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“初心に帰る”サクラ大戦歌謡ショウ舞台稽古公開
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2002年7月13日 |
今年も夏の風物詩,「サクラ大戦歌謡ショウ」が8月15日から開催される。今回は青山劇場に舞台を移し,「花組スーパー歌謡ショウ 新編八犬伝」としてサクラ史に新たな歴史を刻むこととなる。7月13日,その稽古のもようが報道陣に公開された。
「歌謡ショウ」は,ゲームやアニメでお馴染の「サクラ大戦」の出演者の面々が,実際に自分の役で歌や舞台を披露する公演で,夏と正月に行われている。夏の公演は今回が通算6回目。
今回,新たに“スーパー”が付く所以について,作・演出の広井王子氏は,「初心に帰るという意味で新たな名称にした。最初の“愛ゆえに”のときの舞台ができた嬉しさを忘れず,(過去5年もやって来てので)“できてあたり前”というようにならないように」と説明している。
同時に広井氏は,「青山劇場の舞台装置を最大限に活用して,歌舞伎のようなハデな見せ場を公演の最初から見せる」とも話している。期待すべし!
今回の「新編八犬伝」の「7人がそれぞれの見せ場を持ち,“7人のスタァ”が活躍する八犬伝をお見せできる」としている。
もちろん,帝国歌劇団・花組&かえでさんも全員参加。そして,今回が歌謡ショウ初参加となる米田中将役・池田勝氏も急きょマスコミとの質疑応答に参加してくれた!
「スーパー歌謡ショウだから“スーパー真宮寺さくら”を見せる」(さくら役・横山智佐さん), 「出演者とお客さんのエネルギーのやり取りが今回も楽しみ」(マリア役・高乃 麗さん), 「空を飛ぶのに減量しなくてもいいと言われたので安心した(笑)」(舞台で空を飛ぶことが決定しているアイリス役・西原久美子さん), 「立ち回りをやらせてもらうので期待してほしい」(李紅蘭役・渕崎ゆり子さん),「織姫は新春歌謡ショウに出てないので夏の活躍をお楽しみに」(織姫役・岡村麻弥さん), 「ゲームをプレイた人なら鳥肌が立つようなシーンもあるのでみんなで見にきて欲しい」(レニ役・伊倉一恵さん), 「今回は重要な役をいただいたので頑張ります」(大神役・陶山章央氏)などとそれぞれコメント。
そしてカンナ役・田中真弓さんは,「相棒(すみれ役・富沢さん)のいない初めての歌謡ショウ」と少し寂しそう。「でも新たな花組を見せられれば」としていたぞ。 そして,注目の池田氏は「みんなと一緒にできることとなって嬉しい」と話す。新劇のベテラン役者として知られる池田氏の参加で,(4年以上出演の交渉をしていたという)広井氏も「舞台が締まる」と喜んでいた。 かえで役・折笠愛さんも「支配人が参加してくれたので,私も安心して舞台に望める」と池田氏の参加に嬉しそう。
この後,2曲分の稽古が披露されたが,従来以上に役者の振りや位置取りなどが洗練・かつ大掛かりになっていて,ますます華やかな舞台になることを予感させた。「ゲキテイ」も見れて幸せでした。
出演者・スタッフからのコメントは,どれも自信と挑戦を感じさせるものばかりだった。「スーパー」に期待していいぞっ! 今年の夏も,「サクラ」の舞台でさらにアツくすごそう!
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