一部の色が抜けてしまった着物を、浮世絵風の絵付けで美しくよみがえらせた作品がX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で1万6000回以上再生され、700件以上の“いいね”を獲得しています。

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白抜きしてしまった着物を絵付けでカバー

 投稿したのは古い着物や帯に絵付けをして販売している「絵処まほろば工房」のやたまる(@yatamaru2)さん。以前は、馬に見える帯結びをお披露目して話題になりました。

 今回話題になったのは、染み抜きに失敗して白抜きしてしまった着物に絵付けをしたという投稿。依頼を受けて着物の絵付けを手掛けたやたまるさんは、依頼主の夫が消防士であることにちなんで、浮世絵風の「火消し」を描きました。 これはカッコいい!

白抜きが目立っていた着物
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浮世絵風の絵付けで生まれ変わった着物

 元々は絵柄の入っていない紫一色の着物で、白抜き部分がどうしても目立っていました。そこで、色が抜けた部分を絵付けで隠すことに。火消しが使っていた「纏(まとい)」の文字をモチーフにした「わ」の文様を描くことで、白くなった部分を目立たなくしました。さらに、全体のバランスを考えて「春」と「さ」の文様も描き加えています。

最初からこういう着物だったみたいです
消防士の夫にちなんで火消しの絵がテーマ

 また着物の裾には纏を手にした勇ましい2人の火消しと、彼らに憧れる子どもたちの姿を浮世絵風に絵付け。依頼主から火消しに救急車の刺青を入れてほしいとアイデアをもらったそうで、1人の腕には救急車を、もう1人の腕には消防車を描きました。江戸と令和のミックスが新鮮ですね。

火消しの腕をよく見ると救急車と消防車の刺青が!

 依頼主さんは夫の出初式でこの着物を着用する予定とのこと。思いがけないシミ抜きの失敗をきっかけに、夫の晴れの舞台にもぴったりな、世界に一つだけの着物が生まれました。

「粋です!」「ものすごく素敵」と反響

 白抜きをカバーした絵付けの投稿には「粋です!」「絵の中の絵ならぬ刺青とは、すごい」「ものすごく素敵」など、称賛の声が寄せられています。

画像提供:絵処まほろば工房・やたまる(@yatamaru2)さん

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