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グローバル展開に注力! コーエーがネット戦略発表
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2002年7月5日 |
コーエーは7月5日,横浜の同社内においてWindows用ネットワークSLG「三國志 Battlefield」(8月末発売・記事末写真)を発表した。日本以外にも,台湾・韓国でも同時発売される。ベータテストも7月10日からスタートする。
最初に壇上に立った,ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウ氏は,「コーエーの代名詞でもある“三國志”は,SLGやアクションなどさまざまな展開を見せてきた。今回も会社としても初のジャンルに挑戦する」と挨拶。その言葉からも分かるように,「三國志 Battlefield」は,日本ではめずらしいリアルタイム戦略SLGになっているのだ。
発表会では,ゲームそのものの説明の前に,同社の「ネットエンターテインメント戦略」についての解説も行われた。
同社では,“人と人のつながり”に加え,サーバとの協調やクライアント同士の連携を例に挙げ“新しいゲームシステム”の創造に臨むとしている。コーエーのネットゲームをプレイするには,PCやPS2などクライアント機から,同社が展開している「GAMECITY」を経由していく戦略がとられている。
コーエーでは,先日発表されたPS2「信長の野望 Online」などに引き続き,毎年新作オンラインゲームをリリースしていく計画。そのゲームジャンルや対応プラットフォームも,多岐に渡るものが検討されているという。さすがあらゆるノウハウを誇るゲームメーカーだ。 さらに,マルチ言語同時開発を展開していく戦略も発表され,前述の台湾・韓国以外にも北米や欧州の市場を見据えた展開もしていきたいとしている。
こうしたネット戦略を具現化した第1弾が,今回のWin用「三國志 Battlefield」だと言えよう。ゲームの詳細はこちら。
[SOFTBANK GAMES]
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