで隠しているため、しっかりとした排水性を保ちながらも統一感のあるデッキとなっています。

緑もある使いやすい空間に

 しかし、この庭から緑が完全になくなった訳ではありません。タイルデッキの一角、掃き出し窓から見える位置にアオダモの他、オタフクナンテンやビバーナムティヌス、フッキソウなどさまざまな低木と草を植えました。これでリビングにいながらでも季節の流れが感じられそうです。

リフォーム前は雑草と芝が混在
緑もある使いやすい空間となった

 YouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」では、失敗しない庭造りや無駄のない外構工事のノウハウを公開中。また、X(Twitter/@irohazoen)やInstagram(@irohazoen)でも情報を発信しています。

「Garden Produce TV / いろは造園」動画まとめ

雑草が生い茂る庭に限界が来たので500枚の平板を敷き詰めて雑草対策をした【家一軒が建つお庭のリフォーム#総集編】
砂利だけで殺風景だったお庭が、管理がしやすく想像以上に素敵なお庭になるまでの全工程【総集編】
車と壁の隙間が約1cm!今にも激突しそうな駐車場をリフォームして電動シャッターまで付けた【総集編】

画像提供:YouTubeチャンネル「Garden Produce TV / いろは造園」(@irohazoen

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