娘のために5年間で22着ものプリンセスドレスを作った父親の投稿がInstagramで注目を集めています。動画は記事執筆時点で再生数167万3000回を突破し、32万7000件以上の“いいね”を獲得しています。

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1歳の娘に作った白雪姫風ドレス

 投稿したのは、米在住のファッションデザイナー「Wayne Hwang Costume Designer」(waynewhwang)さん。娘さんが歩き始めたころから、さまざまなプリンセスをイメージしたドレスを手作りしています。

 動画の冒頭に登場するのは、Wayneさんが娘さんのために初めて作った白雪姫風のドレスです。当時1歳だった娘さんは、濃紺の身頃と赤いリボン、金茶色のふんわりとしたロングスカートを組み合わせた衣装を着用。小さな体を包む大きなスカートを揺らしながら、一生懸命に歩いています。

とってもキュートな白雪姫(※画像はInstagramアカウント/「Wayne Hwang Costume Designer」から)
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華やかさだけでなく着心地も重視

 それから5年間、Wayneさんが娘さんのために作ったプリンセスドレスは、合計22着に達しました。

 動画には、紫色の布や花飾りを使ったラプンツェル風のドレスや、青緑色の布に銀色の装飾を施した豪華なドレスなども登場します。娘さんの成長とともに衣装のサイズは大きくなり、デザインや構造も少しずつ本格的になっていきました。

成長とともに増えるドレス(※画像はInstagramアカウント/「Wayne Hwang Costume Designer」から)

5年間で学んだドレスづくりの技

 Wayneさんが5年間のドレス作りで学んだ最初のポイントは、スカートのシルエットを支える土台をきちんと作ることでした。ドレスの内側に着用するフープスカートやパニエは、完成後には外からほとんど見えません。そのため、Wayneさんは当初、「見えない部分だから」と省略していたそうです。

 しかし、土台を使わずに大きく広がるシルエットを作ろうとすると、表側に重い布を何層も重ねる必要がありました。結果としてドレスが重くなり、制作にもかえって倍以上の時間がかかってしまったといいます。

 そこで現在は、最初にしっかりとした土台を作り、その上に軽い生地を重ねる方法を採用。フープでスカートの形を支えることで、大量の布だけに頼らなくても、プリンセスドレスらしい豊かなボリュームを出せるようになりました。外から見える刺しゅうや装飾だけではなく、完成時には隠れてしまう部分にも手をかけることが、美しいシルエットへの近道だったのです。

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快適に着用できるドレス作りを

 2つ目のポイントは、ドレスを着る娘さんの快適さです。フープスカートがずれ落ちにくくなるよう、Wayneさんは土台にサスペンダーを付けています。さらに、インナーとドレスをボタンで固定できる構造にするなど、着用中に衣装がずれない工夫も加えました。

 表側に重ねる生地も、見た目だけではなく役割に応じて選んでいます。柔らかく軽いシフォンは、歩いたり回ったりしたときに優雅な動きを生み出すために使用。一方、張りのあるオーガンジーは、スカートにボリュームを与え、形を保つために使っています。ドレスを飾って眺めるだけでなく、実際に娘さんが身に着けて過ごすことを考えた工夫です。

着心地も大事(※画像はInstagramアカウント/「Wayne Hwang Costume Designer」から)

 3つ目は、1着を複数の形で着用できる、コンバーティブルなデザインにすることです。床まで届く長いスカートは華やかに見える一方、子どもが遊んだり踊ったりするときには動きを妨げることがあります。そこでWayneさんは、ドレスのウエスト部分に隠しファスナーを取り付けました。

 ファスナーを操作すると、長いスカートの一部を取り外したり丈を短くしたりでき、動きやすいドレスに変えられる仕組みです。記念撮影や登場時にはロングドレスとして楽しみ、その後は短い丈に変えて自由に遊べます。

 ここでも、見た目の豪華さだけではなく、娘さんの動きや一日の過ごし方まで考えた機能的な一着に仕上げる工夫が見られますね。

娘さんのことを考えたすてきな工夫(※画像はInstagramアカウント/「Wayne Hwang Costume Designer」から)
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5歳の娘もドレス作りに参加

 初めてドレスを着たころは、まだ小さかった娘さん。しかし現在は、Wayneさんからミシンの使い方を教わり、自分でも制作に参加するようになったそうですよ。過去の投稿でも、5歳になった娘さんがデザインや縫製を手伝っていることが紹介されています。父親が一方的に衣装を作るところから始まった取り組みは、少しずつ父娘が一緒に作る活動へと変化しています。

 Wayneさんは、いつか娘さんと一緒にプロムドレスを作ることを楽しみにしているとのこと。今回の投稿の最後には、「次は娘のために何を作るべき?」と呼びかけ、次の衣装が出来上がるまでの過程も見守ってほしいとつづりました。

「思い出もドレスも一生残るね」「最高の子ども時代」などの声

 コメント欄では「この思い出もドレスも一生残るね!」「彼女こそ本物のプリンセス!」「すべての女の子が夢見るような最高の子ども時代を過ごしている」「すべてのドレスを保管していてほしい! 将来、孫やひ孫たちもこの壮大なドレスで遊べるね」「彼女には最高の先生と、裁縫を学ぶ最高の動機があるんだね」「最高のパパ」「いつかウエディングドレスも作って、これまでのドレスを結婚式の映像で振り返ったら最高だろうね」「専属デザイナーが無料でいてくれるなんて!」などの声が見られました。

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