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「ネットげーせん」,著作権侵害の恐れ発覚で延期
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2002年9月17日 |
メディアカイトは,8月27日に発表した「ネットげーせん」に関する調査結果をふまえ,正式にサービス延期を発表した。
「ネットげーせん」は,'70年代から'90年代に一斉を風靡した名作アーケードゲームを,ネット上で配信するサービス。1プレイ1コインで遊べるACの雰囲気を,そのまま自宅で楽しむことができるというもの。
しかし,ネット掲示板などで「ネットげーせん」が利用しているプログラムが第三者の著作物を無断で使用しているのではないか,という指摘があり,メディアカイトらが調査を進めていた。
その結果,今回,香港Billybala Holdingsにライセンスを受け利用する予定だったゲーム配信システム,「OAGC」システムプログラムの一部に第三者の著作権を侵害する恐れのあることが判明したという。
そのためメディアカイトでは,該当部分のプログラムをすべて破棄し,新たなプログラムの開発を行うことでBillybala Holdingsと合意に至ったという。
メディアカイトでは,新たに供給されるプログラムが第三者に対する著作権侵害がないことを含め,検収が完了するまでは「ネットげーせん」のサービス開始を延期することとなった。
[SOFTBANK GAMES]
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